レーザー距離計 Leica DISTO™ D810 touch 測定範囲250m化
写真を使って横幅や面積測定ができる屋外モデル
スイスに本社を置く測量機器メーカー、ライカ ジオシステムズ株式会社(東京都文京区本駒込)は、レーザー距離計Leica DISTO™ D810 touchの測定範囲が250mに延長しましたので、ご案内いたします。
1.レーザー距離計 Leica DISTO™ D810 touchについて
本製品は、従来のレーザー距離計Leica DISTO™ シリーズの使い方である直線距離測定や、距離と傾斜角から離れた場所の高さや高低差を算出する、という方法に加え、内蔵カメラで撮影した写真を使い、横幅や面積の測定ができるモデルです。
測定後に画面のスクリーンショットを撮り、USBケーブルでPCへ出力することで、測定記録用のデータとしてご活用いただけます。建築・土木業界をはじめ、サイン業界、鉄道業、大学、研究機関などで広く使用されています。
製品の詳細は、こちらをご覧ください。
http://www.leica-geosystems.co.jp/jp/Leica-DISTO-D810-touch_104560.htm
2.測定範囲の延長を可能にした技術: X-Range パワーテクノロジー
本テクノロジーは、今年3月にリリースした3次元の座標情報から2点間距離を測定できるレーザー距離計Leica DISTO™ S910 開発に際し、測距パフォーマンスを向上させるために生まれた技術です。Leica DISTO™ D810 touchの測定範囲を、200mから250mに延長させただけではありません。これまでは、反射の弱い対象物や太陽光が当たっている場所では、測定に時間がかかる、場合によっては測定できないという現状がありました。
本技術により、近距離はこれまで以上に高精度で、長距離においては、短時間で正確に、そして省エネルギーでの測定が可能になります。
* 以下の条件で適用されます: 反射率100% (白塗りの壁)、強い光がないこと、25℃
** 以下の条件で適用されます: 反射率100% (白塗りの壁)、周囲の明るさが30,000ルクスであること
3.レーザー距離計 唯一の規格に則った仕様変更: ISO 16331-1
レーザー距離計の仕様に記載されている精度や測距範囲の値は、これまで各メーカーの自己基準によるものでした。「ISO 16331-1」という規格ができたことで、独立機関によるレーザー距離計の仕様検査ができるようになり、同一基準のもとで製品の比較が可能となっています。2012年以降に発売した弊社レーザー距離計Leica DISTO™ シリーズは、すべてこの規格に適合しています。今回の測定範囲延長も、本規格に則って仕様変更されています。
詳細については、こちらをご覧ください。
http://www.leica-geosystems.co.jp/jp/ISO-Norm-for-Range-and-Accuracy_98536.htm
弊社Website http://www.leica-geosystems.co.jp/jp/Leica-Geosystems_5061.htm
YouTube https://www.youtube.com/channel/UCymiGK9XL1rVF0vVUI2eWFQ
製品に関するお問合せ先
ライカ ジオシステムズ株式会社
Email. disto@leica-geosystems.co.jp
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