シンガポール上場中国製薬企業に投資し、中国医薬市場へ本格進出

住友商事

住友商事株式会社(取締役社長:加藤 進、本社:東京都中央区、以下住友商事)は、このたびシンガポール株式市場上場の中国製薬企業 C&O Pharmaceutical Technology (Holdings) Limited(取締役会長:Mr. Gao Bin、バミューダ諸島、以下C&O)の株式29パーセントを筆頭株主であるLeo Star Development Limited(英領バージンアイランド、以下Leo Star)より取得することで合意しました。これにより、住友商事はLeo Starに次ぐC&Oの第二位株主となり、今後C&Oを通じて中国医薬品市場へ本格的に進出します。

急速に成長している中国医薬市場は、今後も15パーセント以上の成長が見込まれ、2020年には1,300億米ドルと日本を抜いて世界第二位の市場になると予測されています。C&Oは、中国での医薬品の研究・開発、製造、販売を展開する製薬企業で、中国全土の約30万件の病院、薬局向けに医療用医薬品を販売しています。

住友商事は、これまで培った新薬ライセンスビジネスの実績を活かし、日本、欧米からの新薬をC&Oを通じて中国医薬市場に展開するとともに、C&Oの研究・開発組織を活用した医薬品開発受託ビジネスを行います。また、住友商事の医薬品原料グローバルサプライチェーンを活用し、C&Oへ競争力のある医薬品原料を供給する予定です。将来的にはC&Oで生産する医薬品を東南アジアなど海外市場へ展開することも検討しています。それにより、C&Oの売上を、5年後に現在の約2倍の150億円規模に増加させる計画です。

今回の資本参加により、高品質かつ安全な医薬品をC&Oを通して中国市場に供給することで、中国の医療の向上、健康の維持・改善に貢献していきます。

<C&Oの会社概要>
正式名称: C&O Pharmaceutical Technology (Holdings) Limited
設立日 : 2003年 (2005年にシンガポール株式証券市場に上場)
所在地 : バミューダ諸島
事業内容: 医薬品の研究・開発、製造、輸入、販売
年 商 : 約70億円

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会社概要

住友商事株式会社

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URL
https://www.sumitomocorp.com/ja/jp
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都千代田区大手町2-3-2 大手町プレイス イーストタワー
電話番号
03-6285-5000
代表者名
上野 真吾
上場
東証プライム
資本金
2204億円
設立
1919年12月