第1回 モノづくり現場発信のDX大会

なぜ、いま、現場発信のDXが重要なのか

JIPM

製造現場が本当に取り組むべきDXとは? ~企画の経緯~

 モノづくりにおいてDX化の取組みが重要視されるなか「投資対効果が合わない」、「導入したシステムと現場の実務がマッチしていない/現場が使いこなせていない」などの実態や課題も散見されています。

 昨今、この課題に対して、有効な取り組みをしている企業が増えています。製造現場や設備管理に携わる人材がデジタルリテラシーやスキルを高め、もともと得意としている改善活動や設備管理・保全の取組みを革新しようとしています。現場を熟知したメンバーがデジタルという新たな道具を使い「自分たちの現場を自分たちで変革する」ことは、これからのモノづくりのキーになるのではと感じています。上記の経緯から、あらためて「日本のモノづくりの強みは何か」を考える一助にしていただきたく、本企画を開催いたします。

【主  催】公益社団法人日本プラントメンテナンス協会

       ≪会長:河合 満(トヨタ自動車株式会社 Executive Fellow)≫

【開催日時】 2025年 2月 26日(水) 10:00~16:30

 

【会  場】 ポートメッセなごや(名古屋市港区金城ふ頭二丁目2番地)

【講演企業】 アイシン九州株式会社・トヨタ自動車株式会社

【発表企業】 ジヤトコ株式会社・トヨタ自動車東日本株式会社・日産自動車株式会社

                                ※社名五十音順

【詳  細】 https://info-jipm.jp/event/monodukuridx/

        ※参加は有料です

開催趣旨

製造業における現場主体のDXの取り組みを共有し、モノづくりにおける次世代の現場の改善活動を推進することや、今後、現場改善でも必要不可欠となるデジタルスキル・ツールについての活用方法などの理解を深めることを目的として開催いたします。


公益社団法人日本プラントメンテナンス協会 会長 河合 満      (トヨタ自動車株式会社 Executive Fellow)

なぜ、いま、現場発信のDXが重要なのか

近年、日本のモノづくりは、IoT・AIなどの進化によりDXが急速に進展しています。

しかし、市販ソフトウェアを導入しても、費用対効果のバランスがとれないことや、過剰な機能が備わっているケースがあります。

DXにおける重要な点は、製造現場を熟知した自分たちの手で、現場のデジタル化を進めることです。市販ソフトウェアに頼るばかりではなく、現場の知恵とくふうを取り入れ、実際の現場の困りごとを中心としたデジタル改善「現場発信のDX」が大切です。また、デジタルに強い若手と、現場を熟知したベテランとのコンビネーションが重要です。これが企業の力であり、差別化となります。

さらに、現在は、各々のDXの取り組みを相互に繋げて、面で広げていく段階に達しています。職場を超え、海外工場ともデータと人が繋がるネットワークが実現しつつあります。

設備管理の分野においてもDXの進展は例外ではなく、むしろ、高度化する設備が増加するなか、その重要性はさらに増しています。新技術を活用しながら、設備の兆候管理が進み、不良や故障のない生産ロス・ゼロの実現が近づくでしょう。

                   ※「輝2024」より抜粋


現場のDX推進を加速させる仕組みやDX成功事例が聴講できる1日

今回の記念すべき第1回では、製造業における現場主体のDXの取り組みを多角的に深堀できるよう特別講演、実践DX講演2事例とDX事例発表3事例が聴講できます。

https://info-jipm.jp/event/monodukuridx/

※下記は、現時点の予定です。変更の際は、公式サイトなどでご案内いたします

ご講演者のご紹介

公益社団法人日本プラントメンテナンス協会 会長 河合 満      (トヨタ自動車株式会社 Executive Fellow)

【特別講演】笑顔を繋げる現場中心のDX ~自分たちの手で進める現場主義のDXへ~

今、日本のモノづくりは、DXの急速な導入・展開により大変革を迎えている。DXの活用事例として、メーカーに頼るばかりでなく、現場の知恵とくふうを取り入れた、言わば「現場発信のDX」の取組みが見られるようになってきた。このDXに関わる現場の取組みから製造業の今をお話させていただく

トヨタ自動車株式会社 田原工場  エンジン製造部 第2鋳造課 課長       小金澤 孝之

【実践DX講演1】デジタルでリアルをリアルタイムに改善する ~製造現場でDXが根付く人中心の職場運営~

製造現場で生じる手書き、グラフ化、印刷などのムダ・ムラ・ムリ。

それらを省くことで、改善の正味作業を増やし、リードタイム短縮するために、内製のアプリを職場内に根付かせようとした仕掛けや進め方を事例とともに紹介する

アイシン九州株式会社 DX推進室  室長 熊谷  隆之 

【実践DX講演2】身の丈DXによるスマート工場への変革 ~レトロフィットとスモール投資で最大の効果を生み出そう~

レトロフィットとスモール投資で最大の効果を生み出そうをスローガンのもと、自社に合ったスマート工場を目指し、可視化することが目的ではなく、改善の畑を見つけるツールとしてデータを活用している。素早く効果を刈りとるため、安速単で推進し飛躍的な生産性の向上を図った活動を紹介する


事例発表企業のご紹介

【DX事例発表1】可視化system構築による品質不良撲滅 ジヤトコ株式会社 

8の字展開法を活用し品質トラブルの発生源をつき止め解決に至り再発防止をする為に管理基準を設定するが持続可能な管理に改善する必要がありDXを取り入れたい所だが半導体の影響で既存のシステムが使えず自前でラズベリーパイを使いシステムを構築して管理を強固な物にした事例を発表する

【DX事例発表2】溶射電源の常時監視で稼働率向上 日産自動車株式会社 

シリンダーブロックボア表面の溶射加工機において、溶射電流の波形監視を常時行うことで、溶射品質の維持・チョコ停削減などにより設備稼働率の向上に貢献した事例を発表する

【DX事例発表3】コンパクトDXへの取り組み ~簡単で安価なシンプル兆候管理の導入~ トヨタ自動車東日本株式会社 

コンパクト車を生産する工場としての工程作りと、その設備の課題に対し故障の未然防止と適切な保全タイミングを掴む為、自分達で「簡単で安価」なシンプル兆候管理を導入した事例を発表する


第1回モノづくり現場発信のDX大会についての詳細はこちらよりご確認ください

聴講お申込も募集しています

現場改善は新たなフェーズへ!  

ここでしか聴講することができないデジタル改善やDX改善の成功事例!   

ぜひ「第1回モノづくり現場発信のDX大会」へ足をお運びください!


第53回(2025年度)全国設備管理強調月間も募集開始

▶みんなでモノづくりの現場を盛り上げるため、毎年開催しております

○全国設備管理強調月間は、モノづくりに携わるみなさんの設備管理への意識を高め、設備管理の重要性を広く認識いただくことを目的としています。

○本月間を通じて、産業界の生産性向上や、環境保全や事故、災害防止に寄与するとともに、モノづくりで日本を盛り上げましょう!!

以下の募集企画の応募を受付しております。

詳細はこちら

https://info-jipm.jp/event/zenkokusetsubi/jisshiyouryo/

募集企画

募集締切り

ポスター

2025年2月28日(金)

キャッチコピー

2025年2月28日(金)

作文

2025年2月28日(金)

わが社の自慢できる保全員・オペレーター

2025年2月28日(金)

改善レポート

2025年2月28日(金)

改善事例発表大会

2025年2月28日(金)


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会社概要

URL
https://www.jipm.or.jp/
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
東京都千代田区神田神保町3-3 SFⅢビル5階
電話番号
03-6865-6081
代表者名
河合 満
上場
未上場
資本金
-
設立
1981年04月