ヒューマンアシスト事業を強化 当社独自の「ジップチェーン」を搭載した、車いす専用段差解消機「チェーンウェイターZ1」実用化への支援強化
国際福祉機器展(10月2~4日、東京ビッグサイト)に出展予定
株式会社椿本チエイン(本社:大阪市北区、社長:木村 隆利、以下椿本チエイン)は、株式会社CHAIN WAITER(本社:茨城県水戸市、社長:波場 將人、以下チェーンウェイター社)が開発した自立型チェーン駆動方式の車いす専用段差解消機「チェーンウェイターZ1」の実用化に向け、支援を強化してまいります。
当社独自の「ジップチェーン」が駆動部に搭載された「チェーンウェイターユニット」は、革新的な機構として注目。中でも、車いす専用段差解消機「チェーンウェイターZ1」は、福祉関係の展示会等で反響が大きく、早期の市場投入を望む声も多いため、チェーンウェイター社への支援をさらに強化するものです。
段差のない社会の実現をはじめ、さまざまな社会課題解決に貢献する企業を目指してまいります。
1.背景
椿本チエインでは、2021年度からスタートした長期ビジョン2030において「人にやさしい社会の実現」「安心・安全な生活基盤の構築」「地球にやさしい社会の創造」の3つの社会課題解決に貢献する企業を目指しています。そのうち「人にやさしい社会の実現」では、新規ビジネスとして「ヒューマンアシスト事業」を展開中です。チェーンウェイター社の車いす専用の段差解消機「チェーンウェイターZ1」のコア機構に、当社独自の「ジップチェーン」が搭載されていることから、実用化に向けた支援を実施。「チェーンウェイターZ1」は、新機構の自立型チェーン駆動方式のため、国土交通大臣の性能評価認定が必要であり、当社技術者を派遣するなど全面サポートし、認定を取得できました。
独自の独立耐震構造を生かし、今後、個人住宅用だけでなく、公共施設などでの活用を目指した開発を推進していきます。さらなる支援強化により、製品の安全性はもちろん、オプション開発、製品ラインアップの充実などを図ってまいります。
2.チェーン駆動式車いす専用段差解消機「チェーンウェイターZ1」について
「チェーンウェイターZ1」とは、車いす専用段差解消機で、ジップチェーンを使用することにより最大4mの段差の移動を可能にします。一般の昇降機はワイヤロープ巻き上げ式のため、既存建物の構造補強が必要となりますが、同製品は、ジップチェーンを使用した自立型チェーン駆動で、独立耐震構造フレームにより、既存の建物から独立して設置が可能。建物の追加補強工事が必要なく、4号特例の既存建築物であれば、行政への建築確認申請も不要となります(一部行政においては届出が必要になる場合もあります)。既存建物での設置が可能で、総費用の削減、短納期(最短1日の工期)で設置できます。
*10月2~4日、東京ビッグサイトで開催される「第51回 国際福祉機器展&フォーラム」にて、新製品の「チェーンウェイターZ1 plus」を出展予定。
【ご参考】
株式会社CHAIN WAITER(チェーンウェイター)について
所 在 地:茨城県水戸市
代 表 者:代表取締役 波場 將人
設 立:2019年4月3日
事業内容: ①昇降機の設計、開発。販売およびメンテナンス
②FA装置、マテハン装置の設定、開発。販売およびメンテナンス
③機械部品の販売
④装置および部品の輸出入業務
⑤前各号に附帯関連する一切の事業
WEBサイト:Chainwaiter.com
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