なんばパークスの屋上公園「パークスガーデン」を過去最大規模でリニューアル!“タッチングネイチャー” をコンセプトに“五感没入型の都心の杜” を創る!
第1期:4エリア(2023年11月上旬完成)/第2期・グランドオープン:3エリア・夜間照明演出(2024年春完成)
「人、都市、自然がもっと一つになるために、なんばに森をつくる」のコンセプトで、2003年に開業したパークスガーデンは、これまで多くのお客さまに「憩いの場」として親しまれてきました。そのなかで、時代の変化と多様なお客さまのニーズに応えられるよう、①2017年3月:「BBQ施設の設置等による“体験・参加型施設への進化”」、②2020年3月:「ウッドデッキスペースの設置等による“憩い機能の強化”」と、順次リニューアルを行ってきましたが、今回のリニューアルが過去最大規模となります。
この度は、リニューアルコンセプトを“タッチングネイチャー”と設定し、「人と自然がもっと近づき、五感で触れられる」空間を創り上げるべく、第1期は4エリアが生まれ変わり、第2期は3エリアの刷新と、夜の杜の魅力を引き立たせる照明演出が新たに加わります。
パークスガーデン基本情報
◆開業年:
2003年10月(1期オープン)、2007年4月(2期・全館グランドオープン)
◆コンセプト:
人、都市、自然がもっと一つになるために、なんばに森をつくる
◆敷地面積:
約11,500㎡(緑地:約5,300㎡/通路・広場:約6,200㎡)
◆構造の特徴:
グランドレベルから地上9階まで続く段丘状ガーデン
◆植物数:
約500種類・10万株
◆専属ガーデナー:
総勢8名[2023年9月4日現在]
◆営業時間:
10時~24時[入場無料]
◆管理の特徴:
パークスガーデンでは生態系の調和を尊重し、環境に優しい「IPM管理※」を実践しています。昆虫の中で特に害をもたらすものを手作業で丹念に取り除くことにより、生態系の調和を保ちつつ、残された昆虫が繁殖し、多様な生物相が育まれています。これらの繊細なバランスにより、花や木々の実を求めて飛来する鳥類にとっても、農薬の影響を受けることなく安心して滞在できる空間が形成されています。
※IPM管理(総合的有害生物管理)とは、病害虫の防除に際し、環境にやさしい方法を優先し、農薬や化学肥料に頼らず手作業などの適切な手段を組み合わせて管理する手法のこと。
◆見られる生物:
オオルリ、サメビタキ、ジョウビタキ、ツグミ、ヒヨドリ、メジロ、シマアメンボ、アミメクサカゲロウ
リニューアル背景
パークスガーデンは、「人、都市、自然がもっと一つになるために、なんばに森をつくる」をコンセプトに、建物が密集し緑が少ないなんば地区に「緑・水・光」の潤いをもたらす、都心の杜(オアシス)となることを目指してオープンしました。
開業から約15年経過するなか、多くのお客さまにご利用いただき、2014年度には公益財団法人都市緑化機構主催の「SEGES(社会・環境貢献緑地評価システム):都市のオアシス」認定や、2016年度には都心部において自然と共生する持続可能な環境と賑わいの創出を継続的に実現している点を評価いただき、一般社団法人日本建築学会による「2016年日本建築学会賞(業績)」を受賞するなど、周囲から高く評価いただいてきました。
50年先、100年先も愛されるなんばの杜となるためには、これらの評価に甘んじることなく、取り巻く外部環境や時代の変化による新たなニーズに応えていく必要があるため、新たな価値を付加し、当初のコンセプトに磨きをかけるべく、今回のリニューアルに至りました。
リニューアルコンセプト
「タッチングネイチャー」
グランドレベルから地上9階まで段丘状に広がるガーデン(自然)と人が、もっと近づき五感で自然を感じられるようリニューアル。「全身で緑の没入感を感じる」「心地よい風を感じながら食事する」「緑の中で働く」「寝ころんで空の移ろいを眺める」など、それぞれの場所で、あらゆるお客さまが自分らしく思い思いに過ごすことができるシーンを提供します。
都市の中心で体感できる植物との関わりや、自然の中での新たな過ごし方を本リニューアルでアップデートし、なんばパークス、なんばの街での過ごし方・遊び方の幅を広げ、顧客満足度の向上を目指します。
リニューアル概要
南に進むにつれ建物が高くなっている段丘状の構造から、「ショッピングを楽しみながら歩いていると、いつのまにか緑の丘に出てしまう…」そんな特徴的な回遊型のつくりになっているパークスガーデンでは、特定のゴール地点を設けず、どの階層・エリアでも自然を感じていただける設計になっています。
今回のリニューアルでは、各エリアの特徴・機能に、よりメリハリを持たせストーリー性を付加することで、過ごし方・遊び方の幅を広げ、これまで以上に巡る楽しさを創出します。
また、多様な植物たちが持つ個性や魅力、鳥類の気配が感じられるヒントを各所に仕掛けることで、鑑賞型にとどまらない屋上公園を目指しました。
各エリア紹介
第1期4エリア(2023年11月上旬完成予定)
◆2階
リニューアルテーマ : 緑のエントランスシンボル
ガーデンへの好奇心を喚起する緑のゲート。巨大な緑の丘が、グランドレベルからのガーデンへの入口としてお客さまを誘います。植物の瑞々しい香りを全身で浴びることができます。長い年月をかけて成長していく植物の生命を表現するような、ジャスミンの生育とともに日々移ろい変わるゲートの姿をお楽しみください。
◆3階
リニューアルテーマ : 期待感高まるホワイエ空間
マグノリア並木に包まれながらゆったり過ごせるウッドデッキエリアと、新設のフレキシブルカウンターがある広場が一体となったガーデンのロビーのようなホワイエ空間。専属ガーデナーが常駐する「パークスガーデンインフォメーション&ボタニカルショップ」に隣接したカウンターでは、ガーデンの見どころや楽しみ方を知ることができます。
◆6階
リニューアルテーマ : 緑と食のガーデンテラス
なんばパークス6階ダイニングゾーンとの繋がりを持たせ、心地よい風と日差しを感じながら食事などでお過ごしいただける空間です。夜は、月明かりと暖かい照明に包まれた、落ち着きある洗練された “大人のラウンジエリア”に様変わりします。
◆7階西側
リニューアルテーマ : 緑に満ちたワーキングスペース
フリーコンセントを備えたワーキングスペース。シングル向けカウンターと、グループでミーティングにも活用可能なテーブルゾーンを用意。植栽は、香り豊かなマグノリアに加えて、三大香木に含まれるガーデニア(オオヤエクチナシ)、オスマンサス(金木犀)などを配植することで、リラックスできる空間で、リモートワークや打ち合わせに集中いただけるよう配慮しています。
第1期工事に伴う、利用停止エリアと期間のお知らせ
◆2023年9月11日~10月26日予定
2階ガーデン入口階段から3階階段出口
※なお、3階ウッドデッキエリアは館内側の入口からご利用いただけます。
◆2023年9月19日~10月27日予定
7階「花水木の広場」
第2期3エリア・夜の杜の魅力を引き立たせる照明演出 (2024年春完成予定)
◆4階
◆7階東側
◆8階
※詳細が決まり次第、改めて発表します。
参考情報
【1.なんばパークス基本情報】
◆所在地:大阪市浪速区難波中2-10-70
◆延床面積:243,800㎡
◆店舗面積:約51,800㎡
◆店舗数:約240店舗
◆施設概要:2007年4月に全館開業を迎えた施設で、タワーオフィスを併設した大型複合商業施設。
【2.パークスガーデン受賞歴】
◆2005年度 都市緑化技術開発機構 屋上緑化大賞 国土交通大臣賞 受賞
◆2012年度 米誌「Travel+Leisure」 世界で最も美しい都市公園 認定
◆2012年度 土木学会賞 環境賞 受賞
◆2013年度 大阪・光の饗宴2013 みんなで選ぶ大阪・光のアートアワード第1位 受賞
◆2014年度 日立環境財団 第41回「環境賞」優良賞 受賞
◆2014年度 エンジニアリング協会 エンジニアリング功労者賞 受賞
◆2014年度 SEGES(社会・環境貢献緑地評価システム) 都市のオアシス 認定
◆2014年度 アメリカCNN局 世界で最も美しい空中庭園 認定
◆2014年度 大阪・光の饗宴2014 みんなで選ぶ大阪・光のアートアワード第1位 受賞
◆2015年度 大阪・光の饗宴2015 みんなで選ぶ大阪・光のアートアワード第1位 受賞
◆2016年度 日本建築学会賞(業績) 受賞
◆2019年度 第9回 みどりのまちづくり賞 ランドスケープマネジメント部門 大阪府知事賞 受賞
◆2019年度 第8回 みどりの社会貢献賞 入選
◆2020年度 第30回 全国花のまちづくりコンクール奨励賞 受賞
◆2023年度 「生きた建築ミュージアム・大阪セレクション」 第2期 選定
【3.パークスガーデンガイドツアー】
◆開催日:月曜日~金曜日 (年末年始、施設定休日、祝日除く)
◆開催時間:14時~開始(約1時間程度)
◆参加料:1名 1,000円(税込) ※保護者同伴の小学生以下のお子さまは無料
◆定員:10名程度
◆集合場所:パークスガーデン2階入口付近 ※詳しくは申込みの際にご案内します。
◆申込み方法:参加希望の1週間前までにパークスガーデン事務局に、お電話にてお申込みください。
※定員オーバーにより予約できない場合があります。
◆電話番号:パークスガーデン事務局ガイドツアー係
TEL:06-6647-0092
◆受付時間:10時~18時(年末年始除く)
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