シグマクシス、経費精算および間接材購買請求書管理を6か月で完全電子化
自社実績をもとに、間接業務のデジタル・トランスフォーメーションサービスの提供を開始
株式会社シグマクシス(本社:東京都港区、代表取締役社長:富村 隆一、コード番号:6088 東証一部、以下 シグマクシス)は、株式会社コンカー(本社:東京都中央区、代表取締役社長:三村 真宗、以下コンカー)が提供するクラウドソリューション「Concur Expense」「Concur Invoice」、およびギリア株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役社長 兼 CEO:清水 亮、以下ギリア)とともに共同開発した「領収書読み取りAI-OCRスマホアプリ(https://www.sigmaxyz.com/business/ai-ocr/)」※1を導入し、経費精算および間接材購買※2に係る請求書管理の完全電子化を実現しました。また当該業務プロセスの変革も並行して実施し、構想策定開始から6か月という短期間で全ての取り組みを完了しました。2020年2月に新システムおよび新業務プロセスの稼働を開始するとともに、本取り組みによる知見をもとにしたサービス「間接業務のデジタル・トランスフォーメーション(https://www.sigmaxyz.com/business/next-generation/)」の提供を開始しております。
企業のデジタル・トランスフォーメーションにおいて既存業務の電子化が大きなテーマとなる中、国内では電子帳簿保存法の改正が行われるなど、業務文書電子化の環境整備が進められています。また、クラウドサービスやAIの活用を通じた、業務プロセス変革の必要性も叫ばれています。シグマクシスは設立来、デジタル活用を通じた生産性と創造性の向上に取り組んでおりますが、このたび、以下の取り組みを通じて、自社の生産性とガバナンスレベルのさらなる向上を実現しました。今後は、本取り組みにおいて蓄積したノウハウをサービスとして展開し、企業のデジタル・トランスフォーメーションを促進してまいります。
①経費精算および間接材購買に係る請求書管理を、完全電子化
コンカーが提供するSaaS型のクラウドソリューションの「Concur Expense」と「Concur Invoice」、シグマクシスとギリアが共同開発した、紙の領収書をスマートフォンのカメラで読み取るAI-OCRスマホアプリを導入しました。電子帳簿保存法に準拠したコンカーの両ソリューションおよびAI-OCRスマホアプリを同時導入することで、当該業務データの完全電子化が可能となりました。またクラウドソリューションの標準機能に準拠し、アドオン開発を一切することなく6か月で導入を完了しております。
②完全電子化による社員・管理者・管理部門の生産性向上
経費精算の完全電子化により、社員の手作業による領収書データ入力や紙媒体の証憑整理の作業、証憑提出のための移動をなくすことで、当該業務における社員一人当たり28%の工数を削減しました。また経理部門での目視による証憑とデータの照合・確認処理が「Concur Expense」上で可能となるため、生産性と正確性の向上が期待されています。また電子帳簿保存法のもと、紙媒体の領収書は電子化後に破棄が可能となるため、当該文書の管理工数も大幅に削減されました。
請求書管理の電子化により、請求書へのコメント追記や、経理部門へ提出といったマニュアルオペレーションが全て「Concur Invoice」上で可能となるため、業務スピードと正確性が向上するとともに、当該文書の紙媒体での保存も不要となりました。
③監査を軸とする業務プロセス変革を通じ、社員の自律性と高度なガバナンスの両立
経費精算業務において、これまで上長一人あたり平均9.2名分の承認処理に、月平均120分を要していました。本取り組みでは、業務の完全電子化にあわせて社内業務規程の改定を行い、第三者による経費精算後の監査チェックを導入することで、上長の承認プロセスを撤廃しました。これによりコーポレートガバナンスの高度化と、社員一人ひとりが自らの責任に則って行動する「自律型」のオペレーションを両立し、組織全体の生産性、創造性の向上を実現しました。
今後は、経理部門で行う異常値チェックおよび監査プロセスをAI導入により自動化し、経費精算業務量の30%から50%の削減を目指します。
なお、2020年4月に発令された、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言後も、当社ではリモートワークを徹底しながら当該業務を安定的に継続しております。企業のBCP対策が急務となる中、周辺業務も含めた間接業務の電子化を推進していくとともに、自社取り組みで得た知見を活用し、企業のデジタル・トランスフォーメーションを強力に支援してまいります。
※1 領収書読み取りAI-OCRスマホアプリ:シグマクシスとギリアが最新のAI-OCR技術を活用して共同開発した、紙の領収書からデータを読み取るスマホアプリです。読み取った領収書データを、API連携を通じて経費精算システムに伝送し、経費精算データとして活用することが可能です。伝送された領収書データは、タイムスタンプ付与機能により、電子帳簿保存法に準拠した電子証憑として利用することができます。詳しい情報は、こちら(https://www.sigmaxyz.com/business/ai-ocr/)をご覧ください。
※2 間接材購買:本プロジェクトにおける間接材購買とは、役務を含まない10万円未満の間接材の購買が相当します。当社では、役務においては専任部門の発注処理を必須としていること、10万円以上の間接材については固定資産管理を行うことから、当社独自システムでの管理を行っております。
■株式会社シグマクシスについて
社名 株式会社シグマクシス(SIGMAXYZ Inc.)/東証第一部(6088)
所在地 〒105-0001 東京都港区虎ノ門4-1-28 虎ノ門タワーズオフィス9F
代表者 代表取締役社長 富村 隆一
設立日 2008年5月9日
資本金 28億42百万円(2020年3月末)
主な株主 役員および社員(含む株式給付信託)
株式会社インターネットイニシアティブ、株式会社インテック
事業内容 ・企業のデジタル・トランスフォーメーションを支援するコンサルティングサービスの提供
・新規事業開発、事業投資および運営
URL https://www.sigmaxyz.com/
シグマクシスは、事業戦略、M&A、業務、ITシステム、デジタルテクノロジー、クラウドソリューション、プロジェクトマネジメントおよび新規事業開発のプロフェッショナルを揃え、社内外の能力を組み合わせたプロジェクトの実行を通じて、様々な産業および企業における価値創造に取り組んでいます。コンサルティングサービスに加え、企業間連携による事業創造、関連する各種事業への投資、およびその運営を通じて、社会課題を解決する新たな市場や価値の創出も行っています。詳しい情報は https://www.sigmaxyz.com/をご覧ください。
当プレスリリース内の企業名、製品・サービス名は、各社の商標または登録商標です。
■本プレスリリースのURL
https://www.sigmaxyz.com/news/2020/0511/
■関連リンク
間接業務のデジタル・トランスフォーメーション
https://www.sigmaxyz.com/business/next-generation/
領収書読み取りAI-OCRスマホアプリ
https://www.sigmaxyz.com/business/ai-ocr/
企業のデジタル・トランスフォーメーションにおいて既存業務の電子化が大きなテーマとなる中、国内では電子帳簿保存法の改正が行われるなど、業務文書電子化の環境整備が進められています。また、クラウドサービスやAIの活用を通じた、業務プロセス変革の必要性も叫ばれています。シグマクシスは設立来、デジタル活用を通じた生産性と創造性の向上に取り組んでおりますが、このたび、以下の取り組みを通じて、自社の生産性とガバナンスレベルのさらなる向上を実現しました。今後は、本取り組みにおいて蓄積したノウハウをサービスとして展開し、企業のデジタル・トランスフォーメーションを促進してまいります。
①経費精算および間接材購買に係る請求書管理を、完全電子化
コンカーが提供するSaaS型のクラウドソリューションの「Concur Expense」と「Concur Invoice」、シグマクシスとギリアが共同開発した、紙の領収書をスマートフォンのカメラで読み取るAI-OCRスマホアプリを導入しました。電子帳簿保存法に準拠したコンカーの両ソリューションおよびAI-OCRスマホアプリを同時導入することで、当該業務データの完全電子化が可能となりました。またクラウドソリューションの標準機能に準拠し、アドオン開発を一切することなく6か月で導入を完了しております。
②完全電子化による社員・管理者・管理部門の生産性向上
経費精算の完全電子化により、社員の手作業による領収書データ入力や紙媒体の証憑整理の作業、証憑提出のための移動をなくすことで、当該業務における社員一人当たり28%の工数を削減しました。また経理部門での目視による証憑とデータの照合・確認処理が「Concur Expense」上で可能となるため、生産性と正確性の向上が期待されています。また電子帳簿保存法のもと、紙媒体の領収書は電子化後に破棄が可能となるため、当該文書の管理工数も大幅に削減されました。
請求書管理の電子化により、請求書へのコメント追記や、経理部門へ提出といったマニュアルオペレーションが全て「Concur Invoice」上で可能となるため、業務スピードと正確性が向上するとともに、当該文書の紙媒体での保存も不要となりました。
③監査を軸とする業務プロセス変革を通じ、社員の自律性と高度なガバナンスの両立
経費精算業務において、これまで上長一人あたり平均9.2名分の承認処理に、月平均120分を要していました。本取り組みでは、業務の完全電子化にあわせて社内業務規程の改定を行い、第三者による経費精算後の監査チェックを導入することで、上長の承認プロセスを撤廃しました。これによりコーポレートガバナンスの高度化と、社員一人ひとりが自らの責任に則って行動する「自律型」のオペレーションを両立し、組織全体の生産性、創造性の向上を実現しました。
今後は、経理部門で行う異常値チェックおよび監査プロセスをAI導入により自動化し、経費精算業務量の30%から50%の削減を目指します。
なお、2020年4月に発令された、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言後も、当社ではリモートワークを徹底しながら当該業務を安定的に継続しております。企業のBCP対策が急務となる中、周辺業務も含めた間接業務の電子化を推進していくとともに、自社取り組みで得た知見を活用し、企業のデジタル・トランスフォーメーションを強力に支援してまいります。
※1 領収書読み取りAI-OCRスマホアプリ:シグマクシスとギリアが最新のAI-OCR技術を活用して共同開発した、紙の領収書からデータを読み取るスマホアプリです。読み取った領収書データを、API連携を通じて経費精算システムに伝送し、経費精算データとして活用することが可能です。伝送された領収書データは、タイムスタンプ付与機能により、電子帳簿保存法に準拠した電子証憑として利用することができます。詳しい情報は、こちら(https://www.sigmaxyz.com/business/ai-ocr/)をご覧ください。
※2 間接材購買:本プロジェクトにおける間接材購買とは、役務を含まない10万円未満の間接材の購買が相当します。当社では、役務においては専任部門の発注処理を必須としていること、10万円以上の間接材については固定資産管理を行うことから、当社独自システムでの管理を行っております。
■株式会社シグマクシスについて
社名 株式会社シグマクシス(SIGMAXYZ Inc.)/東証第一部(6088)
所在地 〒105-0001 東京都港区虎ノ門4-1-28 虎ノ門タワーズオフィス9F
代表者 代表取締役社長 富村 隆一
設立日 2008年5月9日
資本金 28億42百万円(2020年3月末)
主な株主 役員および社員(含む株式給付信託)
株式会社インターネットイニシアティブ、株式会社インテック
事業内容 ・企業のデジタル・トランスフォーメーションを支援するコンサルティングサービスの提供
・新規事業開発、事業投資および運営
URL https://www.sigmaxyz.com/
シグマクシスは、事業戦略、M&A、業務、ITシステム、デジタルテクノロジー、クラウドソリューション、プロジェクトマネジメントおよび新規事業開発のプロフェッショナルを揃え、社内外の能力を組み合わせたプロジェクトの実行を通じて、様々な産業および企業における価値創造に取り組んでいます。コンサルティングサービスに加え、企業間連携による事業創造、関連する各種事業への投資、およびその運営を通じて、社会課題を解決する新たな市場や価値の創出も行っています。詳しい情報は https://www.sigmaxyz.com/をご覧ください。
当プレスリリース内の企業名、製品・サービス名は、各社の商標または登録商標です。
■本プレスリリースのURL
https://www.sigmaxyz.com/news/2020/0511/
■関連リンク
間接業務のデジタル・トランスフォーメーション
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領収書読み取りAI-OCRスマホアプリ
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