100周年のスイス発「アクリス」が東京国立博物館 法隆寺宝物館でファッションショーを開催。冨永愛らが2023年秋冬コレクションを纏う
アートと建築の魅力がつまった法隆寺宝物館の中庭をランウェイに
クリエイティブ ディレクターのアルベルト・クリームラーは、アートや建築に造詣が深く、これまでも才能ある著名なアーティストや建築家とコラボレーションをしてきました。今回、ショー会場となった東京国立博物館 法隆寺宝物館は、飛鳥時代から奈良時代前期を中心とする貴重な宝物300件あまりを収蔵・展示。さらに2001年には日本建築学会賞の作品賞を受賞しています。
そんな日本を代表する宝物館を彩る、美しい緑と池に囲まれた中庭をランウェイに見立て、2023年秋冬コレクションを発表しました。
行動する自由と選択する自由。インスピレーションは70年代
2023年秋冬コレクションのインスピレーションは、アーカイブに保存されている3つの箱から見つかった1970年代の型紙から。1970年代は女性が初めて能動的に服を選んだ時代でもあり、これは後戻りすることはありませんでした。自己表現のための服、それは未来にむけたアクリスのスピリットであり、ストリートのリズムであり、女性のリアルな生活を表現するものでした。
ショーに登場したフラワープリントもまた、メゾンのアーカイブから見つかった70年代のプリントをベースにしています。
メゾンのレガシーへのオマージュを込めて、これからの100年へ向けて新しい一歩を踏み出しました。
アルベルト・クリームラーからのコメント
「日本の皆様へ
ブランド誕生100周年を記念し、東京国立博物館 法隆寺宝物館の美しい中庭にて、2023年秋冬コレクションを皆様に披露できることを大変光栄に思います。
また、昨年は世界的建築家であり2023年プリツカー賞を受賞したデイヴィッド・チッパーフィールド氏による新しいコンセプトのフラッグシップストアが銀座中央通りにオープンしました。こうして日本でも新たな100年の幕開けを迎えられたことを嬉しく思います。
アクリス クリエイティブ ディレクター アルベルト・クリームラー
2023年4月24日 東京にて」
セレブリティ
アクリスの2023年春夏コレクションを着て来場したゲストたち。
ランウェイに登場したモデルもカクテルに参加。
さらに、2022年にアクリス銀座店を手掛けた建築家 デイヴィッド・チッパーフィールド氏、2016年春夏コレクションでコラボレーションした建築家 藤本壮介氏も来場しました。
Akrisについて
アクリスは、1922年にスイスのザンクト・ガレンに創業した国際的なファッションブランド。クリエイティブ ディレクターのアルベルト・クリームラーが創り出す洗練されたエフォートレスなコレクションは、ビジネスをはじめ社会のあらゆる分野で活躍する「Women with Purpose - 目的を持つ女性」を魅了し続けています。創業から3世代にわたり家族経営を続けてきたこのファッションブランドは、その革新的で良質なダブルフェイス生地、新境地を開いたザンクト・ガレン エンブロイダリー、先駆的なフォトプリント技術で名声を博します。
アルベルト・クリームラーは2004年から、パリコレクションでコレクションを発表、高い評価を得ています。また、アクセサリーコレクションも充実。希少なモンゴル産のホースヘアを使ったAiバッグやコレクターズアイテムとして人気の高い芸術的なフォトプリントのスカーフなどがあります。
アクリスのコレクションは、世界の主要都市にあるブティックのほか、全世界300以上の販売拠点で販売されており、アンジェリーナ・ジョリー、ニコール・キッドマン、ミシェル・オバマ、モナコ公国のシャルレーヌ王妃など世界の舞台で活躍するセレブリティから愛されています。
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