CASとObiter ResearchがSciFinder の複数年契約で合意

Obiter Researchの研究者がSciFinderでのみ得られる正確で網羅的な最新情報を再び利用できるようになりました。

化学情報協会は、米 Chemical Abstracts Service (CAS) が発表したプレスリリースを受けて、国内向けに次のとおり、お知らせいたします。米 CAS の発表情報は下記をご覧ください。
http://www.cas.org/news/media-releases/cas-and-obiter-research

(オハイオ州コロンバス発、2014年10月7日)- 化学情報の世界的権威であるChemical Abstracts Service (CAS)は本日、化学研究および化合物製造の受託企業Obiter Research がSciFinder の複数年契約を結んだことを発表しました。これにより同社の研究者はSciFinderを利用して、化学および関連分野の正確で網羅的な最新情報に再びアクセスできることになります。

Obiter Researchは医薬・農薬・バイオテクノロジーなどの企業や研究機関からの委託により、複雑な多段階反応による化合物を合成することを専門としており、困難な製造プロセスにおいて、極めて高い成功率を武器に、受託生産部門の拡大を図っています。

Obiterの会長兼研究主幹William Boulanger博士は「SciFinderは我々の持つ最も重要な研究ツールのひとつです。合成計画を立てるときに必要なのは化合物の最新情報だけではありません。目的次第では、最新の合成法が必ずしも最適の合成法ではないからです」と話しています。

Boulanger博士によれば、19世紀に遡る文献が必要になることも少なからずあり、したがって過去の科学文献を広く収録しているSciFinderにしかないコンテンツへのアクセスは極めて重要です。Obiterの研究者はこの巨大データベースのコンテンツを利用して合成法・実験手順・物性データの評価を行い、また原報全文にもアクセスしています。同社は良心的な価格で製品を提供するために最適な方法を見出すことで、この利点を顧客に還元しています。

Obiterはまた化学製品の範囲を、医薬中間体のみならず、モノマーや放射性ヌクレオチドのキレート化剤などに拡張しており、これらの販売を支援するため、世界の市販化学品の重要な情報源であるCHEMCATSにも販売元の一つとして掲載しています。CHEMCATSはSciFinder、STNなどのCAS製品を通じて利用することができ、Obiterが自社製品をアピールするばかりでなく、顧客にとっても必要なときに製品・価格情報が得られる便宜を提供しています。

かつてObiterはSciFinderの利用者でした。その後、短期間だけ別の化学情報データベースを使用しましたが、自社の研究ニーズには不十分であると判断しました。

CASのマーケティング部門の最高責任者Christine McCueは「市場の要求に応え事業を拡大するために必要な広範囲のコンテンツをObiterに提供できるのは喜ばしいことです。同社の復帰は私たちのデータベースとSciFinderの卓越性を証明するものと考えており、急成長している同社の事業に必須の情報源と評価されたことを誇りに思います」と語りました。

SciFinder について
SciFinder は化学者を中心とする科学者向けの優れた研究ツールであり、科学者が生産性を上げ、新しい発見を加速するために必要不可欠なコンテンツと機能を提供しています。現在フォーチュン誌の売上高上位 500 社の有力企業、および世界中で 2,150 以上の大学・政府機関が SciFinder を利用しています。
▽詳しくは http://www.jaici.or.jp/SCIFINDER/index.php をご覧ください。

CAS について
米国化学会(American Chemical Society)の情報部門であるChemical Abstracts Service(CAS)は、化学情報の権威として世界に知られています。CAS は化学物質に関する世界の公開情報すべてを収集し組織化することを目的としている世界で唯一の機関です。CAS に所属する科学者が構築と品質管理を行っている CAS データベースは、最も網羅的で信頼性のあるものとして世界中の機関に認められています。CAS はこれらデータベースと最新の検索・解析技術を組み合わせた SciFinder やSTN の各製品・サービスなどを通じて、科学的な発見をサポートする最新かつ網羅的なデジタル情報環境を提供しています。
▽詳しくは http://www.cas.org をご覧ください。

【化学情報協会(略称:JAICI)について】
化学情報協会(所在地:東京都文京区)は、化学技術情報の流通を図るため 1971 年に設立されました。米国をはじめ世界各国の情報機関などと協力関係を築き、日本の研究者をサポートする情報センターとして、大学・企業などの情報取得・分析から研究・開発までを支援しています。
▽詳しくは http://www.jaici.or.jp をご覧ください。
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