岡山県笠岡市が「第1回日経 自治体DXアワード」の『行政業務/サービス変革部門 』で部門賞を受賞
~特産品と空き家の情報発信にVRを取り入れた、新しい形のシティプロモーション~
岡山県笠岡市(笠岡市中央町1番地1 市長:小林嘉文)が取り組む移住促進や関係人口創出を目的としたVR施策が、「第1回日経 自治体DXアワード」(主催:日経デジタルフォーラム)の『行政業務/サービス変革部門』で部門賞を受賞しました。行政業務/サービス変革部門は、AIやRPA導入によるBPR推進の取り組みやその効果、またマイナンバー等をはじめ、行政サービスのオンライン化、及びその利用が進んでいる取り組みが表彰されます。
発表URL:https://digitalforum.nikkei.com/dx/jichitai/
- 「日経 DX自治体アワード」について
- 担当者受賞コメント
- 笠岡市のVRを取り入れた新しいプロモーションについて
1.特産品PR活動におけるVR活用
笠岡産シャインマスカットや牡蠣を参加者のもとにお届けし、VR空間内で生産者さんと交流できる自治体初のVRイベントを開催しました。イベントはYahoo! JAPANが運営するオープンコラボレーションハブ「LODGE」と協働で行い、笠岡の島を模したVR空間を制作。「360度画像による現地疑似体験」やアバターを通して直接農家さんから生産のこだわりを聞くなど、笠岡市に行ったかのような雰囲気を感じられるコンテンツを提供しました。その結果、市のふるさと納税におけるシャインマスカットの申込件数が増加するなどの成果が見られました。
自治体初ふるさと納税×VR空間での笠岡産シャインマスカットPRイベントの様子
2.市内の空き家対策におけるVR活用
笠岡市では、移住希望者向けに「空き家バンク」を整備し空き家のマッチングを行っていましたが、コロナ禍で都市部からの移住相談は増えたものの、実際に笠岡市へ足を運ぶことができないために、内覧を諦めるケースが相次いでいました。そこで遠方からでもweb上で空き家を360度リアルに確認できるVRクラウド スペースリーを導入。すぐに問い合わせ件数が増加し、導入から4か月でVR内覧可能物件48件中2件が契約済み、9件が契約間近となっています。
笠岡市空き家バンクHP: http://www.city.kasaoka.okayama.jp/site/teijyuu/39982.html
- 日経自治体DXアワード
共催:自治体 DX 白書
協力:一般社団法人日本ディープラーニング協会
後援:総務省
「日経デジタルフォーラム」(NDF )とは、 2021 年初頭にスタートさせた日本経済新聞社のIT 、 DX 系イベントや広告企画の総称かつブランドであり、デジタル庁創設とその後のデジタル社会日本を見据えた取り組みです。
- 岡山県笠岡市について
笠岡市公式Instagramも日々更新中!ぜひ見てみてくださいね。
https://www.instagram.com/kasaoka_sketch/
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