就職プロセス調査（2026年卒）「2025年12月1日時点内定状況」

就職内定率は94.8％で前年同水準。就職活動で苦労したことは「面接を受ける（対面）」「自己分析」が5割弱

株式会社インディードリクルートパートナーズ

2025年12月15日 11時00分

株式会社インディードリクルートパートナーズ（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：淺野健）のリサーチセンターは、学生調査モニターの大学生・大学院生を対象に「就職プロセス調査」を実施いたしました。このたび調査結果がまとまりましたので、一部を抜粋してご報告申し上げます。

解説：リサーチセンター上席主任研究員栗田貴祥

12月1日時点の大学生（大学院生除く）の就職内定率※1は94.8％（－1.8ポイント）※2、進路確定率は92.5％（－1.5ポイント）で前年同水準の結果となりました。民間企業への就職が決まった学生に、就職先を確定する際に決め手となった項目を聞くと、「自らの成長が期待できる」が50.1％で最も高く、「福利厚生（住宅手当等）や手当が充実している」が47.3％、「希望する地域で働ける」が40.9％と続きます。さらに、最も決め手となった項目に絞って聞くと「自らの成長が期待できる」が17.1％で一番高いですが、前年と比べると4.3ポイント減少しました。また、就職活動で苦労したことを聞くと、「面接を受ける（対面）」「自己分析」「エントリーシートなどの書類提出」の順で高い結果となりました。学生からは「自分の考えを簡潔に伝えることが難しかった」「自分のやりたいことが見つからなかった」など、自分自身を知ることや、相手に伝えることに苦労したという声が聞かれました。2026年卒の皆さんが苦労した面接や自己分析には、第三者の客観的なアドバイスも有効です。2027年卒の皆さんには、あなたのことをよく知る家族や友人、身近な社会人、キャリアセンターなどの力を借りることも大切にしていただければと思います。

※1 内々定を含む ※2 ( )内数値は前年同月差