Workday、人事と財務に関するオペレーションを変革する次世代の Illuminate エージェントを発表
採用の迅速化、現場従業員の体験向上、複雑な財務業務の効率化、従業員の情報検索の迅速化を支援
本リリースは、 Workday Inc. が 現地時間 2025 年 5 月 19 日に配信した英文リリースに基づき作成した日本語抄訳です。その内容および解釈については、英文が優先されます。
人事、財務とエージェントの AI プラットフォームを提供する Workday, Inc. は、Illuminate エージェントの提供を発表しました。今回新たに追加されたエージェントは、採用プロセスに要する時間の大幅な短縮、現場従業員の業務体験の向上、複雑な財務プロセスの効率化、そして従業員が必要な情報へ迅速かつ容易にアクセスできる環境を提供することを目的として開発しました。これらは Workday が築いてきた責任ある AI の基盤を活用し、従業員の生産性を飛躍的に高めることを可能にし、エージェンティック AI が働き方を根本から変革する未来を創出します。
この度追加された新しい Illumianate エージェントは以下のとおりです:
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外部人財調達エージェント:臨時ポジションに関心のある人財を特定し、採用選考プロセスを効率化するとともに、臨時雇用までの時間を短縮し、応募者の質を向上させます。
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契約インテリジェンスエージェント:契約書のレビューを迅速化し、リスクの特定、重要な日付や料金の追跡、継続的な分析を行うことで、法的およびビジネス上の意思決定を強化します。
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契約交渉エージェント:契約内容に合った文章の作成、リスクの検出、修正案の提案を行い、契約交渉を迅速に進めます。
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ドキュメント主導経理エージェント:文書からデータを抽出し、請求処理や請求書作成、会計仕訳を自動化することにより、これまでの経理業務の生産性の水準を高めます。
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フロントラインエージェント:テキストメッセージでの欠勤報告を可能にし、最適な代替要員を迅速に特定し、コンプライアンスへの準拠と正確なシフト制の給与支払いを支援することで、現場の従業員やマネージャーの時間を節約します。
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セルフサービスエージェント:従業員およびマネージャーの問い合わせに即座に回答し、複雑化した業務支援や日常的な手続きを代行することで、人事に関する情報確認や手続きなどのセルフサービスを支援します。
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サプライヤー契約エージェント:契約条件に合った調達プロセスの中で、サプライヤー契約を積極的に見直し、納期や支払い条件などの義務やコスト削減などの機会を特定します。
Workday Illuminate: 働き方を変革する AI
以上の新しいエージェントは、すでに発表したビジネスプロセス最適化エージェント、会計監査エージェント、給与管理エージェント、リクルーターエージェント、タレントモビリティ エージェントを含む、 拡充を続ける Workday のエージェンティック AI ソリューションポートフォリオに追加されます。お客様は Workday Agent System of Record を通じて、これらのエージェントを簡単に導入・管理できるようになります。 Workday Agent System of Record をコマンドセンターとして利用することにより、IT部門やビジネスリーダーが、エージェントの効果を最大限に引き出し、従業員の成果創出を支援することで、具体的かつ測定可能な成果を達成できるよう支援します。
Illuminate は、次世代の Workday AI です。世界最大かつ最もクリーンな人事および財務データセットに基づいて構築され、年間 1 兆件以上のトランザクションに支えられています。Illuminate は、データが紐づくビジネスコンテキストを理解し、従業員を支援し、財務業務を効率化し、組織全体で抱える AI エージェントを一元管理することによって、ビジネスのオペレーションを変革します。スキル、パフォーマンス、目標、コストおよび ROI 指標、組織モデル、個人の特性に至るまで、Illuminate は業務を遂行する上であらゆる側面を文脈に応じて深く理解します。
Workday President、 Product and Technology のゲリー・カズマイヤ(Gerrit Kazmaier)は次のように述べています。
「AI によって真のビジネス価値を引き出す上で重要なのは、企業の根幹にある業務のあり方を積極的に再定義することにあります。
Workday は 人事およびファイナンス領域における豊富な知見を活かし、測定可能なビジネス価値を実現する、未来の働き方を変革するエージェントを提供することで、 11,000 社以上のお客様を支援していきます」
Workday Illuminate、 Vice President のシェーン・ルーク(Shane Luke)は次のように述べています。
「データは実行可能なインテリジェンスへと変換されることで、成長を促進する強力な原動力となります。Workday のエージェントは、世界屈指の人事およびファイナンスのデータセットを活用し、洞察力を具体的な成果へと結びつけます。これにより、生産性の向上、コンプライアンスの強化、そしてあらゆるレベルでの意思決定の迅速化を実現します」
NetApp Legal Operations Manager のシェル・エルザー(Shelle Elzer)氏は次のように述べています。
「Workday の最先端の契約 AI や自動化されたワークフローを実現するテクノロジーは、当社の経営上での取り組みにおいて、すでに数千時間の工数削減および数百万ドル規模のコスト削減といった具体的な成果をもたらしています。私たちは、Workday がこのエージェントに関わるイノベーションをさらに発展させていくことに大きな期待を寄せており、その進化が、私たちのチームにより一層の業務効率化をもたらし、最終的にはより価値の高い業務に集中できる環境を実現してくれるものと確信しています」
IDC Enterprise Software Group Vice-President のミッキー・ノース・リッツァ(Mickey North Rizza)氏は次のように述べています。
「Workday はエージェンティック AI を活用し、生産性向上、コンプライアンス強化、洞察力の創出において、引き続き価値の高いビジネス成果の実現に貢献しています。これは、 AI エージェントを実用的かつ効果のあるビジネス変革のツールとして確立していくうえで、さらに重要な一歩となります。企業が求めているのは、測定可能なビジネス価値と明確な投資回収期間です。Workday のエージェンティック AI による革新は、『働き方の未来』を本質的に変革し、AI の力を最大限に活用しようとする企業にとって、大きな共感と価値をもたらすと確信しています」
提供時期
契約インテリジェンスエージェントと契約交渉エージェントは、すでに提供を開始しています。セルフサービス エージェントは 2025 年内に提供を開始する予定です。外部人財調達エージェント、ドキュメント主導経理エージェント、フロントラインエージェント、サプライヤー契約エージェントは、2025 年内に限定的な提供を開始し、2026 年初頭には本格的な提供を予定しています。なお、現時点では、いずれも英語での提供となります。
詳細情報
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Agent System of Record に関する発表の詳細はこちらをご参照ください。
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すでに発表した Workday AI エージェントに関する発表の詳細はこちらをご参照ください。
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Workday AI マスタークラスを活用してエージェンティック AI で効果を引き出すにはこちらをご参照ください。
以上
Workday について
Workday は、人事、財務、エージェントを一元管理するAI プラットフォームを提供しています。Workday のプラットフォームは AI を中核とし、従業員の能力向上や、仕事力の強化、常に先を見据えたビジネスの実現を可能にするよう構築されています。中規模企業から Fortune 500 企業に選出される企業の 60% 以上に至るまで、11,000 社以上の世界中にあるさまざまな業界の企業・組織が Workday を導入しています。
ワークデイの詳細については、こちらをご覧ください。
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