POLARデータによりコロナ禍により運動の傾向が変化し、日本ではウォーキングが増加
グローバルでも同様で、特にZ世代で顕著な傾向を示す
スポーツ用ウェアラブルデバイスと心拍数テクノロジーの世界的リーディングカンパニーであるポラール・エレクトロ(本社:フィンランド ケンペル、代表取締役Sander Werring)は、2019年から3年間のポラールユーザーのデータを調査し、日本のユーザーのウォーキング人口が増えていることが分かりました。2019年では日本のユーザーが行った全体のスポーツのうちウォーキングが占める割合は9%でしたが、2020年は15%、2021年は17%となり、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、ウォーキングを選ぶユーザーが増えていることが明らかになりました。なお、分析はすべて、各個人の識別情報を除外した匿名化したポラールユーザーのデータを用いています。
この傾向は今後も続くと思われ、ポラールリサーチセンターのRaija Laukkanen博士は、すべてのウォーキング愛好者がウォーキングを最大限に活用する方法について、下記のような推奨事項を述べています。
- 運動効果を得るには、必ずしも高強度のトレーニングを行う必要はありません。低強度でゆっくりとした歩行は、心血管系の健康を維持するのに役立ちます。
- ハイキングなどの高強度のウォーキングエクササイズは、体全体でより多くの筋肉を使うことで、ウォーキングの効果を高める良い方法です。
- 歩く場所(地形)を変えることも、トレーニング強度に多様性を与えるのに役立ちます。例えば上り坂や下り坂では、ウォーキングの強度に大きな影響を与え、より高い効果につながる可能性があります。
- 複数の人と一緒に歩くことは社会的なつながりにもなります。これは身体的健康の改善には直接つながらないかもしれませんが、精神的健康とストレスレベルに良い影響を与える可能性があります。
- ウォーキングで心拍数を計測する事は、自身の運動を最適化し、様々な状況での心拍数ゾーンについてより理解することができるので、ウォーキングを最大限に活用化できます。ゆっくり歩くことでも気分転換や健康維持につながりますが、最大心拍数の60~70%であるゾーン2で行うことで代謝・脂肪燃焼の効率が上がり、最大心拍数の70~80%であるゾーン3で行うことで持久力の向上につながります。
ポラールについて
Polar Electro(本社:フィンランド、設立:1977年)は、1982年に世界ではじめてトレーニング用心拍計モニター装置を開発した、心拍トレーニングのスペシャリストです。同分野のリーディングカンパニーとして約40年にわたり、徹底的な研究・分析に基づく革新的な製品を世に送り出してきました。その製品の正確さと性能の高さ、優れた心拍数モニター機能はトップアスリートや専門家に認められ、世界中で使われています。現在、世界80カ国以上で販売されています。ポラール・エレクトロ・ジャパン株式会社は、ポラールの100%子会社として2009年3月に設立されました。日本国内でスポーツにおける心拍トレーニングの重要性をアスリートや一般の方へ広く訴求しています。
■ 公式ホームページhttp://www.polar.com/ja
ポラールリサーチについて
ポラールの調査結果は、複数のポラールデバイスと12か国以上のPolar Flowソリューション内のユーザーデータから作成されています。16歳以上のほぼ全てのポラールユーザーは、少なくとも週に1回運動しています。調査には、100万以上のサンプルが含まれています。この調査結果は、2019年1月から2021年12月の間に収集されたポラールユーザーデータから集計されています。また各個人の識別情報を除外した匿名化した個々のユーザーデータに基づいて計算されています。ユーザーデータは、統計データとしてまとめられ、個人が特定できる形で利用することはありません。
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