【マネジメント意識調査結果】民間企業の部課長層 80.3%が「モチベーションを高めることに悩んでいる」と回答~昨年対比1.4倍と増加~
民間企業の部課長層1310名に対し、マネジメント意識調査を実施(株式会社アルヴァスデザイン)
株式会社アルヴァスデザイン( 所在地:東京都港区 代表取締役:高橋 研 ) は、民間企業に勤務する部課長を対象にマネジメントに対する意識調査を行いました。(実施期間 ①2019年11月15日~12月13日 ②2020年10月14日~11月19日)
本調査では「マネージャーの役割とは何か?」「マネージャーの役割の中で悩んでいることは何か?」の質問に回答頂きました。今回は、2020年の調査結果に加え、2019年の調査結果との比較を行いました。
本調査では「マネージャーの役割とは何か?」「マネージャーの役割の中で悩んでいることは何か?」の質問に回答頂きました。今回は、2020年の調査結果に加え、2019年の調査結果との比較を行いました。
Q1) あなたの考えるマネージャーの役割は何ですか?
当社が用意した 9 つの選択肢の中から複数回答可でお答え頂きました。
2020年、9割以上を占めて最も多かった回答が「人を育てること」で96.6%、次に「モチベーションを高めること」が90.0%でした。続いて「成果をあげること」が88.2%と高い選択率となりました。また、「管理すること」は 51.0%と約半数の選択率でした。最も選択率が低かった回答は「指揮命令をすること」で全体の24.7%でした。
- 【2019年の調査結果との比較】 上位の3項目(「人を育てること」「モチベーションを高めること」「成果を上げること」)は、依然として高い数値を維持しています。一方で、「指揮命令すること」の選択率が 28.8ポイント減少。続いて「管理すること」「資源を活用すること」の選択率が約 20ポイント減少しており、大きな意識の変化が伺えます。
Q2) Q1で回答頂いた中で、特に悩んでいることは何ですか?
当社が用意した 9 つの選択肢の中から複数回答可でお答え頂きました。
2020 年、最も多かった回答は「モチベーションを高めること」の80.3% で、多くの部長層の悩みが集中していました。続いて「人を育てること」が 64.1%。3番目は「成果を挙げること」でしたが、30.6%と選択率は大きく減少しました。一方で最も選択率が低かった回答は「指揮命令すること」で2.9% という結果になりました。
- 【2019 年の調査結果との比較】 2019年と比較し「モチベーションを高めること」の選択率が 20ポイント以上増加しています。その他の項目については、大きな増減は見られませんでした。コロナ禍において、マネージャー層にとって一番の悩みは「モチベーションを高めること」であることが伺えます。
■アンケート結果より
民間企業の部課長のうち約90%が、マネージャーの役割とは「人を育てること」「モチベーションを高めること」「成果を挙げること」と認識しており、これら 3つを日々の業務で重要視していることが分かりました。一方で、80%以上の方が「モチベーションを高めること」に苦戦していることがわかりました。数値的にみても2019年と比較して、1年間で20ポイント以上も増加しています。この結果の背景には、コロナ禍による環境変化が一因にあげられるのではないかと推察いたします。引き続き弊社では、『部下から見たマネージャー像』や『会社が望むマネージャー像』等の多面的な意識調査を行います。
【調査概要】
調査対象:民間企業部課長(マネージャ職)
調査方法: アンケート用紙記入式
調査期間:① 2019年 11月15日~12月13日
② 2020年 10月14日~11月19日
回答者数:① 1188名 ② 1310名
【調査主体】
株式会社アルヴァスデザイン
URL: https://alvas-design.co.jp/
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