オンライン会議、相手の環境音“うるさい”と感じたことがある人が半数以上 周囲の音をカットして「声」だけ届けるイヤホン「nwm Voice Buds」 6月11日(火)より一般販売開始
~オンライン会議で抱える“音の悩み”に関する調査や、実証実験動画公開~
「nwm Voice Buds」は、nwm初となるNTTの特許技術「Magic Focus Voice」を搭載することにより、雑音が多い環境下でも、あなたの声だけをキレイに抽出。自宅やオフィス、カフェ、移動中のオンライン会議や通話時など音に悩むビジネスパーソンのために開発したイヤホンです。
一般発売に先駆け、2024年3月1日(金)~5月31日(金)までの期間、「GREEN FUNDING」にてクラウドファンディングを実施し、プロジェクト公開から約3か月で2066万円を超えるご支援をいただき、達成率は4132%となりました。
今回の大きなご支援の背景に昨今のオンライン会議環境が影響していると考えた当社は、2024年5月、オフィスワーカーに向けた「オンライン会議と音の悩みに対する調査」を実施いたしました。また、多様化するオンライン会議環境における“音の悩み”の解決の一途となる「nwm Voice Buds」の優位性を示すために一般発売に合わせ、実証実験を行ったオリジナルムービーを公開いたします。
オンライン会議と音の悩みに対する調査
【調査サマリー】
・オンライン会議の実施状況は、5割以上が「コロナ禍と頻度は変わらない」と回答。
さらに約5人に1人は「コロナ禍よりも増えた」と回答。
・オンライン会議の実施場所、最も多いのは「自宅」で5割以上、また3割以上が「会社の自席」。
約6割が自分の周囲の環境音を気にした経験あり。
・オンライン会議中、相手の環境音“うるさい”と感じたことがある人、5割も。
相手へのストレスで最も多いのが“相手の声が聞き取りづらい”
・オンライン会議の環境音、不快だと感じても4割以上が言えない。指摘された経験は約2割。
困ったエピソード、会議を行う場所から見るオンライン会議の実態!
【調査詳細】
オンライン会議は定着、5割以上が「コロナ禍と頻度は変わらない」と回答。さらに約5人に1人は「コロナ禍よりも増えた」と回答
今回の調査は日常的にオンライン会議を行っており、音響機器を使って行う20代~60代の男女735名に調査いたしました。
2024年4月、新型コロナウイルスが5類に移行されて約1年が経ち、行動規制等がない新年度となる中、2023年度と比較しても仕事でオンライン会議の頻度は「以前と変わらない」と答えた人が52.0%。半数以上が2024年度も継続的にオンライン会議が実施されているという結果となりました。さらに、オンライン会議が「とても増えた」「まあまあ増えた」と回答した人が約18.6%と、約5人に1人がコロナ禍の時より増えたと回答しました。
オンライン会議の実施場所、最も多いのは「自宅」で5割以上、また3割以上が「会社の自席」。
約6割が自分の周囲の環境音を気にした経験あり。
オンライン会議に出席する場所として最も多かったのが「自宅(52.1%)」と半数以上が自宅からオンライン会議に出席。その次に多いのが「会社の会議室(45.4%)」、さらに「会社の自席(34.4%)」という結果でした。 さまざまな場所からオンライン会議に参加する人が多い中、「オンライン会議に参加する際、自分の環境音が相手に聞こえてしまうか気になった経験がある」と答えた人が58.6%と、約6割の人がオンライン会議中の自分の周囲の環境音を気にしていることが分かりました。
オンライン会議中、相手の環境音が“うるさい”と感じたことがある人は5割以上。
相手へのストレスで最も多いのが“相手の声が聞き取りづらい”
「オンライン会議で参加する自分以外の人の周辺の音をうるさいと感じたことはある」と答えた人が51.7%となり、5割以上の人が相手の環境音をうるさいと感じた経験がある結果となりました。
また、「オンライン会議で会話相手に困ることやストレスになることはあるか」の問いに対しては、相手の声が聞き取りづらいが39.5%で約4割の人がストレスを感じた経験がありました。
オンライン会議の環境音、不快だと感じても4割以上が言えない。指摘された経験は約2割。
オンライン会議中に相手の環境音をうるさいと感じたことがある人が半数以上いる中で、「取引先や社外の方とのオンライン会議で音質や周辺の音環境で不快と感じてもそれを伝えられないことはあるか」の問いに、45.1%で4割以上の人が「伝えられないことがある」と回答。反対に、オンライン会議中に周辺の音について指摘されたことがある人はわずか23.0%となりました。
困ったエピソード、会議を行う場所から見るオンライン会議の実態!
<自宅編>
自宅でのオンライン会議の困りごとで特に多かったのは、家族の声や物音で相手の声を聞き取ることができなかったり、相手に聞かせたくない音が入ってしまったりして気まずい思いをしたこと、予期せぬ音が急に入り込んでしまい焦ってしまったことがあるなどがありました。家族の声や生活音、来客のチャイム音やサイレンや救急車の音など予期せぬ音が急に入る可能性も高く、それらが自分の話すタイミングに入り冷や汗をかいた経験がある人も少なくないのではないでしょうか。
「上司の子どもの泣き声がうるさく、取引先のお客様の発言が聞き取れなかった。」
「相手の方に消防車が来て、サイレンで聞こえなかった。」
「マイクが生活音(妻が子どもを叱っている声)を拾ってしまい困った。」
「家族の声がうるさい」「家族が帰ってきて声を出す」「家族に迷惑がかかってしまうこと」
<会社の自席編>
オンライン会議が定着しどこからでも会議に出席できるようになったオフィスワーカーの働き方の変化がある一方、行動規制が解除され出社する人も増えたことで、会社の自席でオンライン会議に参加する人も増加しています。会議室のような個室でない場合、周りのスタッフの声や電話の音、プリンターなどの機械音が気になるという声が非常に多く、会社で参加しているのにも関わらず苦労する点が多いという声もありました。
「狭い事務所の片隅でやるので、近くの休憩スペースで休憩しているスタッフの会話が気になる。ただ、向こうも休憩中なのであまり強く言えず、ヘッドホンをしっかり押し付けて集中するようにしている。」
「自席の回りの環境がうるさく常時ミュート、自分が喋るときだけマイクオンにしている時、自身に振られた話が周囲がうるさいせいで聞こえず、図らずも会話を無視したような形になってしまい、気まずい思いをした。」
<カフェ編>
カフェでオンライン会議をしている人や交通量の多い道の端で電話をしている人など見かけることもあるかと思いますが、喫茶店などからオンライン会議に参加する人の周辺の声が入ってきて不快に感じたという人のコメントも見られました。
「喫茶店からオンライン会議に参加している人がいて、外部の声がずっと入ってきていた。少し考えて欲しいと思った。」
「カフェのコーヒーメーカーの音がうるさくて気になる」
【調査概要】
調査名 :オンライン会議と音の悩みに関する調査
調査方法:インターネット
調査地域:全国
調査期間:2024年5月20日(月)~5月23日(木)
調査対象:隔週程度にオンライン会議を行い、音響機器を使用する20代~60代の男女 735名
調査主体:NTTソノリティ株式会社
※本調査をご使用になる際は、『nwm(ヌーム)「オンライン会議と音の悩みに対する調査」』と明記ください。
【考察】
今回の調査で、行動規制がなくなったことで出社する人も増えている一方、コロナ禍の影響によりオンライン会議が定着化していることが分かりました。また、東京都が実施した2024 年3 月の都内企業のテレワーク実施状況調査でも、テレワークの実施回数は、週3 日以上の実施が43.4%。さらに東京都では終日のテレワークに加え、半日・時間単位のテレワーク(テレハーフ)を推奨しており、2024年3月のテレハーフ実施率は25.7%となっています。
(出典:東京都 産業労働局https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2024/04/10/03.html)
そんな中、オンライン会議中、相手の環境音が“うるさい”と感じたことがある人は5割以上と環境音の課題が明らかとなりました。得意先などの会議では、何度も聞き返すことが難しい状況があったり、重要な会議で内容を聞き取ることができなかったりなど、オンライン会議特有の問題点も見えてきました。
調査の中で、 「オンライン会議で周辺環境がうるさい、音質が悪いとき、相手に対してどのようなイメージをもちますか?」という問いに対し、「とくになんとも思わない」という人が半数であるものの、「とても不快な気分になる(16.9%)」や「信用できない人だと感じる(8.2)」、「不真面目な人だと感じる(7.8%)」と自身の印象に関わる回答も一定見受けることから、オンライン会議をする場所によっては相手の信頼を損なってしまう可能性も考えられ、課題を解決していくことが求められるのではないでしょうか。
オンライン会議が日常的になっている中、自宅から会議に参加する際には子ども・ペットの声や、来客のチャイムの音などが入ってしまうことも多くなっています。この課題を解決していくためのコミュニケーションツールとしてイヤホンは欠かせない存在と言えます。
ライフスタイルの変化により、多様化する“音の悩み”。その解決の一途となる「nwm Voice Buds」の優位性を示すために一般発売に合わせ、実証実験を行ったオリジナルムービーを公開します。
実際の使用感を表現したオリジナルの実証実験動画公開!
「nwm Voice Buds」の一般発売に合わせ、オリジナル動画を制作。本動画は、今回実施した調査の結果を踏まえ、「nwm Voice Buds」に搭載されているNTTの特許技術「Magic Focus Voice」の機能性について、実証実験を行い紹介する内容となっています。「Magic Focus Voice」への理解をより深めていただくために、製品を実際に利用している様子を紹介。掃除機の音やペットの声、外音などをカットするその実力をご覧ください。相手への配慮を忘れない、次世代のイヤホンをぜひともご体感ください。
動画URL:https://www.youtube.com/watch?v=ekyNl9xHTs0&feature=youtu.be
■製品情報
快適なオンライン会議のために誕生したイヤホン。笑い声で溢れるカフェから、ペットやお⼦さまがいる自宅、大きな音が鳴り響く駅や空港に至るまで、NTTの特許技術「Magic Focus Voice」があらゆる雑⾳を除去。ノイズリダクション性能と優れた音質を兼ね備えたボイスフォーカスイヤホン。場所を選ばず、快適なオンライン会議を。
―必要な音だけ取り出すNTTの特許技術「Magic Focus Voice」とは
「Magic Focus Voice」(旧:インテリジェントマイク)※ は、音が2つのマイクに到達する時間差から音響空間を認識し、話者を特定する「ビームフォーミング」、雑音を除去して音声だけを抽出する「スペクトルフィルター」の2つの技術をハイブリッド処理しています。
雑音に紛れ込んだ音声の推定が難しいスペクトルフィルターには、長年の研究から声の特性を熟知しているNTTのノウハウを凝縮。音質を損なわずに人の耳に合わせるチューニングを実現しました。この技術により、自然な「あなたの声」だけを取り出して相手に届けることができます。
※NTTコンピュータ&データサイエンス研究所が開発した技術です。
―周囲の環境に合わせ選べる2つの指向性モード
「nwm Voice Buds」には2つの指向性モードを用意。周囲の環境に合わせ、集音範囲を変更できます。
①指向性モード
120°の範囲で集音し、あなたの声のみを選別します。騒音下でも、よりクリアな音質で会話できます。周りの騒音が気になるパブリックスペースでの着座時の使用に最適です。
②全指向性モード
360°の範囲で集音し、指向性モードよりもノイズ抑制が控えめ。マイクの位置が安定しない移動中におすすめです。
―音楽鑑賞もオンライン会議も。どちらも叶える高音質ドライバーと使用感
強力なネオジウム磁石を使用したφ9mmドライバーを新規開発。DSPのチューニングを加えることで心地よい低域と声質にこだわった中高域を両立しました。前後の筐体間に設けたスリットによるベント構造で音響を繊細にコントロールし、そのサイズからは想像がつかないほどの音の解像度と広がりを実現。長時間の使用でも聴き疲れしづらくこもり感の少ない音質のため、音楽鑑賞用・オンライン会議用とイヤホンの使い分けも不要です。
―充電や接続の心配無用。あらゆるシーンで使用しやすい
多くのPCやスマートフォンで採用されているUSB Type-Cを採用。無線の接続トラブルやバッテリー切れの心配もないので、重要な会議でも安心して使うことができます。全体をマットブラックで仕上げながら、アクセントカラーにシルバーを採用した上品で洗練されたデザインで、ビジネスから日常使いまでフィットします。
―製品仕様
正式名称 :nwm Voice Buds(ヌーム ボイス バッズ)
価格(税込):オープン価格
発売日 :2024年6月11日(家電量販店やオンライン等で順次展開)
型式 :ダイナミック型
使用ユニット:Φ 9 mm
再生周波数帯域:20 Hz ~ 20000 Hz
接続コード :0.8 m(付属USBケーブル含まず)
マイクロホン :MEMS(全指向性)
プラグ :USB Type-C®
質量 :約12g(コード含まず)
付属品 :USBケーブル 0.2m(Type-C - Type-C)、イヤーピースXS,S,M,L各2個
上記の仕様および外観は改良のために予告なく変更することがあります。
USB Type-C®およびUSB-C®は、USB Implementers Forumの登録商標です。
「nwm(ヌーム)について
“nwm “はNTTグループ初のコンシューマー音響ブランドです。
リモート会議中のママ、電話をするパパ、動画を楽しむ子ども。それぞれが別々の作業をしていても、邪魔することなく、分断もすることなく、シームレスにみんなが快適につながることができたら。私たちnwmは、そんなこれからの働き方・暮らし方をあなたと一緒に考え、それを「音のテクノロジー」で実現したいのです。追求したいのは没入感ではなく、周囲とつながる気持ちよさ。さあ、音で叶えよう、共に描いた未来を。
NTTソノリティについて
最先端の音響信号処理技術を用いて音響関連事業を行う会社として2021年9月1日に設立されました。音を仕分ける・音を閉じ込める・特定の音を見つけ出す、という3つの技術を使い、ビジネスやプライベートなど様々なシーンで一人一人に快適な音響空間を実現する製品やサービスを提供してまいります。
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