株式会社セカンドハート、東証グロース上場のMRT株式会社と資本業務提携契約を締結

糖尿病が社会問題として深刻化するマレーシアを起点に、"足を守る"日本発テクノロジーのASEAN展開を加速

株式会社セカンドハート

糖尿病による足切断ゼロを目指す株式会社セカンドハート(代表取締役CEO 石田幸広、本社:京都市下京区)は、「ASEAN No.1の医療DX・医療人材プラットフォーム」の構築を目指すMRT株式会社(代表取締役:小川智也、本社:東京都渋谷区、東証グロース市場:6034、以下 MRT)と、資本業務提携契約を締結しました。

本提携では、MRTのグループ会社であるMRT Global Management Pte Ltd(本社:シンガポール、CEO:加藤修孝、以下 MRTグローバル)およびMRT(以下あわせて MRTグループ)とセカンドハートが、双方の有する医療ネットワークや事業基盤を相互に活用することで、糖尿病性足病変という重要な医療課題の解決に取り組むとともに、ASEAN地域における医療サービスの発展と事業機会の創出を目指してまいります。最初の対象国はマレーシアと定め、共同事業を開始します。

■ 提携の概要

本提携では、

  1. 両社が保有する経営資源、医学的知見、医療技術、人的ネットワーク及び事業基盤を活用し、海外における医療分野の事業開発、研究活動、実証事業並びにカンファレンス・セミナー等を共同で推進いたします。セカンドハートが有する糖尿病及び慢性疾患領域の専門知見と海外ネットワーク、MRTグループが有する医療カンファレンス運営ノウハウ及び日本国内の医師・医療機関・行政機関ネットワークを相互に活用することで、双方の事業及びサービスの強化・拡大を図ってまいります。

  2. 両社は、新たに展開する国・地域においても相互に連携し、医師及び医療機関ネットワークの構築・拡大並びに現地行政機関や関係団体との関係構築を支援することで、事業基盤の確立及びサービスの普及を推進してまいります。

また、本提携に合わせて、セカンドハートはMRTを引受先とする第三者割当増資を実施しています。

■ 背景と意義

糖尿病の合併症の一つである糖尿病性足病変は、日本では認知度が高いとはいえない疾患ですが、世界的には深刻な医療課題の一つです。重症化すると下肢切断に至ることがあり、世界では糖尿病に起因する下肢切断が約20秒に1件発生しているとされ、切断後5年以内の死亡率は50%を超えるとの報告もあります。(※1) 下肢切断は歩行・就労・社会参加といった「自分の足で生きる」ことそのものを奪います。

特に糖尿病患者数が急増するアジア・アフリカ・中南米地域では大きな社会課題となっており、適切な予防や治療が行われなかった場合に下肢切断や死亡につながるリスクが高いことから、早期発見・早期介入の重要性が国際的に指摘されています。

セカンドハートは、ASEAN展開の第一歩として、マレーシアに現地法人SECOND HEART ASIA Sdn. Bhd.を設立し、事業を展開しています。マレーシアは20〜79歳の糖尿病患者数が約475万人、年齢調整糖尿病有病率が21.1%と高く、糖尿病は深刻な社会課題となっており、(※2) ASEAN域内の医療ハブの一つにも位置付けられています。同国での事業基盤構築を通じて、周辺国への展開を目指しています。

一方、MRTグループはベトナムにおいて医療プラットフォーム「MRT HUB」および医療人材を専門とする人材紹介サービスを展開し、医師ネットワークの拡大及びASEAN市場における事業基盤の構築を進めております。海外での社会実装を進めるうえでは、現地の医師・医療機関・行政機関とのネットワークが不可欠です。本提携により、セカンドハートが築いてきた糖尿病領域の知見と、MRTグループがASEANで培った事業基盤を組み合わせ、展開を加速させます。

■ MRTグループについて

MRTグループは「ASEAN No.1の医療DX・医療人材プラットフォーム」の構築、ひいては東南アジア圏の医療向上を目指し、2024年には、東南アジア最大の医師向けプラットフォームを運営するDocquity社との資本業務提携を行い、MRTグローバルをハブとして、海外展開を進めております。

最初の拠点であるベトナムでは、ベトナム最大級の医療人材プラットフォーム「MRT HUB」および医療人材を専門とする人材紹介サービスが順調に伸長しており、国境を越えたシェアリングを念頭に新機能追加およびサービス拡大を推進しております。(※3) また現地大手民間医療機関グループと提携し、日本人医師によるベトナム医師に向けた教育プログラムの隔月開催を継続しております。(※4)

■ 株式会社セカンドハートについて

セカンドハートは「糖尿病患者の足を守り、足切断をゼロにする」をミッションに掲げ、「なぜ放置したの?をなくす」を合言葉に、患者・医療機関・社会保障をつなぐ予防医療プラットフォームの構築に取り組んでいます。

Steplifeは、糖尿病患者が自宅で足の状態をスマートフォンで撮影・記録し、医療機関と共有できるクラウド型の遠隔フットチェックサービスです。日常のセルフチェックと医療者の遠隔確認を組み合わせ、異変の早期発見と重症化予防を支援します。国内では患者約1,900名が登録しています。

デジタル音叉は、足の末梢神経障害を約30秒でスクリーニングできる管理医療機器(クラスⅡ)です。従来は約10分を要していた検査を短時間で行えるよう設計しており、診療現場での負担軽減とスクリーニング機会の拡大に寄与します。

2025年11月には、京都大学大学院医学研究科と臨床研究に関する共同研究契約を締結しています。(※5)海外では、マレーシア社会保障機構(PERKESO)と覚書(MOC)を締結し、約3か月の実証(PoC)を実施したほか、マレーシア・プトラ大学とも学術連携を構築しています。(※6)

■ 今後の展望

セカンドハートとMRTグループは、本提携により最初の対象国をマレーシアと定め、現地でのカンファレンス等を共同で構築・運営します。MRTグループがベトナムで培った知見・経験を水平展開し、マレーシアでさらに蓄積される知見・経験を東南アジア各国へ広げていきます。

セカンドハートは、国内での導入施設・利用患者の拡大を継続しながら、PERKESOとの連携を軸にマレーシアでの本格実装を進め、ASEAN各国への展開を目指します。予防医療プラットフォームを通じて、「糖尿病による足切断ゼロ」と「自分の足で社会参加を続けられる未来」の実現に取り組んでまいります。

※1 国際糖尿病足病変ワーキンググループ(IWGDF:International Working Group on the Diabetic Foot) Introduction to the work of IWGDF Guidelines 参照

※2 IDF Diabetes Atlas 第11版(2025年) Western Pacific Diabetes regional report 2000 — 2050

※3 【NEWS RELEASE】MRTグループ、ベトナム医療人材プラットフォーム新機能追加 国境を越えたシェアリングを念頭にサービス拡大

※4 【NEWS RELEASE】MRTがベトナム最大規模の私立医療ネットワークHoan Myグループとベトナムの医師向けに日本医師による講義および医学会議を共同開催

※5 【NEWS RELEASE】京都大学と株式会社セカンドハート、糖尿病性神経障害の臨床研究で共同研究契約を締結

※6 【note】あの日の握手から、国家プロジェクトへ。マレーシアPERKESOとのPoC開始までの365日


会社概要

株式会社セカンドハート
所在地:

本社:京都府京都市下京区室町新町の間五条上る小田原町232番地7

代表取締役CEO:石田幸広
ウェブサイト:https://www.secondheart.co.jp

グループ会社

SECOND HEART ASIA Sdh. Bhd.
所在地:
474648 G­-B, BLOCK 2330, CENTURY SQUARE, JALAN USAHAWAN, OFF PERSIARAN MULTIMEDIA, 63000 CYBERJAYA, SELANGOR, MALAYSIA

Director CSO Yusuke Mori
ウェブサイト:https://secondheart.asia/

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会社概要

株式会社セカンドハート

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URL
https://www.secondheart.co.jp
業種
情報通信
本社所在地
京都府京都市下京区室町新町の間五条上る小田原町232番地7
電話番号
080-4019-8587
代表者名
石田幸広
上場
未上場
資本金
5000万円
設立
2023年12月