認定NPO法人ACE 新パーパスを制定「世界の力を解き放つ − 子どもたちに自由の力を。すべての人に変革の力を −」
〜 5月7日から1,500万円のクラウドファンディングを開始 〜
< 新しいパーパスに込められた想い >
ACEは1997年に「児童労働に反対するグローバルマーチ」という世界的ムーブメントに、日本の団体がどこも参加しないことを知った学生5人が「児童労働の問題を日本にも伝えたい」と始めた国際協力NGOです。子どもたちの自由と尊厳が輝く可能性に満ちた世界をめざし、児童労働の撤廃・予防、子どもの権利保障に取り組んでいます。また、ティール型組織を志向し、2023年からホラクラシーを組織運営に取り入れ「ボスはパーパス」を合言葉にパーパスを重視した経営を行っています。
児童労働の啓発から始まった活動は、インドやガーナでの児童労働をしている子どもたちやその家族への支援活動、またグローバルな政策提言活動、さらにサプライチェーンに児童労働問題を抱える企業との協働を通じて、児童労働を生まない社会・経済の構造を形作る活動へと発展していきました。2023年にはその活動が評価され、第6回ジャパンSDGsアワード SDGs推進本部長(内閣総理大臣)賞を受賞しています。
設立25周年を機に、職員・理事が参加し1年近くかけて団体のパーパス(存在意義)の再発見プロセスを共にして生まれたのが新パーパスです。前パーパスのアンケート調査、団体の過去を振り返りつつ、様々なステークホルダーのインタビューを通じ世界の根源的ニーズを探り、また未来予想図を描きながら、そのエッセンスを集約していきました。
私たちは設立当初、誰からも見向きもされない学生数人の集まりでした。しかし今は、企業との連携や、政府に協力して児童労働を生まない仕組みづくりを構築する活動など、児童労働の分野では突出した活動を行う組織となりました。これは、私たちの存在そのものに関係者のみなさんが感化され、その力が引き出されてきた結果ではないか、そんな感覚と、これからももっと多くの方々とつながり、行動変容につなげていきたという想いを表す「世界の力を解き放つ」というパワフルな表現に出会い、これを新パーパスとすることにしました。子どもたちが生まれながら持つ無限の可能性である「自由の力」と、誰の中にもある未来をより良い方向に変えていくエネルギーである「変革の力」を、ACEが関わるあらゆる人や組織と共に引き出しながら、子どもたちの自由が輝く未来への扉を開いてまいります。
またこれを機に、団体のシンボルカラーをライトグリーンにリニューアルしました。
< クラウドファンディングについて >
1.クラウドファンディング実施概要
タイトル :ACE SDGsプロジェクト2024
社会の「仕組み」を変えることで、児童労働を生まない世界をつくる!
~子どもたちに自由の力を!カカオの国から世界を変えよう~
実施期間 :2024年5月7日(火)0時 〜 2024年6月28日(金) 23時まで 52日間
目標金額 :15,000,000円 成功時実施(All or Nothing)型
目標支援者数 :1,000人
資金使途 :2024年6月から12月までの認定NPO法人ACEの活動資金
形式 :寄付金控除型 / All or Nothing方式
※All or Nothing方式では、目標金額を達成した場合のみ支援金を受け取ることができます。一部リターンは寄付金控除対象外のものもあります。
リターン :1,000円〜100万円まで計17コース
ACE支援地産のカカオを使用した「 ANIDASOƆ − アニダソ」チョコレートなど。
2. 5月13日開催【ACE SDGsプロジェクト2024 クラファン・トークイベント】
クラウドファンディング ACE SDGs 2024へのチャレンジ開始に合わせて、プロジェクトの趣旨についてACE創業メンバーの二人、岩附・白木からお話しさせていただきます。
ガーナのカカオ生産での児童労働の解決に向けた取り組みや、最近拡大している日本で子どもの権利を広げる活動のエピソードをぜひお聞きください!
タイトル :「子どもたちに自由の力を!〜カカオの国から世界を変えよう」
スピーカー :ACE 創業メンバーの二人:ACE代表 岩附 由香、ACE副代表 白木 朋子
日時 :5月13日(月)12:00〜12:35 (30分〜)
会場 :YouTubeライブ(無料・登録不要)
< 児童労働の現状 >
児童労働とは、義務教育を妨げる労働や法律で禁止されている18歳未満の危険・有害な労働のことを指します。SDGsの目標8ターゲット7には、2025年までにあらゆる形態の児童労働を終わらせることが掲げられていますが、児童労働者は世界に1億6000万人(ILO他推計,2022年発表)もいるという厳しい現状があります。 日本がカカオの約7割を輸入するガーナでは、カカオの収穫や運搬などの農作業に従事する児童労働者の数は77万人。そのうち農薬散布などの危険有害労働に従事する子どもは71万人(92%)です。(2020年シカゴ大学NORC調査報告書より)
< 認定NPO法人ACE(エース)について >
ACE(エース)はAction against Child Exploitation(子どもの搾取に対する行動)の略で、 1997年の「児童労働に反対するグローバルマーチ」をきっかけに日本で創設。子どもの権利を奪う児童労働の問題に対し、児童労働をしている子どもや家族、コミュニティへの支援を
行いながら、児童労働を生まない社会構造を目指し企業・政府とも協働している。
これまでの取り組みが評価され2023年第6回ジャパンSDGsアワードにてSDGs推進本部長(内閣総理大臣)賞を受賞。近年は日本での子どもの権利の普及にも取り組んでいる
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