DataRobot、データソリューションを提供するPaxataを買収、エンドツーエンドのエンタープライズAI機能を強化
エンタープライズAIとデータプレパレーションソリューションを提供するリーディングカンパニーが合流し、企業におけるAI活用を成功に導く
※当資料は、2019 年 12 月 12 日に米国で発表されたニュースリリースの抄訳版(
https://www.datarobot.com/news/press/datarobot-acquires-paxata-to-bolster-its-end-to-end-ai-capabilities/
)です。
【2019年12月13日 ボストン】 エンタープライズAIを提供する DataRobot, Inc.(本社:マサチューセッツ州ボストン、CEO:Jeremy Achin、以下 DataRobot)は本日、セルフサービス型のデータプレパレーションソリューションのパイオニアであり、データの検索、準備、活用、管理機能を提供するPaxata(パクサタ:https://www.paxata.com/)を買収したことを発表しました。これにより、DataRobotは自動化されたエンドツーエンドのエンタープライズAIプラットフォームを提供するという、世界初のミッションへの取り組みを一層強化することが可能となりました。
https://www.datarobot.com/news/press/datarobot-acquires-paxata-to-bolster-its-end-to-end-ai-capabilities/
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【2019年12月13日 ボストン】 エンタープライズAIを提供する DataRobot, Inc.(本社:マサチューセッツ州ボストン、CEO:Jeremy Achin、以下 DataRobot)は本日、セルフサービス型のデータプレパレーションソリューションのパイオニアであり、データの検索、準備、活用、管理機能を提供するPaxata(パクサタ:https://www.paxata.com/)を買収したことを発表しました。これにより、DataRobotは自動化されたエンドツーエンドのエンタープライズAIプラットフォームを提供するという、世界初のミッションへの取り組みを一層強化することが可能となりました。
今日、AIが企業に及ぼす影響の大きさは広く認知されています。PwC(https://www.pwc.com/jp/ja/knowledge/thoughtleadership/tmt1801.html)によると、AIによる世界経済にもたらす経済効果が、2030年までに1700兆円に達するだろうと予測しています。しかしその利益を享受するためには、AIに関連する重要な課題を克服する必要があります。なかでもAIに必要なデータを準備することは、これまで企業のAI導入を妨げてきた要因のひとつと言えます。AIの予測モデルを生成するにあたり、学習に使うデータセットの作成や、モデルデプロイ時のデータパイプラインの構築、モデル運用時におけるデータの更新などは、どれも大規模なデータを活用する際に企業が直面する大きな課題です。
今回のPaxata買収によって、データプレパレーションのプロセスを自動化できるソリューションの提供が可能となり、それらの課題が軽減され、その結果として企業はAIを利用した成果を迅速に享受できるようになります。また、企業の環境がマルチクラウドかつハイブリッドな環境へと移行しつつあるなかで、セキュリティとガバナンスを組み合わせたデータを中心とした環境がその基盤となり、エンタープライズAIのインフラストラクチャの中核を担うようになっていくのは間違いありません。
今回の買収について、DataRobotの共同創業者でCEOを務めるJeremy Achinは、次のように述べています。「AIに特化したデータプレパレーションは企業にとって長年の課題でしたが、PaxataのAI特化型データプレパレーション機能とエンタープライズ向けのデータファブリックソリューションが追加されることで、DataRobotは業界において最も完成度の高いエンタープライズ向けプラットフォームとなり、またAIのライフサイクルの最初から最後までを自動化することが可能となります」
これまでベンチャーキャピタルから8600万ドルの資金を調達してきているPaxataは、スタンダードチャータード銀行、Petco、Nationwide Insuranceといった世界的大企業に数多く導入されています。またDataRobotとPaxataはどちらもハイスケールなデータ統合向けにデザインされたオープンソースのフレームワークApache Spark™を広く活用しています。今回の買収によって実現された実証済みのスケールとガバナンスを備えた唯一のマルチクラウド型のエンドツーエンドAIプラットフォームが業界を一気に飛躍させると期待しています。
また両社は本日、買収の一環としてDataRobotの提供するAIカタログ上での機能統合を発表いたしました。この統合により、ビジネスアナリストやシチズンデータサイエンティストなどのユーザーは機械学習の活用に必要となるデータを簡単に準備できるようになります。この新機能に加え、今後両社チームは密に連携し、AI用のデータプレパレーション機能を次世代用として2020年までに改善、強化していきます。
現在Paxataをご利用いただいているお客様に関しては、DataRobotが引き続きサポートいたします。
Verizon MediaのSVP兼CIO、Ben Haines氏は次のようにコメントしています。「PaxataのAI向けデータプレパレーション機能とDataRobotのエンタープライズAIが統合されることで、データを変換し、より優れた成果を出すという当社の能力は大幅に向上するでしょう。それぞれの機能がひとつのプラットフォーム内でできるようになるのです。既に両社の製品を導入している当社としては、今回の買収の戦略的価値は非常に高いものだと考えています。両社の統合によって新たに加わったデータプレパレーション機能に加え、今後追加される機能を楽しみにしています」
IDCのAI戦略担当プログラムバイスプレジデント、Ritu Jyoti氏は次のようにコメントしています。「ビジネスにおけるAIの活用の必要性は、急激に高まっています。しかしながら、IDCが2019年に実施したグローバルAI調査から、教師データの量と質の不足、そしてデータサイエンス人材の不足が、AIの導入を妨げていることが判明しています。また企業は、AIのライフサイクル時間の50%以上を、データサイエンス業務ではなく、データの準備とデプロイにかけていることも報告されています。DataRobotのAIカタログとPaxataの統合は、AI向けデータプレパレーションという課題に真正面から取り組むものであり、またAIを活用する企業にとってビジネスでより洗練された成果をあげることができる製品となるでしょう」
今回の買収について、Paxataの共同創設者でCEOのPrakash Nanduri氏は、次のように述べています。「創業当初から、当社のビジョンは、企業に役立つデータファブリック基盤の構築を可能にすることで企業のデジタル・AIトランスフォーメーションを実現する、という目標を掲げてきました。今日に至るまで、データの検索、準備、活用、管理に関する企業のニーズを満たし、同時にエンタープライズ規模のAIソリューションを構築、展開、保守できるプラットフォームはひとつも存在していませんでした。PaxataはDataRobotと力を合わせ、次世代の統合エクスペリエンスを構築してきました。今後は、両社一体となり、グローバル規模で同じビジョンを実現していきます」
Paxataは2019年にDataRobotが買収した3社目の企業にして最大規模になります。また2017年から数えると、今回の買収は5社目となりました。これまでに買収した機械学習基盤(MLOps)に統合されたParalellM(https://www.datarobot.com/jp/news/press/datarobot-acquires-mlops-pioneer-and-category-leader-parallelm/)や、AIカタログへ応用されたCursor(https://www.datarobot.com/jp/news/press/datarobot-acquires-data-collaboration-platform-cursor/)などの成功実績を踏まえて、Paxataの買収が実現する運びとなりました。Paxataは、エンドツーエンドのAIプラットフォームを完成させるために欠かせない要素であり、今回の買収は、DataRobotとPaxata、両社の顧客にとって大きな価値をもたらすものになると考えています。
■「DataRobot, Inc.」について(製品詳細URL:https://www.datarobot.com/jp/)
DataRobot, Inc.(以下DataRobot)はエンタープライズ向け人工知能(AI)のリーディングカンパニーであり、信頼性の高いAI技術と投資利益率(ROI)実現するサービスをAIイノベーションを競うグローバル企業に提供します。DataRobotのエンタープライズAIプラットフォームは、機械学習モデルの構築、デプロイ、管理を自動化によってエンドツーエンドで提供しデータサイエンスを民主化を実現します。AIを大規模に提供し、継続的にパフォーマンスを最適化することで、ビジネス価値の最大化をサポートします。DataRobotの最先端のソフトウェアと世界最高クラスのAI実装、トレーニング、サポート、サクセスサービスが、組織の規模や業種を問わず、あらゆる組織においてビジネスの成果を高めています。
DataRobotは創業以来AIに焦点を絞り、ROIを生み出すAIの提供において実績を挙げています。世界各地にオフィスを構え、New Enterprise Associates、Sapphire Ventures、Meritech、DFJ Growthなどから4億3100万ドルの資金を調達しています。
日本においても、すでに株式会社村田製作所、明治安田生命保険相互会社、ヤマトホールディングス株式会社、三井住友カード株式会社などを含む幅広い企業で導入され、成果をあげています。
■Paxata(パクサタ)について
Paxataは、セルフサービスデータプレパレーションソリューションのパイオニアであり、データを情報として、組織内のあらゆる人、プロセス、システムに提供するデータファブリックのリーディングプロバイダーです。PaxataのAdaptive Information Platformは、エンタープライズのセルフサービスデータプレパレーションソリューションをビジネスリーダーやアナリストに提供し、顧客体験の向上、運用効率の改善、規制要件の順守などを実現するプラットフォームです。Apache SparkTM上に構築され、ハイブリッドなマルチクラウド環境での実行に最適化されたPaxataは、アルゴリズムインテリジェンスと分散コンピューティングを活用し、データからインサイトに至る経路の加速・自動化を全方位からサポートいたします。カリフォルニア州レッドウッドシティにある本社のほか、ニューヨーク州、オハイオ州、テキサス州、シンガポールにもオフィスを構えています。詳細については、www.paxata.comをご覧ください。Twitter(https://twitter.com/Paxata)、LinkedIn(http://linkedin.com/company/paxata)、Facebook(http://www.facebook.com/paxata)、YouTube(http://www.youtube.com/PaxataTV)でも情報を発信しています。
■ 商標関連
・「DataRobot」はDataRobot, Inc.の登録商標です。
・その他の会社名、製品名、サービス名等は、各社の登録商標または商標です。
今回のPaxata買収によって、データプレパレーションのプロセスを自動化できるソリューションの提供が可能となり、それらの課題が軽減され、その結果として企業はAIを利用した成果を迅速に享受できるようになります。また、企業の環境がマルチクラウドかつハイブリッドな環境へと移行しつつあるなかで、セキュリティとガバナンスを組み合わせたデータを中心とした環境がその基盤となり、エンタープライズAIのインフラストラクチャの中核を担うようになっていくのは間違いありません。
今回の買収について、DataRobotの共同創業者でCEOを務めるJeremy Achinは、次のように述べています。「AIに特化したデータプレパレーションは企業にとって長年の課題でしたが、PaxataのAI特化型データプレパレーション機能とエンタープライズ向けのデータファブリックソリューションが追加されることで、DataRobotは業界において最も完成度の高いエンタープライズ向けプラットフォームとなり、またAIのライフサイクルの最初から最後までを自動化することが可能となります」
これまでベンチャーキャピタルから8600万ドルの資金を調達してきているPaxataは、スタンダードチャータード銀行、Petco、Nationwide Insuranceといった世界的大企業に数多く導入されています。またDataRobotとPaxataはどちらもハイスケールなデータ統合向けにデザインされたオープンソースのフレームワークApache Spark™を広く活用しています。今回の買収によって実現された実証済みのスケールとガバナンスを備えた唯一のマルチクラウド型のエンドツーエンドAIプラットフォームが業界を一気に飛躍させると期待しています。
また両社は本日、買収の一環としてDataRobotの提供するAIカタログ上での機能統合を発表いたしました。この統合により、ビジネスアナリストやシチズンデータサイエンティストなどのユーザーは機械学習の活用に必要となるデータを簡単に準備できるようになります。この新機能に加え、今後両社チームは密に連携し、AI用のデータプレパレーション機能を次世代用として2020年までに改善、強化していきます。
現在Paxataをご利用いただいているお客様に関しては、DataRobotが引き続きサポートいたします。
Verizon MediaのSVP兼CIO、Ben Haines氏は次のようにコメントしています。「PaxataのAI向けデータプレパレーション機能とDataRobotのエンタープライズAIが統合されることで、データを変換し、より優れた成果を出すという当社の能力は大幅に向上するでしょう。それぞれの機能がひとつのプラットフォーム内でできるようになるのです。既に両社の製品を導入している当社としては、今回の買収の戦略的価値は非常に高いものだと考えています。両社の統合によって新たに加わったデータプレパレーション機能に加え、今後追加される機能を楽しみにしています」
IDCのAI戦略担当プログラムバイスプレジデント、Ritu Jyoti氏は次のようにコメントしています。「ビジネスにおけるAIの活用の必要性は、急激に高まっています。しかしながら、IDCが2019年に実施したグローバルAI調査から、教師データの量と質の不足、そしてデータサイエンス人材の不足が、AIの導入を妨げていることが判明しています。また企業は、AIのライフサイクル時間の50%以上を、データサイエンス業務ではなく、データの準備とデプロイにかけていることも報告されています。DataRobotのAIカタログとPaxataの統合は、AI向けデータプレパレーションという課題に真正面から取り組むものであり、またAIを活用する企業にとってビジネスでより洗練された成果をあげることができる製品となるでしょう」
今回の買収について、Paxataの共同創設者でCEOのPrakash Nanduri氏は、次のように述べています。「創業当初から、当社のビジョンは、企業に役立つデータファブリック基盤の構築を可能にすることで企業のデジタル・AIトランスフォーメーションを実現する、という目標を掲げてきました。今日に至るまで、データの検索、準備、活用、管理に関する企業のニーズを満たし、同時にエンタープライズ規模のAIソリューションを構築、展開、保守できるプラットフォームはひとつも存在していませんでした。PaxataはDataRobotと力を合わせ、次世代の統合エクスペリエンスを構築してきました。今後は、両社一体となり、グローバル規模で同じビジョンを実現していきます」
Paxataは2019年にDataRobotが買収した3社目の企業にして最大規模になります。また2017年から数えると、今回の買収は5社目となりました。これまでに買収した機械学習基盤(MLOps)に統合されたParalellM(https://www.datarobot.com/jp/news/press/datarobot-acquires-mlops-pioneer-and-category-leader-parallelm/)や、AIカタログへ応用されたCursor(https://www.datarobot.com/jp/news/press/datarobot-acquires-data-collaboration-platform-cursor/)などの成功実績を踏まえて、Paxataの買収が実現する運びとなりました。Paxataは、エンドツーエンドのAIプラットフォームを完成させるために欠かせない要素であり、今回の買収は、DataRobotとPaxata、両社の顧客にとって大きな価値をもたらすものになると考えています。
■「DataRobot, Inc.」について(製品詳細URL:https://www.datarobot.com/jp/)
DataRobot, Inc.(以下DataRobot)はエンタープライズ向け人工知能(AI)のリーディングカンパニーであり、信頼性の高いAI技術と投資利益率(ROI)実現するサービスをAIイノベーションを競うグローバル企業に提供します。DataRobotのエンタープライズAIプラットフォームは、機械学習モデルの構築、デプロイ、管理を自動化によってエンドツーエンドで提供しデータサイエンスを民主化を実現します。AIを大規模に提供し、継続的にパフォーマンスを最適化することで、ビジネス価値の最大化をサポートします。DataRobotの最先端のソフトウェアと世界最高クラスのAI実装、トレーニング、サポート、サクセスサービスが、組織の規模や業種を問わず、あらゆる組織においてビジネスの成果を高めています。
DataRobotは創業以来AIに焦点を絞り、ROIを生み出すAIの提供において実績を挙げています。世界各地にオフィスを構え、New Enterprise Associates、Sapphire Ventures、Meritech、DFJ Growthなどから4億3100万ドルの資金を調達しています。
日本においても、すでに株式会社村田製作所、明治安田生命保険相互会社、ヤマトホールディングス株式会社、三井住友カード株式会社などを含む幅広い企業で導入され、成果をあげています。
■Paxata(パクサタ)について
Paxataは、セルフサービスデータプレパレーションソリューションのパイオニアであり、データを情報として、組織内のあらゆる人、プロセス、システムに提供するデータファブリックのリーディングプロバイダーです。PaxataのAdaptive Information Platformは、エンタープライズのセルフサービスデータプレパレーションソリューションをビジネスリーダーやアナリストに提供し、顧客体験の向上、運用効率の改善、規制要件の順守などを実現するプラットフォームです。Apache SparkTM上に構築され、ハイブリッドなマルチクラウド環境での実行に最適化されたPaxataは、アルゴリズムインテリジェンスと分散コンピューティングを活用し、データからインサイトに至る経路の加速・自動化を全方位からサポートいたします。カリフォルニア州レッドウッドシティにある本社のほか、ニューヨーク州、オハイオ州、テキサス州、シンガポールにもオフィスを構えています。詳細については、www.paxata.comをご覧ください。Twitter(https://twitter.com/Paxata)、LinkedIn(http://linkedin.com/company/paxata)、Facebook(http://www.facebook.com/paxata)、YouTube(http://www.youtube.com/PaxataTV)でも情報を発信しています。
■ 商標関連
・「DataRobot」はDataRobot, Inc.の登録商標です。
・その他の会社名、製品名、サービス名等は、各社の登録商標または商標です。
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