ストラタシス、J55 Prime・J35 Pro 3Dプリンタ専用の水溶性サポート材「WSS 150」を発売開始
水道水、食器洗い機でより簡単にサポート材の除去が可能に
ストラタシスは、2台のPolyJet™3Dプリンタ(Stratasys J55™PrimeとStratasys J35™Pro)専用の新しい水溶性サポート材WSS™150を発表しました。WSS 150を使用すると、食器洗い機などで水道水を使用して造形物から手間をかけずにサポート材を除去することができます。
繊細で複雑な構造、または複雑で入り組んだ箇所がある造形物であっても、サポート除去による破損を心配することはありません。従来のように造形物のサポート材を一つずつ個別に除去する必要はなく、複数の造形物についたサポート材を一度に除去できるため、多くの造形物を扱う場合にも理想的です。サポート材を除去する作業は、造形物を水に浸して行うため、従来のものと比べてより細かいところの除去作業をより簡単に行うことができます。すばやく取り除く場合は、食器洗い機を使用する方法もあります。(食器洗い機の仕様は、循環機能を備えているなど特定の機器が必要です。)
インディアナ州ノースバーノンにある専門機械工場であるTempest Tool&Machine社のCEOであるBrian Tempest氏は、「WSS 150を使用して造形し、サポート材除去されたパーツに非常に感銘を受けました。他のサポート材では、パーツのクリーニングに何時間もの手作業が要求されとても時間がかかります。WSS 150を使用することで、手間をかけずに非常に複雑なパーツを一晩でクリーニングできました。」と話しています。
J55 Prime およびJ35 Pro 3Dプリンタを使用すると、オフィスの環境で、試作、モデル、および最終用途のパーツを製作することができます。WSS 150の導入により、高価で面倒な後処理のシステムを必要とすることがなくなるため、3Dプリンタのワークフローがさらに簡単になります。ストラタシスの製品グループディレクタであるOren Zoran氏は、「WSS 150が使用できることで、3Dプリンタを設計プロセスやそのワークフローに一層取り入れやすくなりました。オフィスでの使用や3Dプリンタへの使用機会をさらに拡大します。多くの造形物を同時に作成して手間をかけずにサポート除去までできるようになりました。エンジニアが複雑な機構を持つ複雑なパーツを設計する場合や、建築家が時間と手間のかかる後処理を必要とするような薄くて、小さくて、壊れやすいパーツを設計する場合に、サポート材を簡単に除去する機能はとくに重要と考えています。」と話します。
WSS 150 は日本での受注を開始しています。使用方法などについての最新情報は順次更新予定です。
WSS 150 の取り扱い動画はつぎをクリックしてください。
Stratasys J35ProおよびJ55Prime 3Dプリンタの詳細については、つぎのリンクをクリックしてください。
https://www.stratasys.co.jp/3d-printers/j55-prime
https://www.stratasys.co.jp/3d-printers/j35-pro
ストラタシスについて
ストラタシスは航空宇宙、車載、コンシューマ製品、ヘルスケアなどの産業向けの革新的な3Dプリンティング・ソリューションを提供し、アディティブ・マニュファクチャリングへのグローバルな移行をリードしています。スマートなコネクテッド3Dプリンタ、ポリマー材料、ソフトウェア・エコシステム、オンデマンド・パーツ造形サービスを通じて、ストラタシスのソリューションは製品バリューチェーンの各ステージで競争面での優位性を提供します。世界をリードする企業や組織がストラタシスのソリューションを活用し、製品設計のトランスフォーメーション、製造やサプライチェーンの迅速化、患者ケアの向上を実現しています。
ストラタシスの詳細については、https://www.stratasys.co.jp/、ストラタシスのブログ、Twitter、LinkedIn、Facebookをご覧ください。
ストラタシス・ジャパンはStratasys Ltd.の日本子会社で、ストラタシスが製造する3Dプリンタおよび3Dプリンタ材料の販売やパーツ造形サービス(DFP)の提供を行っています。本社は東京都中央区で、大阪に支店があります。
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