令和2年度 太宰府市市民活動賞を秋吉名誉理事長が受賞しました
セラピューティック・ケアを通じた活動での、20年にわたる高齢者福祉への貢献を認めていただきました。
11月3日(祝・火)、太宰府市役所4階大会議室(福岡県)で行われた令和2年度太宰府市功労・善行表彰式にて、当協会名誉理事長の秋吉美千代が、令和2年度の太宰府市市民活動賞を受賞いたしました。
これは、秋吉が2000年から現在まで20年にわたり、訪問ボランティアや介護講座などセラピューティック・ケアを通じた活動で高齢者福祉に貢献してきたことを表彰していただいたもので、1999年にイギリスから日本に持ち帰り、ゼロから始め、地道に続けてきた活動をこうして公に認めていただけたことは、たいへん嬉しく、ありがたく、また光栄に感じています。
これまで秋吉を支えてくださいました皆さまに、改めて、心より感謝申しあげます。
秋吉は今年度、太宰府市環境審議会の委員も務めさせていただいており、今後も、少しでも地元・太宰府の力になれればと考えております。
これからもセラピューティック・ケアをライフワークとして、笑顔に出会う喜びを糧に、一人でも多くの方に手の温もりを届けてまいります。
【秋吉 美千代(あきよし みちよ)プロフィール】
1938年 佐賀県生まれ、佐賀県出身。認定NPO法人 日本セラピューティック・ケア協会 前理事長、2020年7月より現職。福祉コーディネーター(放送大学)、保育士資格保有。
35年間に及ぶ中途失明の義母の在宅介護体験から、お世話になった福祉施設の方々へ恩返しをと取り組んだボランティア活動を経て、日本赤十字社の特殊奉仕団の委員長に就任。
1999年、勉強のため単身訪問したイギリスでセラピューティック・ケアに出会い、英国赤十字社のレクチャーを受けたのち、日本での普及を託されて帰国。
以来84歳になる現在まで、同協会の講師代表として各種講演・講習を行い、人材育成や普及啓発、小中学校の福祉体験授業支援に努めるほか、子育て支援にも力を注ぐ。
福岡県レクリエーション協会理事、太宰府市環境審議会委員、日本ホスピス在宅ケア研究会会員、日本認知症ケア学会会員、日総研通信講座セミナー講師、一般社団法人 日本健康心理学会準会員
著書「~英国発セラピューティック・ケア~ 両手で伝えるやさしいコミュニケーション」(木星舎/2003年)、「手のぬくもりは心のぬくもり セラピューティック・ケア 出会いのドラマ」(木星舎/2013年)
【セラピューティック・ケアの概要】
セラピューティック・ケアは、洋服の上から首や肩、手や腕などを優しく撫でることで、癒しホルモン「オキシトシン」(緊張や不安を軽減し安らぎを感じさせる働きがあるホルモン)の効果によりストレスを軽減し、心身を癒やす英国赤十字社考案のメンタルケア。
1999年、現名誉理事長の秋吉によって日本に紹介され、現在では子育て支援から終末期まで生老病死のあらゆる場面で活用されており、老人福祉施設や病院では痛みやリスクなく短時間で認知症の問題行動が改善されるタッチケア(触れるケア)として、ボランティアにより、全国20都道府県・100施設以上、年間のべ14,000人以上の入居者・利用者に提供されている。
【認定NPO法人 日本セラピューティック・ケア協会について】
● 所在地:福岡県太宰府市五条2-6-1-202
● 設立:2005年
● 主な活動:
福祉施設・病院・ホスピスへの施設訪問ボランティア、子育て支援、被災地支援、小中高校での福祉体験授業、ボランティア養成 等
●HP: http://therapy-care.net/
【本リリースに関する報道お問合わせ先】
認定NPO法人 日本セラピューティック・ケア協会
本部事務局:樋口
e-mail:info@therapy-care.net
*お問合せはメールでお願いいたします。
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