「高い給料」と「やりがい」どちらが大事?仕事にやりがいを感じている500人の調査結果から分かった意外な結果【やりがい搾取に注意】
仕事のやりがいについての意識に関する調査
詳細はこちら(https://unique-career.co.jp/sigoto-yarigai/)
【調査の概要】
・調査対象:やりがいを感じている男女500人
・調査期間:2023年4月19日~2023年4月19日
・調査機関:自社調査
・調査方法:Freeasy(https://freeasy24.research-plus.net/)を使用したインターネット調査
・やりがいがあれば時間を気にせず仕事に没頭できる人が7割強
「やりがいがあれば時間を気にせず仕事に没頭できるか?」を仕事にやりがいを感じている500人に訊いた。
結果は、「はい」が72%、「いいえ」が7.8%、「どちらとも言えない」が20.2%だった。
楽しい時間は過ぎるのが短いと感じることはないだろうか。
仕事においても同様で、楽しさや充実感をおぼえる仕事は時間よりも内容に意識が向くため、長時間でも苦痛にならない人が多いと考えられる。
・やりがいを感じるために努力している人は全体の75%も
仕事でやりがいを感じている500人のうち、75.4%と多くの人が「やりがいを感じるために努力したことがある」と回答している。
仕事にやりがいを求めて努力している人が多いことがわかる。
続いて、「やりがいを感じるためにどのような努力をしているか」を訊いたところ、以下の結果が得られた。
1位:今やっている仕事をどのようにしたら楽しく感じられるかを考えている 311人
「今やっている仕事をどのようにしたら楽しく感じられるかを考えている」と答えた人が全体の6割を占めている。
やりがいを感じるために、仕事を楽しむ方法を考える人が多いことがわかる。
2位:自分の好きなことを仕事にできないかを上司などに相談する 73人
「自分の好きなことを仕事にできないかを上司などに相談する」と回答した人が73人だった。
仕事にやりがいを見出すために、周りの人に自ら働きかけることも重要だと言える。
3位:クライアント(お客様)の声を聞く量を増やす 59人
「クライアント(お客様)の声を聞く量を増やす」と回答した人が59人だった。
自分がやりがいを感じられる場面を意識して増やすことが有効だと考えられる。
4位:同期よりも高い成績を出す 47人
「同期よりも高い成績を出す」という人が47人だった。
仕事に対して明確な目標を掲げることが、やりがいに繋がると推察できる。
・高い給料よりもやりがいの方が大事だと考える人が5割強も
仕事にやりがいを感じている500人を対象に、「やりがいを最も感じるが給料は最低限度レベル」か「給料は1,000万円以上あるけどやりがいや楽しさを全く感じられない」どちらを選ぶかという質問をしたところ、54.4%が「やりがいを最も感じるが給料は最低限度レベル」を選ぶと回答した。
給料よりもやりがいが大事だと考える人が半数以上という結果となり、仕事におけるやりがいの重要さが覗える。
また、やりがいを感じられなくなる時を訊いたアンケートでは、「仕事が楽しくないと感じた時」「自分のできないことが全くできないと感じた時」「単純作業ばかりで自分のスキル向上につながらないと感じた時」という回答が見られている。
「楽しい」「自分の能力が活かせる」「自分の成長に繋がる」といった仕事にやりがいを感じる人が多いことが覗える。
一方、やりがいを感じられなくなる時について「自分の仕事量に見合った給料がもらえないとき」という回答も多かった。
給料が少ないことは、やりがいを感じられない理由の一つだと言える。
「高い給料よりもやりがいの方が大事」と答える人が5割を超えているものの、アンケート結果が割れている理由は「仕事量に見合う給料も必要」と考える人が多いからではないだろうか。
・やりがいを求めるために転職を決意した人は4割弱
「やりがいを求めるために転職を決意したことがあるか?」というアンケートを取った。
結果は、「ある」と答えた人が37.6%、「ない」と答えた人が62.4%だった。
先述のアンケート調査で、「やりがいを感じるため努力している」は75%だったことから、やりがいを求める人が多いことがわかる。
やりがいを求めて努力をしてもどうにもならない場合には、転職が選択肢の一つとなるだろう。
・やりがい搾取を受けた経験がある人は3割も
「やりがい搾取」のように、やりがいが得られるという名目で低賃金や長時間労働を課せられた経験があるかどうかのアンケートを行った。
結果は、「ある」が29%、「ない」が51%、「どちらとも言えない」が18.6%となり、やりがい搾取を受けた人が3割もいることがわかった。
「やりがいがあれば時間を気にせず仕事に没頭できる」と7割の人が答えていることから、やりがいは仕事の大きなモチベーションとなることがわかる。
しかし、「やりがいのある仕事だから」といって、仕事に見合った対価が得られない仕事で疲弊する人も一定数いるようだ。
やりがいを重視するあまり、不当な低賃金や長時間労働を課せられていたということにならないように注意が必要だと言える。
・まとめ
やりがいがあれば、時間を気にせず没頭できるという人が多く、仕事をする上で大切な要素だと言える。
仕事にやりがいを求めて努力する人は多く、転職を決意する人も3割以上いることがわかった。
一方、やりがいという名目で不当な労働条件を課せられた人も少なくない。
仕事にやりがいを見出すことで充実した日々を送ることができるが、同時に賃金や労働時間が適正かどうかを見極めることが重要である。
※全ての集計結果データは以下から閲覧可能です。
URL:https://unique-career.co.jp/sigoto-yarigai/
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業務内容:インターネットメディアの運営・企業のオウンドメディア運営代行・有料職業紹介事業
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