廃プラスチック再生事業の拡大に向け「ポリオレフィンリサイクル事業」を7月に開始
リファインバースイノベーションセンター内に製造ラインを建設

リファインバース株式会社(本社:東京都千代田区/代表取締役社長:越智晶)は、これまでケミカルリサイクル向けの廃プラスチック原料供給事業に取り組んでまいりました。この廃プラスチック再生事業の取り組みをさらに発展させるべく、2026年7月より「ポリオレフィンリサイクル事業」を立ち上げ、リファインバースイノベーションセンター(RIVIC)内にポリオレフィンリサイクル原料の製造ラインを新設いたします。
■ポリオレフィン事業新設の背景
環境省の調査によると、日本国内で発生している廃プラスチックは約823万トン※1にのぼります。その多くが依然としてサーマルリサイクル(焼却によるエネルギー回収)に回されており、再生原料として利用される割合はわずかにとどまっています。
リファインバースグループではこうした課題に対し、ポリエチレンやポリプロピレンといったポリオレフィン素材の回収・選別・加工技術を開発し、再生原料として利用可能な状態にする技術基盤を整えてきました。今回の「ポリオレフィンリサイクル事業」新設は、これまでの技術開発を事業として本格展開し、国内循環の拡大を加速させるためのものです。※1環境省「令和6年版環境白書」
■ポリオレフィンリサイクル事業について
「ポリオレフィンリサイクル事業」では、梱包資材等の幅広い用途で使われるポリエチレン、ポリプロピレンなどを対象に、回収から再生原料化まで一貫したプロセスづくりを推進します。
リファインバースイノベーションセンター(RIVIC)内に新設する製造ラインでは、廃棄物の選別精度を上げ、異物除去や組成検査を実施し、マテリアルリサイクル・ケミカルリサイクルいずれの用途にも対応できる原料として再生。2028年6月期には売上高10億円規模の事業化を目指します。企業が排出する廃プラスチックを資源として循環させることで、サーマルリサイクル中心の現状から、より高い資源効率を実現するリサイクル方式へ移行する一助となることを目指します。
当社は今後も、CO₂排出削減と資源循環の両立に貢献してまいります。

■リファインバースグループについて
「誰にもない視点と技術で、未来へ富をつないでいく」
20年以上前からサーキュラーエコノミーの実践に取り組み、さまざまな素材の再生・開発を進めてきました。オフィスや施設で大量に廃棄されるタイルカーペットを回収し、自社工場で再生素材「リファインパウダー」へ加工することで、業界では難しかった水平循環型リサイクルを実現しています。また、廃漁網や廃車エアバッグを高品質なリサイクルナイロンペレット「REAMIDE(リアミド)」へ再生する事業を展開しています。さらに、鳥の羽根「フェザー」を原料とした新しいバイオ素材「ReFEZER(リフェザー)」や、自動車内装材を再生したアスファルト改質材「REOCA」、ゴムの再生素材「RENAMY」など、多様なリサイクル素材の開発にも取り組んでいます。これらの取り組みを通じて、廃棄される素材に新たな価値を生み出し、ビジネスの力で循環型社会の実現をめざしています。
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