医師1,101名が回答!『COVID-19(新型コロナウイルス感染症)が及ぼした医療従事者の勤務状況への影響について』アンケート調査結果発表
COVID-19によって、どう変わる!? 求人数や時給、勤務時間などへの影響を発表!
COVID-19が「医療従事者の勤務状況にどのような影響を及ぼしているのか」調査をすべく、
株式会社医師のともでは1,101名の医師の方を対象に、アンケート調査を実施しました。
【アンケート内容】
1.医師・看護師の求人数への影響について
2.医師・看護師の時給額への影響について
3.医師の勤務時間への影響について
4.医師の労働条件への影響について
実施期間:2020年5月21日(木)~2020年5月31日(日)
調査対象:20代~80代の医師会員 1,101名
株式会社医師のともでは1,101名の医師の方を対象に、アンケート調査を実施しました。
【アンケート内容】
1.医師・看護師の求人数への影響について
2.医師・看護師の時給額への影響について
3.医師の勤務時間への影響について
4.医師の労働条件への影響について
実施期間:2020年5月21日(木)~2020年5月31日(日)
調査対象:20代~80代の医師会員 1,101名
- 設問内容:パンデミック前と比較して医師・看護師の求人数は増えると思いますか?
医師では「求人数は増えない(いいえ)」、看護師では「求人数は増える(はい)」という
回答がもっとも多くなり、職種によって正反対の結果となりました。
以下は、それぞれの理由を一部抜粋してご紹介します。
<医師>
■求人数は増える(はい)
・COVID-19で大学病院でのバイト制限が出るので、それを補う募集がかかると思う。
■求人数は増えない(いいえ)
・不要不急の受診抑制によって、患者数が減っており、求人数も減るのでは。
・コロナの影響により、医療機関の経営が困難になることが予想される。
■どちらともいえない
・COVID-19関連(呼吸器科、感染症科、オンライン診療)の需要は増えるが、一般診療の需要は減ると思う。
<看護師>
■求人数は増える(はい)
・感染症罹患の恐れや、風評被害から離職者が増え、相対的に求人数は増える。
・患者1人に対しての必要医療度が、普通の感染症などと比較しても多いため。
■求人数は増えない(いいえ)
・医師同様、患者数の減少や、経営状況の悪化から求人は減ると思う。
■どちらともいえない
・健診施設などの求人は減るが、療養型病院や訪問看護の需要は不変か増加する。
- 設問内容:パンデミック前と比較して医師、看護師の時給は上がると思いますか?
医師、看護師ともに「時給は変わらない」という回答が、もっとも多かったです。
ただし、医師は2番目に「時給が下がる」という回答が多く、「時給があがる」という回答がもっとも
少なかったのに対し、看護師は「時給があがる」という回答が2番目に多かったです。
以前から言われていた看護師不足を解消するためには、待遇を見直す必要があります。
本回答は、医師・看護師ともに理由が類似していたため、職種を分けずに一部抜粋してご紹介します。
<医師・看護師>
■時給は変わらない
・COVID-19だけでは、大きな変動はないと思う。
・人員確保のために時給は上がらないまでも、維持すると思われる。
■時給は下がる
・COVID-19を診療していない医療機関、特にクリニックレベルの医療機関では患者数や収益が
減少した。それに加えて、そのような医療機関では医師の時間当たりの仕事量は減っているので、
必然的に時給は下がると思う。
■時給はあがる
・自らの健康上のリスクを負って働いていることが再認識されたから。
・人手不足のために時給を上げざるを得ない。
- 設問内容:COVID-19による、ご自身の勤務時間への影響を教えてください(医師限定)
「勤務時間は変わらない」という回答がもっとも多く、その傾向はCOVID-19患者を受け入れている
勤務先で働く医師もほぼ変わらなかったです。
以下は、それぞれの理由を一部抜粋してご紹介します。
<医師>
■勤務時間は変わらない
・COVID-19対応の時間は要するが、外来および入院患者数がやや減少したため、
TOTALでみると変化はない。
・(クリニックに勤務中の医師より)午前中の受診増&午後の受診激減など、患者さんの受診動向が
大きく変化し、勤務の時間帯が変更になった。ただし、全体の勤務日数・時間は変化がない。
■勤務日数・時間が削減された
・勤務先で一定期間の閉院や、診療時間を短くしたため。
・患者数減少により、残業時間がなくなった。
■勤務日数・時間が増えた
・COVID-19対応の業務が増えた。
・会議増加や、学生教育をメール対応に切り替えたことによって、診療以外に費やす時間が大幅に増加した。
- 設問内容:COVID-19による、ご自身の労働条件への影響を教えてください(医師限定)
前問同様、「労働条件は変わらない」という回答がもっとも多く、その傾向はCOVID-19患者を
受け入れている勤務先で働く医師もほぼ変わらなかったです。
以下は、それぞれの理由を一部抜粋してご紹介します。
<医師>
■労働条件は変わらない
・防御着に着替えたり、診療後の消毒をするなど、感染症対策の手間がかかるが、それ以外はいつもと
変わり無いため。
・給与などの条件は今のところ変わっていないが、経営悪化による影響は今後出てくるかもしれない。
■労働条件は悪化した
・受診患者数が減っても、感染リスクや診療時のストレスは増えたから。
・感染対策に追われたり、防護具や医療体制の問題から、通常診療ができない。
・仕事が減ったことで、給料は減ったものの、家庭菜園を始めるなど生活の質は格段に向上した。
■勤務日数・時間が増えた
・患者数減少により、帰宅時間が大幅に早くなり、休日も勉強会が皆無となったため、
自分の時間を大幅にもてるようになった。
・勤務時間も短くなっても、給与面は以前と変わらないから。
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医師のともでは、今後も様々なジャンルにおいて、アンケート調査を実施し、
医師の皆様のご意見を発信してまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。
最後に、大変な状況の中、アンケート調査にご協力いただいた医師の皆様に
感謝の意を述べさせていただきます。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大が続く中、
医療に従事する皆様におかれましては、日々大変なご苦労をされているかと存じます。
この困難に立ち向かわれていることに深く敬意を表しますとともに、
皆様の安寧をお祈り申し上げます。
株式会社医師のとも 代表取締役 柳川 圭子
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※本アンケート結果につきまして、二次利用する場合は、ご連絡をお願いします。
【本件に関するお問合せ先】
株式会社医師のとも
コーポレート事業部 流石(さすが)
会社携帯:080-4341-1364
代表:03-5422-9612(現在、テレワーク導入中のため、転送サービスを利用中です)
E-mail:keisen@ishinotomo.com(土日祝を除く平日)
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<会社概要>
会社名:株式会社医師のとも
代表者:柳川 圭子
資本金:2,515万円
所在地:〒150-0043
東京都渋谷区道玄坂2-16-4 野村不動産渋谷道玄坂ビル2階
設立 :2012年11月16日
主な事業内容:
医師人材コンサルティング事業/開業・承継サポート事業/ライフサポート事業/
PR事業(「女医+(じょいぷらす)」「医師+(いしぷらす)」の運営)/結婚相談所事業
プライバシーマーク認定番号:第17003400号
有料職業紹介事業許可番号:13-ユ-305803
<医師のとも公式サイト>
https://www.ishinotomo.com/
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