空間デザインプラットフォーム「TECTURE」がサンプル請求機能をアップデート、「メーカー直送(β版)」を追装
建築プロジェクトにおいて、設計者が建材をスペックインするための「さがす」「みつける」「きめる」の流れを効率化
建築業界向けの空間デザインプラットフォーム「TECTURE」の開発・運用と、空間デザインメディア『TECTURE MAG(テクチャー マガジン)』の運営を通して、設計者の複雑な業務フローのDX化を目指すスタートアップ、tecture株式会社(東京都渋谷区、代表:山根脩平)は、「TECTURE」内で2023年7月に本格始動した建材サンプル請求機能をアップデート。建材メーカーや建材商社(以下、メーカー各社と略)からもサンプルを直送できる機能を追装し、メーカー直送 β(ベータ)版を2024年2月27日にリリースしました。
複数の建材メーカーを横断してカットサンプルを在庫している「TECTURE」の倉庫からの出荷に加え、メーカー各社がそれぞれ有する既存のルートからも出荷できるようにしたもので、メーカー各社は「TECTURE」への参加がより容易となり、商品の訴求機会を増やすことができます。
サンプル請求が可能な商材の幅と数を拡充することで、設計者やデザイナーから圧倒的に支持される空間デザインプラットフォームとなることを目指します。
「TECTURE」概要
「TECTURE」は、2020年6月にウェブサイトを公開した建築・インテリア業界向けの空間デザインプラットフォームです。「TECTURE」には、住宅、カフェ・レストラン、ホテルなどの商業施設、美容院や病院などの医療施設、幼稚園や大学などの教育施設、庁舎や地域センターなどの公共施設といった、さまざまなプロジェクトの空間事例写真が登録されています(2024年2月29日時点で約53,000点)。
これらの写真は、誰でも無料で閲覧することができ、さらにはこれらの空間を設計した事務所名や施工会社も知ることができます。
「TECTURE」URL
https://www.tecture.jp/
「TECTURE」ならではの機能として、写真に映り込んでいる建材や家具などのプロダクト情報もメーカー名まで紐づいて確認できるようになっています。任意のキーワード検索や、カテゴリ検索、TECTUREが用意したタグを利用した絞り込み検索も可能となっており、空間デザインに携わる設計者やデザイナーに限らず、ユーザーが探している情報にダイレクトに、かつ偶発的にアクセスできる機会を提供しています。
「メーカー直送(β版)」追装の経緯
空間デザインプラットフォーム「TECTURE」の会員サービスには、誰でも登録できる「一般アカウント」と、空間デザインの仕事に従事する設計士やデザイナーなど「設計者アカウント」の2種があります(ともに登録無料)。
このうち、2023年7月に本格始動したプロダクトのサンプル請求(サンプル請求機能)は、「TECTURE」が会員(登録無料、要ログイン)に対して提供しているサービスの1つです。
空間デザインに従事する設計士やデザイナーが、設計業務やクライアントへのプレゼンテーションの場で必要となる、採用を検討しているタイルやファブリックといったカットサンプルを、「TECTURE」のアカウントIDひとつで複数社から一度にまとめて取り寄せることができます。これにより、設計者の複雑な業務フローのDX化を圧倒的なスピードで進めることができます。
TECTUREがこれまで提供していた、TECTURE倉庫を介したサンプル請求機能は、カットサンプルを自社で提供するルートを持たず、発送業務にコストをかけていたメーカー各社から「受注・配送・在庫管理まですべて任せられる」と高い評価を得ているサービスです。
今回の「メーカー直送(β版)」の提供開始によって「TECTURE」への参加のハードルを下げ、まずは「TECTURE」でサンプル請求できる建材点数を増やすことで、設計者の課題を解決していきます。
ウィン・ウィンの関係を構築できる「TECTURE」のサンプル請求
今回のアップデートにより、メーカー各社は「TECTURE」が管理する倉庫以外の選択肢をもつことで、自社のシステムに合わせた運用を行うことができ、「TECTURE」に参加しやすくなります。
一方、ユーザーは、「TECTURE」のIDがひとつあれば、メーカーを横断してスピーディに検索し、サンプル請求できるという便利な機能はそのままに、今後は「TECTURE」で取り扱うカットサンプルの拡充が大きく期待できます。
ユーザーの「さがす」「みつける」「きめる」をワンストップで実現
「TECTURE」が展開するサンプル請求機能とその拡充は、ユーザーの「さがす」「みつける」「きめる」をワンストップで実現します。メーカー各社にとっては、さまざまな建築プロジェクトを抱え、商品採用の決定権をもつクライアントともつながっている設計士やデザイナーらに対し、数多ある建材商品の中から自社の商品との接点と、知ってもらうチャンスを確実に増やします。
「TECTURE」のサンプル請求機能は、建材商品の売り手と使い手との間をシームレスに結び、活性化させるサービスであり、空間デザイン従事者の日々の業務と活動を強力に支援します。
今後はユーザーとメーカー各社双方の意見を参考にしながら、改良を重ねていく計画です。サンプル請求のほかにもさまざまなサービス・機能を随時追装し、アップデートし続けることで、業界から圧倒的に支持される空間デザインプラットフォームとなることを目指します。
会社概要
tecture株式会社は、代表の山根脩平が2019年2月に立ち上げた、建築デザイン領域のDX化を目指すスタートアップ企業。2020年6月に開設した空間デザインプラットフォーム「TECTURE」に代表される、「空間デザイン」と「テクノロジー」を掛け合わせたサービスなどにより、設計者の複雑な業務フローをサポートする仕組みを提供している。2020年4月に創刊した空間デザインメディア『TECTURE MAG(テクチャーマガジン)』での情報発信もあわせて行い、コーポレートミッションである「空間デザインの未来をつくる」ことの実現を目指す。2023年4月28日には、プレシリーズAラウンドで1.6億円の資金調達を実施した。
起業の経緯やこれまでの活動については、PRTIMESより配信したプレスリリースと「ストーリー」を参照。
発信元
会社名:tecture株式会社
代表者:山根脩平(代表取締役CEO)
所在地:東京都渋谷区千駄ヶ谷5-27-5 リンクスクエア新宿 16階
主な事業内容:建築業界向けの空間デザインプラットフォーム「TECTURE」の開発運用、空間デザインメディア『TECTURE MAG』の運営
「TECTURE」URL
『TECTURE MAG』URL
X(旧Twitter) @tecture1
facebook @tecture1
https://www.facebook.com/tecture1/
Instagram @tecture_official
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