目標を1000時間続ける修行アプリ、ユーザーの根気に負けて復活
公開停止から1年経っても、毎月「復活希望」のメール届く
bondavi (ボンダヴィ) 株式会社(本社:神奈川県、代表取締役:戸田大介)は、「何でも1000時間やれば上達する」という考えから生まれたアプリ「1000時間」が「同社の他アプリと内容が似ている」と公開停止していましたが、幾度となく繰り返されるユーザーの要望に負け、仕事・勉強用集中アプリ「集中」に組み込む形で復活させました。
1000時間アプリの誕生
bondaviの代表は音楽のある暮らしに憧れ、大人になってからピアノを始めました。
しかし、3年経ってもあまり上達しなかったので、その原因について考えたところ、
「きっと、練習の仕方がよくない」
「もっと理論をちゃんと学んだ方がよさそうだ」
などと、もっともらしい考えに至り、納得していました。
ですが、その後もあまり上達しません。
そしてある日、ついに上達しない真の理由に気付きました。
それは、「単純に練習量が少ない」ということでした。
そこでアプリ開発者であった代表が作ったのが、「ピアノであれ勉強であれ、とにかく1000時間続けるアプリ」でした。
非公開に
せっかく作ったので公開してみると、思っていた以上に好評で、多くのユーザーから反響がありました。
しかし一方で、1000時間アプリには、問題がありました。
同じbondaviのアプリ「集中」と似すぎていたのです。
当初、「集中」は集中度という時間の「質」を重視し、「1000時間」はとにかく時間の「量」を重視しよう、とコンセプトの違いを考えていました。
しかし、それは机上の空論。
実際に使ったユーザーは、ほとんど同じものだと受け取り、「似たような記録が別々のアプリに保存されて、管理しづらい」という声が何度も届きました。
そこで、まだ新しく、ユーザー数の少なかった「1000時間」アプリを非公開としました。
鳴り止まない、ユーザーの声
非公開にしてから、「1000時間アプリをまた使いたい」という連絡が届き始めました。
ですが、「似たアプリがある」問題は解決しておらず、再び公開することはできませんでした。
連絡をくれた方々に申し訳なく思う一方で、すぐに人々は1000時間アプリの存在を忘れるだろうとも考えていました。
しかし、非公開にしてから1年以上経っても、毎月毎月、ユーザーから異口同音の要望が届きます。
「1000時間アプリをまた使いたい」
さらに、追い討ちをかけるように、こんな連絡も出始めました。
「1000時間、達成しました。医師の国家資格に合格しました」
「1000時間、達成しました。プログラマーになりました」
「1000時間、達成しました。ひたすら作曲しました」
公開停止前にダウンロードした方々の端末にアプリは残り続け、誰も達成できないと思っていた1000時間という目標が達成されてしまったのです。
鳴り止まない声とユーザーの根気によって、弊社は1000時間アプリの存在意義を否定できない状況へと追い込まれました。
公開。そして。
ユーザーの根気に負け、ついに再び1000時間アプリを公開することにしました。
「同じようなアプリ」問題を解決するために、「集中」アプリを拡張する形を採用しました。
1000時間機能は、最新の集中アプリのグラフ画面からご利用いただけます。
そして、誰も達成できないと思っていた1000時間が達成されて悔しかったので、今回は1000時間達成後に、10000時間にチャレンジできる仕様をこっそり追加しておきました。
アプリ情報|集中 (1000時間機能アップデート)
アップデート公開日:2021年10月24日
価格:無料
ダウンロードURL:https://itunes.apple.com/jp/app/%E9%9B%86%E4%B8%AD%E3%81%A8%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%9E%E3%83%BC/id1387759250?mt=8
画像素材:https://drive.google.com/drive/folders/1L9sGiRhm2av0D4J863Zd4Wu4shjaCitu?usp=sharing
会社情報
会社:bondavi (ボンダヴィ) 株式会社 神奈川県横浜市青葉区荏田西1丁目12番地39
代表取締役:戸田 大介 (とだ だいすけ)
HP:https://bondavi.jp
アプリ開発ベンチャー。無名企業ながら、累計ダウンロード数は220万超。「ユーザーファースト」 の精神から広告やアプリ内課金を断念し、当然ながら経営難に陥っている。資金が尽きる前に黒字化しないと倒産する状況となっており、「寄付だけで黒字化」 という不必要にチャレンジングな目標を強いられている。
https://bondavi.jp/donate
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