GLM、留学生向けマンションの新規事業「UCHIWA団扇」開始

株式会社グローバル・リンク・マネジメント(本社:東京都渋谷区、代表取締役:金大仲、以下「GLM」)は、東京23区高入居率地区での留学生向けマンションの開発、販売、オペレーションサービスの提供等を行う新規事業「UCHIWA団扇(うちわ、以下「団扇」)」を、2019年1月1日より開始いたします。

「団扇」モデルルーム(2018年10月撮影)「団扇」モデルルーム(2018年10月撮影)

 日本政府は2008年に「留学生30万人計画」を発表し、当時の14万人から2020年までに外国人留学生の受け入れを30万人とする計画を打ち出しました。その後毎年留学生は増加を続け、2017年には26.7万人に達し(出典:独立行政法人日本学生支援機構「外国人留学生在籍状況調査結果」、以下の統計数値の出典は同じ)、今後も増加が見込まれています。留学生の出身国別の状況は、中国からが10.7万人と最も多く、ベトナム、ネパール、韓国、台湾と続き、受入れ大学の所在地としては東京が10.3万人と全体の約38.7%を占めます。また、留学生の日本での居住環境としては、「民間宿舎・アパート」が20.5万人(構成比76.8%)と圧倒的に多い状況ですが、決して快適とは言えない築年数、設備の古い居住環境に複数名で居住している例が多くみられます。アジア各国の所得・生活水準が向上してくる中、より快適でセキュリティも整った居住環境を留学生が求めるニーズが高まってきています。

 GLMの「団扇」では、そうした留学生の高まるニーズをとらえ、新築のデザイナーズマンションで、24時間体制のセキュリティ、日本大手メーカー製の家具、家電をあらかじめ備える(1)「高品質設備」、中国人留学生が多い状況とそのニーズを踏まえ銀行振込とALIPAY(アリペイ、中国アリババ・グループの非接触型決済サービス大手)とが選択できる(2)「便利な支払い」、生活インフラの契約代行、異文化セミナー、アルバイトから就職活動のサポート、複数言語対応の問い合わせ窓口といった(3)「コンシェルジュサービス」までを提供していきます。さらに、「団扇」では保証会社を利用できるため、日本国籍の保証人がいなくても入居でき、またその審査は来日前に国際審査で受けることができる等、留学生にフレンドリーな体制を整備しました。

 GLMでは、「団扇」を主に国内外のファンドや富裕層投資家向けにマンション一棟単位で販売していきます。また「団扇」を皮切りに、オペレーションサービスまでを備えた付加価値の高い「不動産ソリューション」の事業開発を加速していきます。

【団扇のネーミング意図】
 団扇は中国の唐時代、日本では奈良時代(710~794年)に中国から日本に伝わり、現在まで様々な目的で利用され続けています。用途は涼をとるために扇ぐ、また厄払いのための神具としても使われ、近年ではスポーツやコンサートなど応援グッズとしても幅広いシーンで利用されています。
 このサービスを通じて、海外から夢を持ち日本を訪れた留学生が安全かつ快適に暮らしてほしい、外国人留学生の日本での生活を応援したいとの気持ちを込めて「団扇」という名称にしました。

【GLM 概要】
社名   :株式会社グローバル・リンク・マネジメント
設立   :2005 年 3 月
資本金  :4 億 98 百万円(2018 年 9 月末)
代表取締役:金 大仲
本社   :東京都渋谷区道玄坂一丁目 12 番 1 号 マークシティウエスト 14F
事業内容 :不動産ソリューション事業(投資用コンパクトマンションの開発、販売、建物管理 等)、
      プロパティマネジメント事業

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会社概要

URL
https://www.global-link-m.com/
業種
不動産業
本社所在地
東京都渋谷区道玄坂1-12-1 渋谷マークシティウエスト21階
電話番号
03-6415-6525
代表者名
金 大仲
上場
東証プライム
資本金
5億6800万円
設立
2005年03月