「ジョブ型雇用」導入で鮮明になる大学院生の専門的能力
〜アカリク、「ジョブ型雇用と新卒採用」に関するレポートを発表〜
大学院生・研究者のキャリア支援を10年以上にわたって続けている株式会社アカリク(本社:東京都渋谷区、代表取締役:林 信長)は、「ジョブ型雇用と新卒採用」に関するレポートを発表いたしました。
- 「ジョブ型雇用と新卒採用」レポート:https://acaric.co.jp/news/2020/06/report20200619/
- 「ジョブ型雇用」導入の大きな波が到来
さらに今年はCOVID-19のパンデミック発生により、日本のみならず世界規模でリモートワーク(テレワーク)の導入が余儀なくされ、強制的に実証実験が行われました。その中でも、職務内容が明確なジョブ型雇用が中心となっている企業や諸外国においては、スムースな移行が実現していることも明らかです。それに対して日本ではメンバーシップ雇用であるため、出社を前提としたコミュニケーションがないと仕事を進められないという現状も明らからになりました。
今まさに「仕事」や「雇用」というものを見直し転換していく時が訪れています。その重要なファクターとして「ジョブ型雇用」に改めて注目が集まっています。
- 日本で「ジョブ型雇用」を積極的に進める企業
<参照>
日立製作所「在宅勤務を変革のドライバーとする働き方改革を推進:ジョブ型人財マネジメントへの転換を加速」
https://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2020/05/0526.html
日経ビジネス 「「半分在宅」が日立の新常態、コロナを奇貨にジョブ型加速」
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00002/052701214/
- 「ジョブ型雇用」とは何か?
<ジョブ型とメンバーシップ型の比較>
メンバーシップ型雇用では従業員が守られている一方で、突出した能力は評価されにくいというデメリットがあります。それに対して、ジョブ型雇用では、柔軟に仕事内容を変更することができないものの、特定の業務に対して最高のパフォーマンスを発揮する人材を配置することができます。
エンジニアやデータサイエンティストのような「スペシャリスト」を求める企業は多いものの、メンバーシップ型雇用のため既存社員と足並みを揃えた報酬や待遇しか提案できず、条件が折り合わないため入社に至らないケースが起きています。そういった人材をジョブ型雇用の外資系企業が「妥当な待遇」で雇用しているのが現実です。
日本には魅力的なスペシャリスト人材がいますが、そうした人材を活用する以前に、そもそも採用できていないことが国際的競争力の低下に直結しているのではないでしょうか。
- ジョブ型時代の新卒採用で求められる「大学院生」
ジョブ型雇用においては、「新卒」であっても具体的な能力や経験が求められるため、これまでのような新卒をポテンシャルで評価し、一括で採用する方法ではミスマッチが出てくることが考えられます。これらの流れの上では多くの企業が適切な業務領域の切り出しや求めるレベルの調整に苦しむことになります。
新卒でのジョブ型雇用導入を行う上で活躍が期待されるのが「大学院生」です。大学院生は研究活動を通じて、仮説を立てること、検証方法を考えること、実際の検証と仮説の見直すこと、論文を書くこと、プレゼンテーションをすること等、自らの専門領域から汎用的能力を身につけています。また、正確な情報伝達の訓練を日々行っているため、テキスト主体のコミュニケーションが鍵となるリモートワークへの適応能力も一般的に高いと言えます。つまり、大学院生は新しい時代の働き方にうまく合った能力や技術を持った「経験者」と言えます。
<参照>
株式会社アカリク『ビジネス人材としての大学院出身者 ──研究を支える「汎用的能力」を評価する』
https://acaric.co.jp/files/201808AcaricReport.pdf
新卒でありながら経験者としての側面を持つ大学院生をジョブ型雇用の枠組みで採用することで、彼ら自身が仕事において生産性の高いパフォーマンスを発揮し、企業を牽引する人材となっていくでしょう。
- 会社概要
創業 :2006年11月
代表者:代表取締役社長 林 信長
所在地:東京都渋谷区渋谷2-1-5 青山第一田中ビル2階
資本金:1億1500万円
事業 :大学院生・ポスドク向け就活情報サイト「アカリクWEB」の運営、研究分野・業種・職種別イベントの企画開催、大学等でのキャリアセミナーの実施、新卒大学院生・若手研究者・大学院出身者の人材紹介、オンラインLaTeXエディター「Cloud LaTeX」の運営など。
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