世界の子ども9人にひとりが苦しむ「児童労働」
国境なき子どもたち(KnK)と共に闘ってください
世界では1億6800万人が、児童労働で苦しんでいます。これは、世界の子どもの9人にひとりにあたります。
貧困にあえぐ子どもたちにとって、「児童労働」は残念ながらごく身近なものです。そして、劣悪な条件にある児童労働との闘いは、恵まれない状況にある子どもたちを支援する私たち国境なき子どもたち(KnK)にとって最重要課題のひとつです。
● そもそも「児童労働」とは?
児童労働とは、義務教育を妨げる労働や法律で禁止されている18歳未満による危険で有害な労働を指します。
世界では1億6800万人 *が、児童労働で苦しんでいます。 (*)2013年、国際労働期間(ILO)発表
これは、世界の子どもの9人にひとりにあたります。
● 何が「児童労働」なの?
「子どもが従事する労働」で、訓練の一環にあたるものや家庭生活の一部となっている軽作業で、勉強と両立可能なものは許容範囲にあるといえます。
一方で、年齢にそぐわない重労働や長時間にわたるもの、危険な作業などは許容範囲外、つまり「児童労働」と考えられます。
18歳未満の青少年が行う「ゴミ拾い」や「くつ磨き」、「物売り」なども、学校に行く時間を犠牲にして行うようであれば「児童労働」にあたります。
貧しい国々では「物乞い」さえもビジネスとなり、子どもたちが働かされるケースが少なくありません。
危険な仕事、その中でも最悪の「児童労働」は・・・・
- 子ども兵士
- 児童買春
- 奴隷労働
- 薬物取引などの犯罪
● 「児童労働」との闘い - 私たちには何ができるでしょうか
国境なき子どもたち(KnK)は、「児童労働」をこの世界からなくすために、さまざまなアプローチを行っています。
- 教育機会の提供 *教育の力で貧困の連鎖をストップ
- 職業訓練機会の提供 *安定した収入を得られるよう手に職を付ける
- 自立支援施設「若者の家」や保護施設の運営 *子どもとしての時間を取り戻す
- 保護者向けの収入創出活動 *子どもを犠牲にしない環境をつくる
- 日本国内での教育・啓発活動 *遠い国の問題として終わらせない
私たちKnKはこのような活動を団体設立以来17年間続けてきました。この10年で「児童労働」の犠牲となる子どもの人数は、2億4600万人から1億6800万人まで減っています*。 (*)2013年、国際労働期間(ILO)発表
しかし、現在もなお日本の総人口をはるかに超える数の子どもたちが、子どもとしての時間を奪われ、危険で違法な状況下で不当に働かされているのです。
ぜひ、私たちKnKと一緒に「児童労働」を世界からなくす「闘い」にご参加ください。
例えば:
- 1,500円でバングラデシュのストリートチルドレン1人に15日分の食事を提供できます
- 3,000円でフィリピン「若者の家」の子ども2人に通学用の制服を提供できます
- 5,000円でカンボジアの青少年1人が3ヵ月間、職業訓練を受けられます
- 8,000円でカンボジア「若者の家」の子ども10人が補習授業を受けられます
児童労働に苦しむ子どもたちが、あなたのサポートを必要としています。過酷な状況にある子どもたちのために、ぜひご支援をお願いいたします。
■ご寄付の方法■
国境なき子どもたちのウェブサイトからクレジットカードでお申込みいただけます。
7月末までに「毎日の力!50円」マンスリーサポートに新規でお申込みくださった方には、フォトジャーナリスト渋谷敦志さん撮影によるカンボジアのポストカードセット(6枚組)を差し上げます。
【いま寄付】https://www.knk.or.jp/donate/net.html
【つづける寄付】https://www.knk.or.jp/donate/continue.html(マンスリーサポート)
※認定NPO法人国境なき子どもたち(KnK)へのご寄付は寄付金控除の対象となり、税制上の優遇措置を受けられます。http://knk.or.jp/donate/tax/
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