MAHLE、次世代の整備工場を支える新たなエコシステムを構築

マーレジャパン株式会社

  • ライフサイクル&モビリティ事業部は、車両部品、専門知識、診断、整備機器を統合し、新たな一体型エコシステムとして連携

  • 世界最大のアフターマーケット展示会「Automechanika Frankfurt 2026」にて新しい「MAHLE Workshop Portal」を世界初公開

  • 「MAHLE Battery Workshop Support」:高電圧バッテリーの修理判断を大幅に簡素化

  • 「MAHLE Mobile Service」:将来的には整備工場が顧客のもとへ出向くサービスを実現

  • Rohde & Schwarz との協業により、修理後のレーダーセンサーを初めて標準化された手法で検査可能に

  • 2030年までに、EV向け製品ポートフォリオを現在の1,000点から 2,000点以上へ拡大

  • 羊毛を使用した新しい「CareMetix® Natural」キャビンエアフィルターにより、車内空気質が大幅に向上

MAHLE(マーレ)のライフサイクル&モビリティ事業部は、従来型の整備工場からデジタルサービスセンターへの転換を進める独立系自動車整備事業者を支援します。これを実現するため、ドイツ・シュトゥットガルトに本社を置くMAHLEの補修部品・サービス部門は、車両部品、整備機器、技術的専門知識、診断機能をインテリジェントに連携させる統合型エコシステムを構築しています。その中心となるのが、新しい「MAHLE Workshop Portal」です。技術情報、トレーニング、修理ソリューション、個別サポートを一元的に提供する最新のクラウドベースプラットフォームであり、整備事業者のデジタル化を強力に支援します。さらに、新たに導入される「MAHLE Battery Workshop Support」は、高電圧バッテリーに関する安全・迅速・低コストな修理判断を可能にし、整備工場の負担を大幅に軽減します。また「MAHLE Mobile Service」により、整備工場は今後、一般顧客やフリート事業者に対して、現地訪問型のサービスを直接提供できるようになります。加えて、MAHLE は Rohde & Schwarz との協業により、修理後のレーダーセンサーを初めて標準化された手法で検査できるようにし、アフターマーケット領域における技術的リーダーシップを改めて示しています。

MAHLE は電動化向け補修部品による事業拡大を目指しており、EV向け製品ポートフォリオを現在の 1,000 点から、2030 年までに 2,000 点以上へ拡大する計画です。新しい「CareMetix® Natural」キャビンエアフィルターは、エネルギー効率に優れた持続可能なろ過技術と羊毛を初めて組み合わせることで、車内空気質を大幅に改善します。MAHLE は、これらの新製品・新サービスに加えて新しい「MAHLE Workshop Portal」を公開し、「Your Growth. Our Expertise.」をテーマとして、2026 年 9 月 8 日から 12 日までフランクフルト・アム・マインで開催される Automechanika Frankfurt 2026(ホール 9) に出展します。

「未来の整備工場は、従来の修理拠点から、コネクテッド化・電動化・ソフトウェア制御が進むモビリティに対応するサービスセンターへと進化しています。MAHLE はこの変革を積極的に牽引しています」と、MAHLE マネージメントボードメンバーでありライフサイクル&モビリティ事業部責任者である Philipp Grosse Kleimannが、ドイツ・シュトゥットガルトで開催されたグループの技術イベントで述べています。「ライフサイクル&モビリティ事業部を、単なる部品供給企業からソリューションプロバイダーへと継続的に進化させることで、独立系整備工場が今後も市場で強く自立した役割を果たし続けられる基盤を築いています。部品卸業者や整備工場と緊密に連携することで、MAHLE はモビリティの継続性を支えています」

「MAHLE Workshop Portal」:中央情報プラットフォームとしての新機能

「MAHLE Workshop Portal」は、整備技術者、サービスアドバイザー、整備工場の経営者など、事業者向けに提供される無償サービスであり、新しい車両技術の習得、作業効率の向上、そして新たなビジネスチャンスの創出を支援することを目的としています。

ポータルの中心となるのは、AI を活用した機能と「ダイレクト・チケットシステム」を備えた統合型テクニカルサポートです。これにより整備工場は、専門知識へ迅速にアクセスし、診断や修理に関する課題について支援を受けることができます。このサービスは、包括的なナレッジベース、オンライン研修コース、最新の業界情報によって補完されます。また、研修や各種アクティビティ、購入などを通じてポイントを獲得できる 柔軟なリワードプログラムも導入される予定です。

「レスポンシブデザイン」を採用した「MAHLE Workshop Portal」は、スマートフォンやタブレットからデスクトップ PC まであらゆるデバイスでシームレスに利用でき、デジタル化が進む整備工場の日々の業務を最適に支援します最初のパイロットプロジェクトは今夏、欧州および南米でスタートします。ポータルは今年後半にドイツ国内の独立系整備工場向けに公開され、その後、世界各地域へ順次展開される予定です。

バッテリー診断と高電圧技術の専門性

「MAHLE Battery Workshop Support」を利用することで、整備工場は今後、高電圧バッテリーを迅速かつ体系的に評価できるようになります。革新的な診断テストを用いるこのシステムは、バッテリーが車両に搭載された状態でも、取り外された状態でも、数分以内にCANインターフェースを介してバッテリーと直接通信します。システムは不具合を特定し、バッテリーの状態を正確に評価したうえで、修理や交換の要否、あるいは専門の修理センターへ送付すべきかについて、整備工場に最適な対応策を提示します。要望に応じて、MAHLE は整備工場をプロセス全体にわたり支援します。バッテリーの取り外しや輸送から、必要な書類作成に至るまでサポートを提供することで、整備工場の負荷を軽減すると同時に、専門的な知識や外部インフラへのアクセスを可能にします。

革新的なサービスモデル

将来的には、車両を必ずしも整備工場へ持ち込む必要がなくなります。「MAHLE Mobile Service」を利用することで、技術者が完全装備のサービス車両で顧客のもとへ直接訪問できるようになります。こうした従来の工場運営を超えたサービス拡張により、車両のダウンタイムが短縮され、顧客の利便性が向上し、サービスセンターの市場競争力も強化されます。

MAHLE は、新たに開発した専用機器やツーリングコンセプトを提供しており、これらは新しいサービス車両に組み込むことも、既存の整備工場の車両フリートに統合することも可能です。各整備工場の特定の要件に合わせてカスタマイズできる柔軟性を備えています。提供したいサービス範囲に応じて、さまざまな作業を組み込むことができます。例として、オイル交換、ブレーキサービス、点検、診断およびソフトウェア更新、スターターバッテリーや軽微な電装修理、ガラス修理、空調サービス、高電圧バッテリー診断などが対象となります。この革新的なコンセプトのパイロットフェーズは、すでに欧州でスタートしています。

 

新たな課題に対応する強力なパートナーシップ

現代の運転支援システムは標準装備となりつつありますが、これまで整備工場にはそれらを確実に校正・検査するための信頼できるソリューションが存在しませんでした。MAHLE と Rohde & Schwarz は、この課題を共同開発による革新的なソリューションで解決しました。それが、MAHLEの「TechPRO® Digital ADAS 2.0」校正システムと、Rohde & Schwarz の「RadEsT」高精度レーダーテスターを組み合わせたソリューションです。このソリューションにより、整備工場は実際の走行状況を再現した条件下で、レーダーコンポーネントの機能を初めて検証できるようになります。結果は測定可能・文書化可能・再現可能であり、追加の安全性を確保するとともに、高い修理品質を保証します。すでに稼働している「MAHLE TechPRO® Digital ADAS 2.0」システムは、後付けによるアップグレードが可能です。

羊毛が車内空気質を向上

持続可能性は、ライフサイクル&モビリティ事業部の戦略における重要な要素です。その最新の例が、新しい「CareMetix® Natural」キャビンエアフィルターで、高い空気質と資源効率の高い素材利用を両立しています。羊毛を使用することで、フィルター性能を損なうことなくカーボンフットプリントを低減しています。

キャビンエアフィルターは、空気中の粒子や汚染物質を確実に除去するとともに、揮発性有機化合物(VOC)を低減し、車内に清浄で臭気の少ない空気を提供します。さらに、マイクロプラスチック発生につながる可能性のある素材の使用を最小限に抑えています。このフィルターは長寿命と安定した高性能を実現するよう設計されており、整備工場にとっても日常の車両使用にとっても、持続可能な選択肢となるソリューションです。

電動化ポートフォリオはさらに拡大

2025 年以降、アフターマーケット向け電動化製品ポートフォリオには、オンボードチャージャーやインプットフィルターなどの主要なパワーエレクトロニクス部品が含まれ、いずれもMAHLEグループの自社製造拠点から直接供給されています。さらにMAHLE は、主要コンポーネントの投入を進めることで、電動パワートレインの修理や最新の充電システムを最適に運用するために不可欠な製品ラインナップへと、戦略的に提供範囲を拡大しています。

 

 

報道関係者の皆さまへ:本プレスリリースおよび関連画像は「MAHLE Newsroom」(https://newsroom.mahle.com/press/en)に掲載しています。

 

 画像の著作権: MAHLE GmbH

新しい「MAHLE Workshop Portal」は、日々の整備業務に必要な情報とサービスを一元的に提供します。
「MAHLE Battery Workshop Support」は、高電圧バッテリーの修理に関して、整備工場が迅速かつ的確な判断を行えるよう支援します。
「MAHLE Mobile Service」は、プロによる車両の整備・修理サービスをお客様の所在地で提供します。
MAHLE と Rohde & Schwarz は、レーダーおよび ADAS センサーの機能を再現性のある条件で検査できる環境を、初めて実現しました。
「CareMetix® Natural」キャビンエアフィルターは、高い空気質と資源効率の高い素材利用を両立します。
MAHLE マネージメントボードメンバー兼ライフサイクル&モビリティ事業部長のPhilipp Grosse Kleimann

MAHLEライフサイクル&モビリティについて

MAHLEグループでアフターマーケット向けスペアパーツとサービスに特化した事業部である「MAHLEライフサイクル&モビリティ」は、世界各地の販売代理店、整備工場、エンジン修理工場、そしてeコマース事業者向けに幅広い製品とサービスを提供しています。取り扱うポートフォリオは、MAHLEが戦略分野として掲げる「電動化」「熱マネジメント」「高効率で持続可能な内燃機関」の3本柱を軸に、車両のライフサイクル全体をカバーする実績あるソリューションで構成されています。MAHLEライフサイクル&モビリティは、OEM向け量産事業で培った技術と知見を活用しており、MAHLEサービスソリューションズ事業では、車両診断装置、バッテリー整備、空調機器整備などの修理・整備工場向けソリューションの開発に加え、技術サポートや個別研修プログラムも提供しています。MAHLEライフサイクル&モビリティは、世界28地域で事業を展開し、23カ国に販売代理店網を構築。2,000名を超える従業員がグローバルに活躍しています。2025年度の売上高は12億ユーロを計上しています(2025年12月31日現在)。

MAHLEについて (本社:ドイツ/日本支社:東京都豊島区)

MAHLE(マーレ)は、今日のグローバルな自動車業界において、乗用車と商用車両分野の開発パートナーおよびサプライヤーです。 1920年に設立されたマーレグループは、電動化と熱管理の戦略的分野に焦点を当て、将来の「Climate Neutral」なモビリティの実現に取り組んでいます。また、燃料電池や水素などの再生可能な燃料で稼働するクリーンな燃焼エンジンなど、炭素排出量をさらに高効率に削減するための技術にも焦点を当てています。

 

現在、世界中の2台に1台がマーレのコンポーネントを搭載しています。マーレは世界中約64,000名の従業員を127の生産拠点や11のテクノロジーセンターに配置し、28か国に拠点を置いています。また、2025年には約113億ユーロの売上を計上しました。

 

日本においてマーレは、幅広い専門知識を活用しながら今日まで50年以上事業を継続して参りました。またアジア太平洋地域の本社機能を担うことで、日系大手自動車メーカーの国内外すべてのビジネスをサポートしています。現在、日本のマーレグループは国内17拠点に約2,200名の従業員を擁しています。

 

マーレジャパン公式サイト: https://www.jp.mahle.com/ja/

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会社概要

マーレジャパン株式会社

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URL
https://www.jp.mahle.com/
業種
製造業
本社所在地
東京都豊島区北大塚 1-9-12
電話番号
050-3363-0799
代表者名
木下靖博
上場
未上場
資本金
37億5593万円
設立
1945年07月