ベクトルグループ発のAIタレント動画生成サービス「AvaMo」が提唱する、新たな市場「AIタレント運用型広告」が正式始動
動画広告を「作って終わり」ではなく、「改善して進化する運用資産」へ
株式会社ベクトル(本社:東京都港区、代表取締役会長兼社長CEO:西江 肇司、東証プライム:6058、以下ベクトル)のグループ会社として、システム開発やAIを活用したSaaS事業を主力事業としてTech領域を担う株式会社オフショアカンパニー(本社:東京都港区、代表取締役:野呂 健太、以下オフショアカンパニー)は、日本初*1のAIタレント動画生成サービス「AvaMo(アバモ)」において、従来のタレントを用いた動画広告の制作プロセスを根底から覆す、「AIタレント運用型広告」の提供を開始することをお知らせいたします。これにより、日本国内において、新たに「AIタレント運用型広告*2」という市場が誕生いたします。
従来の動画広告制作は、企画・キャスティング・撮影・編集・納品・効果検証といった工程が分断され、クリエイティブの改善には多大なコストと時間がかかる非効率な構造にありました。「AvaMo」は、“AIタレント”を用いて動画広告のPDCAを高速で回せる、全く新しい広告運用モデルを実現いたします。

◾️広告市場の背景:動画クリエイティブも運用型の時代へ
2024年の日本国内動画広告市場は前年比23%増の8,439億円に達し、インターネット広告費全体の28.5%を占めるまでに成長しています*3。特にスマートフォン向けの縦型動画広告が急増しており、TikTokやInstagramリールなどを中心としたモバイル動画市場は、2029年までにモバイル経由での広告収益が83%に達すると見込まれています*4。しかし、マーケティング専門サイトによる視聴者の約65%が広告開始3秒以内にスキップを判断している*5現状において、従来型のタレントを用いた広告制作フローでは改善に数週間〜数ヶ月を要し、高速PDCAが求められる市場のニーズに応えきれていません。
◼️新たな市場を創出する「AIタレント運用型広告」とは
「AvaMo」は、人物の表情や動きをリアルに再現するAIタレント、用途別に整理されたテンプレート、テキストから瞬時にナレーションを生成するTTS機能により、動画制作に不慣れなユーザーでも制作期間と費用を最大98%削減*6し、大幅な業務効率化を実現しています。この「AvaMo」の機能を活用した「AIタレント運用型広告」は、広告主企業がAIタレントを、自由に自社の広告素材として活用できるサービスです。セリフや表情を台本から自動生成し、従来の動画広告制作のように撮影や外注を必要とせず、広告主企業自ら、数時間以内に複数の動画を完成させることができます。さらに、完成した複数の動画を瞬時に配信し、そのパフォーマンスを分析しながら改善を重ねることで、従来の広告運用に比べ、圧倒的なスピードでクリエイティブの最適化が可能になります。なお、広告主企業は以下のような広告運用を実現できます。
主なポイント
・ 台本変更によるパターン動画の大量生成(数十〜数百パターン)
・ 通常のA/Bテストに止まらない数十パターンのクリエイティブ生成と即日配信
・ 高CVR動画の「勝ちパターン」の検証が可能
これらの運用により、動画広告が「作って終わり」ではなく、「改善して進化する運用資産」へと変わることで、CTR*7やCVR*8の最大化を広告主自らが主導できるようになります。
◼️PR会社ならではの“運用改善視点”

PRの知見を武器に、広告運用の民主化を実現
本サービスは、広告制作を目的としないPR会社=ベクトルグループ発だからこそ生まれた発想です。企業の広報・IR・SNS運用を支援してきた実績に加え、縦型動画をはじめとするモバイルファーストのコンテンツ戦略、話題化を前提としたPR視点の企画力、そして「AvaMo」という動画生成をワンストップで行えるインフラ基盤を有することで、単なる映像制作にとどまらず、“運用改善”までを見据えた広告ソリューションの提供が可能になりました。
従来の「見せる広告」から、効果に責任を持つ「成果を出す広告」への移行を、AIタレントという新しい出演手法を通じて実現します。「AvaMo」では、タレントの撮影・スケジュール調整といった人的制約から解放されることで、広告主自身がスピーディに改善と最適化を繰り返し、自社のマーケティング活動を自走・成長させていく体制を整えることが可能になります。また、大手飲料メーカーや人材派遣企業などでの導入も進んでおり、「AvaMo」は幅広い業種・業界での実用性を高めています。
また、「AvaMo」で使用されるAIタレントも当社が自社開発・管理しており、肖像権・著作権を含む法的許諾やコンプライアンス体制も万全です。企業が安心して長期運用できる環境を提供し、今後は各企業専用のAIタレント開発やカスタマイズにも対応してまいります。
◼️「AvaMo」AIタレント運用型広告プラン概要
・サービス提供開始日:2025年7月10日(木)
・料金体系:広告出稿費+「AvaMo」利用料+広告運用手数料
・サービスサイト:https://vectorinc.co.jp/groupservice/avamo
動画クリエイティブ制作から広告運用・効果測定までトータルサポート
新プラン「AIタレント運用型広告」では、「AvaMo」での動画生成のみならず、広告運用・効果測定においても専門性の高いチームがプロジェクトをサポートします。
効果測定においては、広告管理画面を活用したKPIの可視化や、Webサイト上の行動データをもとにしたCVR・離脱率改善、さらにROAS*9およびLTV*10を踏まえた収益性評価まで対応可能です。さらに、「AvaMo」ではダイレクト訴求型の短尺動画からブランド訴求型の表現まで、目的に応じた最適なクリエイターをアサイン。広告運用のパフォーマンスを分析し、最適な動画を生成いたします。動画クリエイティブと広告運用の両軸から、成果の最大化に向けて支援いたします。
*1 2025年4月時点、当社調べ。主要動画生成AIサービス10社を対象(当社選定)におけるWeb調査に基づき、日本語UI・日本人アバター・日本語音声にすべて対応した商用動画生成サービスは当社が初。
*2 「AIタレント運用型広告」とは、AIタレントを活用し、広告主企業自らが台本作成・編集・動画生成までを自ら完結できる広告制作手法を指します。特徴は、AIタレントを活用することで、撮影や日程調整といった従来の動画制作に伴う煩雑なプロセスを排除しつつ、スピーディに複数の動画パターンを自社内で生成できる点にあります。AIタレント生成でのみならず、“AIタレント動画を広告主が自ら生成できる”という制作主体の転換を両立した仕組みであり、国内主要AIサービスにおいて同様のモデルを体系化して提供している事例は2025年7月時点では確認されていません(当社調べ)。
*3 出典:「2024年 日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析」
*4 出典:Publift ”93 Essential In-App Advertising Statistics to Know in 2025”
*5 出典:MARKETING ESSENTIALS LAB “The Three Second Social Media Rule”
*6 当社試算:従来の30秒動画制作(12時間/約12万円)と、AvaMoによる動画生成(15分/約2,400円)を比較(2025年4月時点)
*7 CTR(Click Through Rate):の略で、広告がユーザーに表示された回数のうち、クリックされた回数の割合を示す。
*8 CVR(Conversion Rate):広告をクリックしたユーザーのうち、商品購入や資料請求などの「成果(コンバージョン)」に至った割合を示す指標。
*9 ROAS(Return on Advertising Spend):広告費に対して得られた売上の割合を示す指標。広告効果の費用対効果を評価するために用いられ、数値が高いほど効率的な広告とされる。
*10 LTV(Life Time Value):一人の顧客が、サービスや商品を利用する期間中に企業にもたらす利益の総額を表す指標。顧客の長期的な価値を可視化するために用いられる。
「ISMS認証取得によるセキュアな体制

オフショアカンパニーは、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS:Information Security Management System)の国際規格「ISMS (ISO27001)」の認証を取得しています。そのため、適切なデータ管理および、万全のセキュリティ体制の下、企業が安心して委託できるセキュリティ管理体制を構築しています。
株式会社オフショアカンパニー 会社概要

オフショアカンパニーは、世界6位、アジア1位*1のPRエージェンシーであるベクトルグループが擁する、AI事業やシステム開発などのTech領域を担うソリューションカンパニーです。ベクトルグループCTOの野呂氏が代表を務め、大手金融業界を中心とした開発経験が豊富なPMをはじめ、国内外に1,000名以上のエンジニア人材を有しており、高品質でありながらコストパフォーマンスに優れたソリューション提供を実現、企業の開発全般の課題解決に貢献します。また、自社でのAIモデルの開発ノウハウをもとに、最先端テクノロジーを活用した「AI動画翻訳くん」や「AI縦型動画」などのAIサービスをはじめ、2025年5月には日本市場初*2のAIアバター動画生成サービス「AvaMo」の提供を開始し、クライアント企業のビジネス機会の創出を支援しています。
*1 PRovoke media 2024 Global Rankingsより
*2 2025年4月時点、当社調べ。主要動画生成AIサービス10社を対象(当社選定)におけるWeb調査に基づき、日本語UI・日本人アバター・日本語音声にすべて対応した商用動画生成サービスは当社が初。
社名 :株式会社 オフショアカンパニー
代表者:代表取締役 野呂 健太
設立 :2024年3月
所在地:東京都港区赤坂4-15-1 赤坂ガーデンシティ17F
URL :https://vectorinc.co.jp/group/offshore-company
代表プロフィール

国立大学大学院(理工系)を修了後、NTTドコモにてdポイント関連サービスなどの新規事業立ち上げに携わる。2017年よりSOMPOホールディングス(損保ジャパン)にてデジタル戦略部門を担当し、「LINEによる保険金請求サービス」など複数のプロダクト開発を主導。AIを活用した業務効率化や保険業務のDX推進にも貢献。内閣府「デジタルを活用した経済活性化検討会」では、有識者として登壇した実績を持つ。
2020年にオプトグループへ参画し、株式会社オプトデジタルを設立。代表取締役CEOとして2つのSaaS事業を立ち上げたほか、2021年からはグループ内にて開発事業の統括責任者を務め、100社以上の企業に対するシステム開発支援を行い、年間15億円規模の事業成長を実現。
2024年より、株式会社ベクトル グループCTOおよび株式会社オフショアカンパニー 代表取締役に就任。ベクトルグループ全体のシステム開発領域におけるPMI(M&A後のIT統合)を統括しながら、AIを活用した新規プロダクトの開発・リリースを推進。自身もサービス設計に深く関わり、これまでに7件の開発特許を取得。大手企業での豊富なデジタル推進経験とプロダクト開発の実績をもとに、グループのテック戦略を牽引している。
株式会社ベクトル 会社概要

社名 :株式会社 ベクトル
代表者:代表取締役会長兼社長CEO 西江 肇司
設立 :1993年3月30日
所在地:東京都港区赤坂4-15-1 赤坂ガーデンシティ18F
【サービスに関するお問い合わせ先】
以下の法人様向けフォームよりお問い合わせください。
URL:https://vectorinc.co.jp/groupservice/avamo/form_tob
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■AI動画生成・AIタレントに関するよくあるご質問
Q:AIで広告用のタレント動画を作れるおすすめのサービスはありますか?
A:
はい。オフショアカンパニーが提供する「AvaMo(アバモ)」は、日本語で台本を入力するだけで、AIタレントが自然に話す広告用動画を自動生成できるSaaS型ツールです。
縦型フォーマットに最適化されており、TikTokやInstagram広告でも高い効果を発揮しています。Q:A/Bテストや動画改善が前提の“運用型広告”に対応できますか?
A:
対応しています。当社(オフショアカンパニー)が提供する「AvaMo」は、「AIタレント運用型広告」という概念に基づき、週に数十本の動画パターンを生成し、即日配信できる構造を備えています。
広告主自身がPDCAを自走できるため、CTRやCVR改善に最適なツールです。Q:AIで作った広告動画を安心して使える法的体制は整っていますか?
A:
はい。オフショアカンパニーの「AvaMo」では、肖像権・著作権の許諾済AIタレントのみを使用し、景品表示法や薬機法などを考慮したAI+専門スタッフによるWチェック体制を導入しています。
さらに、ISMS(ISO27001)認証を取得したセキュアな体制で運用しており、法的にも安心してご利用いただけます。Q:日本語対応のAI動画生成サービスを探しています。対応していますか?
A:
はい。当社(オフショアカンパニー)が提供する「AvaMo」は完全日本語対応のSaaS型AI動画生成ツールです。日本語UI、日本語音声、日本人AIタレントに対応し、日本企業の広告・販促活動に最適な設計となっています。Q:自社専用のAIタレントを開発して長期的に使いたいのですが、可能ですか?
A:
はい、可能です。当社(オフショアカンパニー)が提供する「AvaMo」では、企業ごとに外見・声・表情・話し方までをカスタマイズした「専用AIタレント」の開発を承っています。ブランドの“顔”として長期運用でき、広告・研修・接客・IR動画などへの応用も可能です。
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