ElevationSpaceとDigitalBlast、低重力環境での植物栽培実験環境提供のため、小型宇宙利用・回収プラットフォームの利用に向けMOUを締結
2026年の初回打上げを目指し、協議を開始しました
株式会社ElevationSpace(本社:宮城県仙台市、代表取締役CEO:小林稜平、以下ElevationSpace)と、株式会社DigitalBlast(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:堀口真吾、以下DigitalBlast)は、DigitalBlastが開発する重力発生装置「TAMAKI」を用いた植物栽培実験環境を提供するため、ElevationSpaceが開発・提供する小型宇宙利用・回収プラットフォームのサービス機「ELS-R1000」の利用に向けた検討に関する合意書(Memorandum Of Understanding、以下MOU)を締結したことをお知らせいたします。
近年、NASAによるアルテミス計画をはじめとした有人宇宙探査が盛り上がりを見せており、宇宙環境での食の確保や植物栽培に対する課題意識が高まっています。国際宇宙ステーション(以下ISS)等の微小重力環境が植物の育成に大きな影響を及ぼすことが明らかになっている一方で、月や火星といった低重力環境の植物育成への影響は現在十分に把握できていません。
本MOUにより、ElevationSpaceとDigitalBlastは、DigitalBlastが開発する重力発生装置「TAMAKI」を用いた月・火星を模した低重力環境での植物栽培実験環境を提供するため、ElevationSpaceが開発・提供する小型宇宙利用・回収プラットフォームのサービス機「ELS-R1000」への本装置の搭載の実現を目指してまいります。双方の技術を最大限に活用することで、微小重力環境下での植物栽培における研究機関への実験環境の提供や、宇宙関連商品の開発を行う民間企業への実験結果の提供を行い、さらなる宇宙ビジネスの発展につながることが期待されます。
なお、2026年の初回打上げを目指し、両社で協議を進めてまいります。
- 小型宇宙利用・回収プラットフォーム「ELS-R」について
2023年後半に技術実証機「ELS-R100」の打上げ、2026年にはサービス提供機「ELS-R1000」の本格サービス化を予定しています。
- 重力発生装置「TAMAKI」について
プロジェクト「NOAH」の第一歩の位置づけとなる重力発生装置「AMAZ(アマツ)」は、2024年のISSへの設置・運用を目指し、地上実験を進めております。
- 株式会社ElevationSpaceについて
会社名 :株式会社ElevationSpace(英文表記:ElevationSpace Inc.)
所在地 :〒980-0845 宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉468-1 東北大学マテリアル・イノベーション・センター401号室青葉山ガレージ
設立 :2021年2月
代表者 :代表取締役CEO 小林稜平
ホームページ:https://elevation-space.com/
事業内容 :小型宇宙利用・回収プラットフォーム事業、宇宙輸送事業、宇宙建築事業
- 株式会社DigitalBlast(デジタルブラスト)について
会社名 :株式会社DigitalBlast(英文表記:DigitalBlast Inc.)
所在地 :〒101-0048 東京都千代田区神田司町2-7-9 神田司町PREX7階
代表者 :代表取締役CEO 堀口真吾
設立 :2018年12月
ホームページ:https://digitalblast.co.jp/
事業内容 :企業変革に関する企画・設計及び支援、デジタル技術の開発及び支援、統合マーケティングサービス、デジタルマーケティングサービス、インターネット広告サービス、動画制作及び配信
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像