当社が招集した2020年５月７日開催の乾汽船株式会社臨時株主総会買収防衛策廃止の決議の結果および本総会までの経緯の動画公開

（東証第一部証券コード：9308）

Result of Voting at Extraordinary General Shareholders Meeting of Inui for agenda of “abolition of takeover defense plan” convened by Alphaleo on May 7.

1.　決議の結果について
当社が本日開催した乾汽船株式会社臨時株主総会（以下「本総会」）の「買収防衛策の廃止」の決議の結果を以下のとおり、お知らせいたします。

 

　2019年6月定時株主総会で買収防衛策導入が決議された際の賛否結果と比較して、5.4ポイント縮まり、僅差となっております。

　また、当社が招集した本総会において、株主属性別の賛否の結果をお知らせいたします。
　下記の表から分かる通り、本総会では乾汽船に対して委任状を提出した株主数は乾汽船の株式持合い先14社を含めて191名であり、その議決権の個数は96,133個（行使された議決権個数に占める割合は42.8％、この内、持合い先の割合は16.7％）でした。
　当社は、日本の上場企業に蔓延る株式持合による流動性を欠く株主の存在は、経営者の保身のために資本が無駄使いされていることや、経営者の緊張感のない怠慢経営を助長することから、企業価値向上には寄与しないと考えております。

2.　動画について
本総会において放映した、本総会までの経緯をまとめた動画を当社ウェブサイトに公開しました。

 

①　乾汽船は、創業者である乾新兵衛氏が構築した秀逸なビジネスモデルがあり、統合によりそれが実現されることを期待して、アルファレオは投資を開始した。

②　代表取締役に就任した乾康之氏は、経営統合から1年半後の2016年3月期末には140億円近い巨額減損損失を新乾汽船に発生させた。

③　常勤報酬額が激増しているのに、2019年3月期は四半期連続の下方修正で株主配当は史上最低のレベルにまで減配された。

④　乾汽船取締役は2019年6月の定時株主総会において、株主に対して虚偽の説明を行ったため、株主は誤った情報に基づき買収防衛策の導入への議決権行使を行った。株主が正しい情報を提供されていれば、2019年6月の定時株主総会において買収防衛策の導入が可決されることはなかったと考えられる。さらに乾汽船取締役会は、2019年11月の臨時株主総会において、違法に、買収防衛策の廃止の議案を取り上げなかった。その後、東京地方裁判所により、乾汽船の取締役が買収防衛策の議案を付議しなかったことは違法であることが確認されている。

⑤　筆頭株主であるアルファレオの決算説明会を拒否するなど、株主との対話をおこなっていない。

⑥　アルファレオは、高い倫理観と専門知識をもった人物が経営すれば乾汽船の潜在的な企業価値は早期に実現されると確信している。そのためには、虚偽の説明により導入された買収防衛策は廃止する必要がある。

 以上を踏まえまして、取締役及び取締役に対する監視機能を果たさない監査役が乾汽船の企業価値を毀損することから乾汽船を守るため、当社は、取締役及び監査役の解任を求めて行動していきます。

新たに開示すべき事項が発生した場合は、アルファレオホールディングス合同会社ウェブサイト（https://www.alphaleo-hd.jp/）に掲載致します。

（お問い合わせ先）
アルファレオホールディングス合同会社
E-mail: [e-mail]


Result of Voting at Extraordinary General Shareholders Meeting of Inui for agenda of “abolition of takeover defense plan” convened by Alphaleo on May 7.

(TSE First Section, Securities Code: 9308)

 Result of Voting at Extraordinary General Shareholders Meeting of Inui for agenda of “abolition of takeover defense plan” convened by Alphaleo on May 7 is as follws.

 

Compared with the voting result to introduce the takeover defense plan at Ordinary General Shareholders Meeting of June 2019, the difference has become smaller by 5.4 points and is now close.

 

 In addition, with respect to the Extraordinary General Shareholders Meeting of Inui held by Alphaleo on May 7 (the “Meeting”), we hereby disclose the voting result categorized by type of shareholders.
As shown below, at the Meeting, the number of shareholders who granted the blank proxy to Inui was 191 (including the shareholders of cross-holding with Inui), and the number of their voting rights was 96,133 (which was 42.8% of total voting rights exercised at the Meeting)(among them, the shareholders of cross-holding with Inui occupied 16.7%).
Alphaleo believes that cross-holding among Japanese listed companies destroys the corporate value because of (a) waste of corporate capital for self-protection of the management, and (b) dereliction by the management with little tense.

 When we have any new items about the shareholders meeting necessary to be disclosed, we will post them on the website of “Alphaleo Holdings GK” (https://www.alphaleo-hd.jp/).

(Contact Information)
Alphaleo Holdings GK
E-mail: [e-mail]