【男性382名に調査】ED治療薬「シアリス」の市販化から2か月、価格を「高い」と感じる人は84.8%に増加。薬局での対面指導にも81.7%が「抵抗あり」

全国の20歳以上の男性382名を対象に「ED治療薬の市販化に関する意識調査」を実施。「シアリス」は2026年7月31日に薬局・ドラッグストアで先行販売が始まり、8月31日から全国で発売されています。

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日本メディカルスキルアップのEDオンライン診療メディアは、全国の20歳以上の男性382名を対象に「ED治療薬の市販化に関する意識調査」を実施しました。ED治療薬「シアリス」は2026年7月31日に薬局・ドラッグストアで先行販売が始まり、8月31日から全国で発売されています。今回の調査は、全国発売から約1か月が経った時点の受け止め方を尋ねたものです。

当メディアは全国発売前の2026年8月にも同じテーマで調査(全国の20〜70代男性302名)を実施しており、本リリースでは主な設問を前回と比べています。2回の調査は回答者が異なるため、比較は傾向を示す参考値としてご覧ください。

調査結果ハイライト

・市販シアリスの価格(1錠あたり約1,452円)を「高い」と感じる人は84.8%。全国発売前の前回調査(75.2%)から9.6ポイント増えた

・薬局で薬剤師の対面指導を受けることに「抵抗がある」人は81.7%で、前回の75.2%から6.5ポイント増えた

・シアリスの市販化を「知らなかった」人は58.6%。前回の67.5%からは8.9ポイント減り、認知は広がった

・ED治療薬の薬局販売を「良いと思う」人は81.4%。前回(83.8%)に続き8割を超えた

・市販化(7月31日の先行販売開始)以降に薬局でシアリスを購入した人は0.5%にとどまった


男性の74.3%に勃起力・性機能の悩み経験。気になる点は「途中で維持できない」が最多

はじめに、勃起力や性機能に関する悩みを感じたことがあるかを尋ねました。「現在も感じている」が54.7%、「過去に感じたことがあるが、現在は感じていない」が19.6%で、あわせて74.3%が悩みを経験しています(前回は78.8%)。

気になったことがある項目は「途中で維持できない」が50.0%で最も多く、「硬さが十分でない」45.0%、「性欲そのものが落ちた」43.2%が続きました。

勃起力の低下には、血流の悪化やストレスのほか、骨盤底筋の衰えなどが関係することがあります。勃起力が低下する原因と、自宅でできるトレーニングや生活習慣の見直しを知っておくことは、改善や受診を考えるきっかけにもなります。

医療機関の受診経験は14.9%。受診をためらう理由の1位は「恥ずかしい・気まずい」

ED(勃起不全)や性機能の悩みで医療機関を受診したことがある人は、「オンライン診療を受診した」8.6%と「泌尿器科など、対面のクリニックを受診した」6.3%をあわせて14.9%でした。「受診を検討したことはない」は59.4%にのぼります。前回調査の受診経験は20.2%でした。

受診をためらう理由は「恥ずかしい・気まずい」が72.0%で最も多く、「費用が高そうだから」55.5%が続きました。この上位2つの順位は前回(74.8%、56.0%)と変わっておらず、羞恥心と費用が受診の壁になっている状況は続いています。

市販化の認知は41.4%。前回から8.9ポイント広がる

シアリスが薬局・ドラッグストアで先行販売され、全国で発売されていることを「知らなかった」人は58.6%でした。「聞いたことはあるが、詳しい内容は知らなかった」は35.1%、「内容まで知っていた」は6.3%です。

前回調査(先行販売から約3週間の時点)では「知らなかった」が67.5%で、全国発売を経て認知は32.5%から41.4%に広がりました。ただし、なお半数以上が市販化を知らない状況です。

市販化への評価は81.4%が好意的。購入先の希望は「薬局」が47.4%で最多

ED治療薬が薬局で購入できるようになったことについては、「とても良いと思う」35.9%と「やや良いと思う」45.5%をあわせて81.4%が肯定的に受け止めています(前回83.8%)。

もしED治療薬を購入するとしたら、どこで購入したいかを尋ねると、「薬局・ドラッグストア」が47.4%で最も多く、「オンライン診療」25.7%、「決めていない・わからない」22.0%、「対面のクリニック」5.0%の順でした。前回と比べると「薬局・ドラッグストア」は6.7ポイント増え(40.7%→47.4%)、「オンライン診療」は6.8ポイント減っています(32.5%→25.7%)。

対面への抵抗は根強く、薬局での対面指導には81.7%が「抵抗あり」

ED治療薬を手に入れる3つの方法について、それぞれ抵抗を感じるかを尋ねました。「抵抗がある」(とても+やや)と答えた人の割合は次のとおりです。

入手方法

前回(2026年8月)

今回(2026年10月)

差

薬局で薬剤師の対面指導を受ける

75.2%

81.7%

+6.5pt

クリニックで医師の対面診察を受ける

75.8%

77.2%

+1.4pt

自宅からオンラインで医師の診察を受ける

38.1%

51.6%

+13.5pt

3つの方法のなかで抵抗が最も少ないのは、前回に続いてオンライン診察でした。ただし、オンライン診察への「抵抗がある」は前回から13.5ポイント増えて半数を超え、「抵抗はない」(あまり+まったく)は前回の61.9%から48.4%に下がりました。3つの方法すべてで抵抗感が前回より強まっています。

薬局購入の不安は「人の目」。「ほかのお客さんに見られる」が67.8%

薬局・ドラッグストアでED治療薬を購入する際に不安や抵抗を感じる点は、「ほかのお客さんに見られること」が67.8%で最も多く、「薬剤師や店員に用途を知られること」62.3%、「レジで商品名を口に出すこと」38.2%が続きました。

上位2項目はいずれも前回より増えており(60.3%→67.8%、53.6%→62.3%)、店頭で人の目を気にする声は強まっています。

支払える金額は「1錠1,000円未満」が63.6%。市販価格は84.8%が「高い」

ED治療薬に1錠あたりいくらまでなら支払えるかを尋ねると、「500円〜999円」31.9%と「500円未満」31.7%をあわせて63.6%が1,000円未満と答えました(前回62.9%)。

一方、市販のシアリスの価格は4錠入り5,808円(税込)、1錠あたり約1,452円です。この価格を「高いと感じる」は44.8%、「やや高いと感じる」は40.1%で、あわせて84.8%が割高と感じています。前回の75.2%から9.6ポイント増えており、「高いと感じる」だけでも32.8%から44.8%に増えました。

注意事項の知識は浸透途上。注意点を「いずれも知らなかった」が32.7%

ED治療薬について知っていたことを尋ねると、「個人輸入されたED治療薬には偽造品が多く報告されていること」が39.0%で最多でした。一方で「いずれも知らなかった」も32.7%います。ED治療薬は種類によって効き始めや持続時間、副作用の傾向が異なるため、主なED治療薬の違いと選び方を知ったうえで医師や薬剤師に相談することが大切です。

前回と比べると「いずれも知らなかった」は37.4%から32.7%に減り、「狭心症などの治療に使う硝酸薬との併用は危険であること」(18.9%→25.4%)や「グレープフルーツと一緒に摂ると副作用が強まる可能性があること」(19.9%→24.9%)を知っている人は増えました。それでも、注意点を知っている人は多くの項目で2割台にとどまります。

ED治療薬を海外からの個人輸入や輸入代行サイトで「購入したことがある」人は6.0%(前回3.6%)、「検討したことはあるが、購入していない」人は13.6%でした。個人輸入されたED治療薬には偽造品のリスクがあるうえ、飲み合わせなどの説明も受けられません。医療機関での処方や、薬剤師の確認を受けて薬局で購入するなど、正規のルートで入手することが大切です(参考:バイアグラを服用する前に知っておきたい飲み合わせなどの注意点)。

市販化以降に薬局でシアリスを購入した人は0.5%。「買いやすくなった」は24.9%

2026年7月31日の先行販売開始以降に、薬局・ドラッグストアでシアリスを「購入したことがある」人は0.5%でした。「購入を検討して店舗に行ったが、購入しなかった」人も3.1%います。

全国発売から約1か月が経った時点で、ED治療薬が以前より買いやすくなったと感じるかを尋ねると、「わからない」が51.6%で最も多くなりました。「とても買いやすくなった」6.3%と「やや買いやすくなった」18.6%をあわせても24.9%にとどまります。

市販のシアリスの購入ルールについて知っていたことは、「いずれも知らなかった」が63.9%を占めました。最も知られていた「購入できるのは、使用する本人だけであること」でも20.4%です。購入できる人の条件や店頭での購入の流れは、市販のシアリスの買い方と価格で解説しています。

望まれる買い方は「セルフレジ」60.2%、「スマホで事前手続き」55.8%

薬局・ドラッグストアでED治療薬を購入するとしたら、どんな買い方があれば利用しやすいかを尋ねると、「セルフレジで会計できる」が60.2%、「スマホで事前に手続きし、店頭では受け取るだけ」が55.8%と過半数にのぼりました。「店頭のロッカーで受け取る」35.3%、「オンラインで薬剤師の説明を受け、自宅に配送される」34.0%が続き、店頭で人と接する場面を減らせる買い方が求められています。

オンライン診療の経験者は78.8%が「次もオンライン」

オンライン診療を受診したことがある33名に、薬局でシアリスが買えるようになった今、次にED治療薬を入手するならどちらを選びたいかを尋ねました。「オンライン診療を続けたい」33.3%と「どちらかといえばオンライン診療」45.5%をあわせて78.8%がオンライン診療を選んでいます。

オンライン診療を受診したことがある33名に、薬局でシアリスが買えるようになった今、次にED治療薬を入手するならどちらを選びたいかを尋ねました。「オンライン診療を続けたい」33.3%と「どちらかといえばオンライン診療」45.5%をあわせて78.8%がオンライン診療を選んでいます。一度利用した人の多くは、薬局で買えるようになった今も、ED治療に対応したオンライン診療クリニックを使い続けたいと考えていることがわかります。

店に行かずに自宅で薬を受け取れることや、対面で話さずに済むことが上位に挙がっており、人と顔を合わせずに入手できる点が重視されていることがうかがえます。ただし、オンライン診療のクリニックは、扱う薬や料金、配送の早さがそれぞれ異なります。たとえばDMMオンラインクリニックのED治療、クリニックフォアのED治療、デジタルクリニックのED治療でも、診察の流れや料金プランには違いがあります。

なお、シアリスのように医師の処方なしで薬局で買えるようになってほしい薬を尋ねると、「AGA(薄毛)の治療薬」が53.4%で最も多くなりました。AGA治療薬のうち、塗り薬のミノキシジルは薬局でも購入できますが、飲み薬のフィナステリドやデュタステリドは医師の処方が必要です。治療薬ごとの効果や費用の違いは、AGA治療薬(飲み薬・塗り薬)の比較で解説しています。

自由記述:最も多かったのは副作用への不安

ED治療薬を購入・使用するとしたら不安に感じることや、薬局・クリニックに望むことを自由に書いてもらったところ、副作用や飲み合わせへの不安を挙げる声が最も多く、プライバシーへの配慮を求める声が続きました。

「もし副作用が出た場合にどこに相談すれば良いか分からないというのが不安です」(50〜54歳)

「薬局で購入する場合チェックシートや服薬指導を事前にオンラインで済ませて、薬局では購入するだけにして頂ければあまり人の目を気にせずに済むためありがたいです」(35〜39歳)

「購入時に周囲の人に用途を知られることには少し抵抗があります。個室や仕切りのある相談スペースなど、プライバシーに配慮した環境があると利用しやすいと思います」(45〜49歳)

「ED治療薬は、禁忌のものも多いし、医師によく相談した上で使用するべき薬と考えるので、手軽に薬局やネットで手に入るようにしない方が良いような気もする。」(60〜64歳)

まとめ:認知は広がるも、購入は0.5%。壁は「価格」と「人の目」

今回の調査から言えることは、大きく3つです。

1. 市販化は知られ始めたが、購入にはつながっていない

市販化の認知は前回の32.5%から41.4%に広がり、市販化への評価も81.4%が「良い」と答えています。それでも、市販化以降に薬局でシアリスを購入した人は0.5%にとどまり、「以前より買いやすくなった」と感じる人も24.9%でした。

2. 購入を止めているのは「価格」と「人の目」で、どちらも前回より強まった

1錠あたり約1,452円の価格を「高い」と感じる人は84.8%(前回比+9.6ポイント)で、支払ってもよい金額は「1,000円未満」が63.6%です。希望額と実際の価格には約1.5倍の開きがあります。また、薬局購入の不安の上位は「ほかのお客さんに見られる」67.8%(+7.5ポイント)、「薬剤師・店員に用途を知られる」62.3%(+8.7ポイント)と、いずれも人の目に関するもので、前回より増えました。

3. 求められているのは、人と接せずに相談・購入できる方法

利用しやすい買い方の上位は「セルフレジ」60.2%と「スマホで事前に手続きし、店頭では受け取るだけ」55.8%でした。入手方法ごとの抵抗感は3つとも前回より強まったものの、最も抵抗が少ないのはオンライン診察で、オンライン診療の受診経験者の78.8%は次もオンライン診療を選ぶと答えています。

市販化で「病院に行かなくても買える」ようになった一方、店頭で人と顔を合わせるという新たな壁が意識されています。価格に加えて、人目を気にせず相談・購入できる仕組みが整うかどうかが、市販化を実際の利用につなげる鍵になりそうです。

また、注意点を「いずれも知らなかった」人が32.7%いるように、ED治療薬の安全な使い方はまだ十分に知られていません。EDの背景に心臓や血管の病気が隠れている場合もあるため、気になる症状がある方や持病・服用中の薬がある方は、薬剤師や医師に相談したうえで使用を検討してください。


調査概要

今回調査

  • 調査名:ED治療薬の市販化に関する意識調査

  • 調査方法:インターネットによるアンケート調査

  • 調査期間:2026年10月8日〜10月13日

  • 有効回答数:382名

  • 調査対象:全国の20歳以上の男性

  • 回答者属性:

    性別:男性100%(382名)

    年代:50〜54歳が最多層(72名)。40〜44歳67名、45〜49歳65名、35〜39歳61名、55〜59歳40名、30〜34歳24名、60〜64歳23名ほか
    ※Q18・Q19は、オンライン診療を受診したことがある33名が対象

※本調査結果を引用いただく際は、出典として「日本メディカルスキルアップのEDオンライン診療メディア調べ」と明記のうえ、当メディア(https://skillup-mt.jp/ed/)へのリンクをお願いいたします。

比較に用いた前回調査

注記

  • 2回の調査は回答者が異なるため、比較は傾向を示す参考値です

  • 前回のシアリス市販化の認知は、7月31日の先行販売についての設問です

  • 入手方法ごとの抵抗感は、前回と今回で選択肢の表現が一部異なります(例:前回「薬局・ドラッグストアで薬剤師と対面で確認・指導」、今回「薬局で薬剤師の対面指導を受ける」)

  • 構成比(%)は小数第2位を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります

前回調査との比較一覧

設問

前回(2026年8月)

今回(2026年10月)

差

勃起力・性機能の悩みを感じたことがある

78.8%

74.3%

-4.5pt

医療機関の受診経験がある

20.2%

14.9%

-5.3pt

受診をためらう理由「恥ずかしい・気まずい」

74.8%

72.0%

-2.8pt

シアリス市販化を「知らなかった」

67.5%

58.6%

-8.9pt

市販化を「良いと思う」

83.8%

81.4%

-2.4pt

購入先「薬局・ドラッグストア」

40.7%

47.4%

+6.7pt

購入先「オンライン診療」

32.5%

25.7%

-6.8pt

薬局での対面指導に「抵抗がある」

75.2%

81.7%

+6.5pt

オンライン診察に「抵抗がある」

38.1%

51.6%

+13.5pt

薬局購入の不安「ほかのお客さんに見られる」

60.3%

67.8%

+7.5pt

支払える金額「1錠1,000円未満」

62.9%

63.6%

+0.7pt

市販価格を「高い」と感じる

75.2%

84.8%

+9.6pt

注意点を「いずれも知らなかった」

37.4%

32.7%

-4.7pt

個人輸入で購入したことがある

3.6%

6.0%

+2.4pt

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医薬・製薬医療・病院
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URL
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業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区神南1-11-4-5F
電話番号
03-6869-1287
代表者名
長友佑樹
上場
未上場
資本金
100万円
設立
2012年06月