職場でのLGBTに関する取組評価指標『PRIDE指標2019』
任意団体「work with Pride」(以下、wwP)は、2016年に日本初の職場におけるLGBTなどのセクシュアル・マイノリティ(以下、LGBT)への取組みの評価指標「PRIDE指標」を策定しました。過去3回の実施の中で企業・団体での取り組みが大きく進み、昨年のPRIDE指標2018では、応募企業の85%が最高得点のゴールド認定となりました。
4回目を迎える本年度のPRIDE指標2019では、さらなる取り組みの領域を広げていただくため、応募企業の達成度の高い項目の加点方法を下表の通り見直しました。また、昨年の東京ミッドタウン日比谷BASE Qで開催されたwork with Pride 2018来場者のアンケートにて、受賞企業の取り組み内容をより詳細に知りたいとの要望が大変多かったため、取り組み・評価内容をプログラム内に取り入れるべく、募集期間を一ヶ月早め、今年度は6月3日より募集を開始します。締め切りは、8月9日です。変更点、スケジュールは、下記を参照ください。
◆◆『PRIDE指標2019』について
それぞれの指標で1点を取得するための項目数。
ゴールド:5点、シルバー:4点、ブロンズ:3点。
PRIDE指標2018 | PRIDE指標2019 | |
P:Policy 行動宣言 |
8項目中2つ以上 | 8項目中2つ以上 |
R:Reprsentation 当事者コミュニティ |
4項目中2つ以上 | 4項目中2つ以上 |
I:Inspiration 啓発活動 |
14項目中2つ以上 |
9項目(研修)中2つ以上 5項目(その他)中2つ以上 |
D:Development 人事制度・プログラム |
18項目中2つ以上 |
5項目(同性パートナー)中2つ以上 7項目(トランスジェンダー)中2つ以上 6項目(全般)中2つ以上 |
E:Engagement / Empowerment 社会貢献・渉外活動 |
5項目中2つ以上 | 5項目中2つ以上 |
PRIDE指標2018とPRIDE指標2019の加点方法が変更された指標は、「I:Inspiration 啓発活動」と「D:Development 人事制度・プログラム」です。達成度が高く、項目数が多い両指標の見直しを行いました。項目のカテゴリー毎の加点を細分化することで、幅広い施策を目指していただくための変更となります。
(PRIDE指標2018レポートより)
◆◆『PRIDE指標2019』評価対象期間について
PRIDE指標2019の評価対象となるのは、指標内に特別の記載がない限り、原則として、2018年10月1日~2019年9月30日の1年間における取組みまたは状況についてのみとなります。
応募締め切り(2019年8月9日)から2019年9月30日の間に実施される予定の取り組みや施策も対象となりますが、応募の際に、「予定」という記載をいただきます。
◆◆『PRIDE指標2019』スケジュールについて
◇2019年6月3日(月):募集開始
◇2019年8月9日(金):募集締切
◇2019年8月10日(土):採点開始
◇2019年8月26日(月):採点終了、表彰企業決定および通知開始
◇2019年10月11日(金):『work with Pride 2019』セミナーにて、結果およびベストプラクティス発表
指標説明会およびwork with Prideの日程は決定次第お知らせします。応募フォームは、指標説明会日程確定後ダウンロード提供開始の予定です。
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