I.S.T、岐阜大学と透明ポリイミドフィルム「TORMED®」の高性能化に向けた共同研究を開始
陽電池の表面技術加工の知見を融合し、次世代エネルギー分野への応用を加速
ポリイミド樹脂をはじめとする高機能素材の開発・製造・販売を手がける株式会社アイ.エス.テイ(本社:滋賀県大津市、代表取締役社長:阪根利子、以下「当社」)は、東海国立大学機構岐阜大学(岐阜県岐阜市、伊藤貴司教授研究室、以下「岐阜大学」)と、当社が開発した透明ポリイミドフィルム TORMED®(トーメッド) の性能高度化を目的とした共同開発を開始しました。
■共同研究開発の背景
当社が独自開発した透明ポリイミドフィルムTORMED®は、強烈な紫外線、プラズマ、広範な温度サイクルなど、宇宙空間の過酷な環境に耐えうる材料として、複数の民間試験衛星で太陽電池保護膜として実装されています。さらに、1年以上にわたる低軌道(LEO)での耐久試験をクリアし、宇宙環境下での高い信頼性が実証されています。
この実績を踏まえ、今後は幅広い分野への展開を目指し、フィルム表面への機能性薄膜の成膜、異素材との密着性向上、光学特性の制御といった、より高度な加工技術が求められています。
■共同研究の目的と内容
岐阜大学は、薄膜シリコン太陽電池分野および薄膜形成において豊富な研究実績を有しています。本共同研究では、当社が培ってきた成膜技術と岐阜大学の先端技術を融合し、主に以下の内容に取り組みます。
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フィルム表面と機能性薄膜との密着性向上
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光学特性の精密制御技術の確立
これにより、TORMED®本来の耐放射線性、耐熱性、高透明性を保持しつつ、さらなる機能性を付与することを目指します。
■今後の展開
本共同研究を通じ、民間宇宙衛星向太陽電池パネル、フレキシブル型太陽光パネル、過酷な環境下向けエレクトロニクスデバイス、次世代エネルギー関連材料など、次世代産業に不可欠な部材への展開を進めていきます。
今後も、自社技術の深化と産学連携を通じ、宇宙産業および高機能素材分野の発展に貢献してまいります。
※製品情報は下記よりご覧ください。
●製品ページ
https://www.istcorp.jp/industrial_material/tormed/
◾️株式会社アイ.エス.テイについて
当社は【不可能を可能にする】をミッションに、高付加価値な素材やその製造技術、製造設備、検査技術、検査装置の研究開発から製造・販売まで一貫して手がけ、高い技術力で未来を創り出すマテリアルブランドです。高耐熱素材の代表であるポリイミド樹脂、不燃・高強度・高耐久を兼ね備えた高機能複合繊維、特殊な紡績技術によるウール・綿・麻など高付加価値繊維素材などを独自で開発。自社開発したレーザープリンターのトナー定着用チューブは、発売から35年を経過した現在も世界シェア70%以上(技術供与分を含む)を占めています。
海外・国内を問わず業界の垣根を超えた顧客へ素材提供するほか、こだわりあるお客様に向けたテイラーやカスタムメイド ゴルフシャフトなどのコンシューマー事業も展開。開発技術から生み出す高機能素材を軸に、「原料から完成品まで」「あらゆる分野へ」多分野へ事業拡大を進めております。
会社名 :株式会社アイ. エス. テイ
設立年月日 :1983年6月
代表者 :代表取締役社長 阪根 利子
所在地 :滋賀県大津市一里山5-13-13(本社・研究所)
業務内容 :ポリイミド樹脂を軸とした高機能高分子材料、透明ポリイミドロールフィルム、高強度ポリイミド繊維、繊維強化複合材料、リチウムイオン電池用負極材、OA機器用機能性部材、各種テキスタイル素材、不燃繊維素材および応用製品などを中心とした新材料と製品の研究開発および製造
コーポレートサイト / https://www.istcorp.jp/
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