「Holonomic World」宣言 — TriOrb、13.5億円調達し移動制約から人類を解放へ

全方向移動技術で新たな未来を創造 —次世代の産業基盤づくりに向けた新ビジョン

360°全方向移動技術を基盤とした次世代産業の創出を目指す株式会社TriOrb（本社：福岡県北九州市、代表取締役CEO：石田秀一、以下「TriOrb」）は、総額13.5億円の資金調達を完了するとともに、さらなる事業成長と社会的価値の創出に向け、当社のミッション・ビジョン・ステートメントを改定したことをお知らせいたします。

改定の背景と資金調達について

TriOrbは、創業以来「技術で製造業の再構築を目指す」という想いを軸に事業を展開してまいりました。製造現場における多様なニーズや、急速に変化する社会課題に対応するため、私たちは柔軟性と拡張性のあるソリューションを提供してきました。このたび、当社ビジョンへの共感と360°全方向移動技術の可能性に賛同いただいた投資家の皆様から総額13.5億円の資金調達を実施いたしました。この資金を活用し、技術開発の加速、量産体制の構築、グローバル展開の推進など、事業拡大に向けた取り組みを強化してまいります。また、資金調達の完了を機に、ミッション・ビジョン・ステートメントを改定いたしました。これは事業の成長段階が進む中で、社員・ステークホルダー・社会全体との一層の共創を図り、人とロボットとの共生社会の実現という広い視野での目標を示すことを目的としたものです。

新しいミッション・ビジョン（2025年改定）

Vision（目指す姿）
「Holonomic World —移動制約の解放で、あらたな文明と文化を。」

Mission（使命）
「移動プラットフォームで、次世代産業の基盤をつくる。」

ビジョンステートメント「Holonomic World」について

人類の進化は移動手段の進化とともにありました。直立二足歩行の確立、車輪の発明、動力の獲得と革新—これらは単なる進化にとどまらず、世界の文明を発展させ、多様な文化を築いてきました。しかしこの社会は、いまだに多くの制約に満ちています。

TriOrbは、未来に問いかけます。本当の自由を手にした時、世界はどう変わるのだろうかと。TriOrbが提唱する世界、"Holonomic World"。それは、自由の常識を超えた、自由な世界。360°の全方向移動機構が導く、移動の制約からの解放は、産業、社会、そして、人類の可能性を無限のものとします。

TriOrbは、人の可能性を信じています。だから、人とロボットとの共生社会の実現を目指すのです。人とロボットが共鳴し、互いに支え合うことで、世界はもっと、創造的なものになります。

移動が空間を超越した時、世界の常識が変わります。世界が常識から解放された時、想像もしなかった未来が広がります。

「Hello, Holonomic World.」
さぁ、移動の制約を解放し、あらたな文明と文化をつくれ。

会社概要

TriOrbは、2023年2月に創業、AISol（AIST Solutions）スタートアップ認定 / 九州工業大学発のスタートアップです。独自開発の球駆動式全方向移動機構「TriOrb BASE」を基盤に、製造業の現場で求められる変種変量生産、労働人口の減少、ＤＸ推進に対応するため、工程間搬送による自動化や、複数台で搬送を行う協調搬送システムを活用した柔軟で拡張性の高いフレキシブルな生産ラインの実現を目指します。

• 会社名：株式会社TriOrb

• 本社所在地：福岡県北九州市小倉北区浅野3丁目8-1 AIMビル6階

• 代表者：石田 秀一（代表取締役CEO）

• 設立：2023年2月

• 資本金：1億円

• 事業内容：球駆動式全方向移動機構「TriOrb BASE」の開発・製造・販売

SNS
■HP：https://triorb.co.jp/
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