河合塾グループによる高校部活動に通う生徒の進路指導等に関する支援について

3月30日（木）高校教員等対象オンライン無料シンポジウム開催「部活動における資質・能力の育成について考える～高大接続での文武両道からデュアルキャリアへの拡張～」

河合塾及びそのグループ会社の株式会社KEIアドバンスは、高等学校における部活動等の生徒の進路指導への支援を実施していきたいと考えております。
その手始めとして、3月30日（木）に高等学校の進路指導、部活動等の指導者を対象としましたオンラインシンポジウム「部活動における資質・能力の育成について考える～高大接続での文武両道からデュアルキャリアへの拡張～」を実施する予定です。

河合塾グループでは、主に大学向けにサービスを展開している株式会社KEIアドバンスを中心に、これまで、一般社団法人大学スポーツ協会（※１、以下UNIVAS）のアカデミックパートナーとして、主に運動部に所属されている大学生の皆様へプログラムを提供してまいりましたが、今後は高大連携の側面から、UNIVASとも連携しつつ高校生向けのサポートも行っていくことを考えております。

現在では、高校生の進路も多様化し、また、大学での入試形態を１つとっても多くの入試方式が採用される中で、特に部活動に勤しむ生徒の進路指導に大きな悩みを抱えられる高校も多いのが現状です。

3月30日（木）14時00分から実施するシンポジウムでは、「文武両道」や「デュアルキャリア」（※２）の観点から、部活動における高校生の資質・能力の育成について、特に部活動生の高大接続での課題に焦点を当てながら、高校・大学の登壇者そして高校の先生の皆様方と一緒に考えて参ります。
特に上記課題を抱えられる高校の教員の皆様方からのご参加をお待ちしております。

【シンポジウム実施概要】
■内容・テーマ：部活動における資質・能力の育成について考える
～高大接続での文武両道からデュアルキャリアへの拡張～
■日時：2023年3月30日（木）14:00-15:30
■対象：高校教員の皆様方
特に、
・“文武両道”を校訓や学校目標に掲げている高校
・スポーツコースを設置している高校
・部活動加入率の高さを謳っている高校
・部活動における資質・能力の育成に関心のある高校
の教員の皆様方
■プログラム：
１．なぜ「デュアルキャリア」が重要とされるのか（15分）
【一般社団法人大学スポーツ協会理事　伊坂忠夫先生（学校法人立命館 理事・副総長）　】
２．大学側が運動部学生を受け入れる際に大切にしていること、その実践事例（15分）
【北陸大学経済経営学部教授　山本啓一先生】
３．部活動とジェネリックスキルの関係についてアセスメントから見えること（15分）
【河合塾　アセスメント事業推進部　山口大輔】
４．高校側での文武両道に向けた取組事例（15分）
【専修大学松戸中学校・高等学校　松本武徳先生】
５．質疑応答と今後に向けたディスカッション（20分）
【ファシリテーター：筑波大学人間系教授　藤田晃之先生
ご登壇者：山本啓一先生、松本武徳先生】
６．お知らせ（５分）
■配信：zoom（参加費無料）
■事前申し込み方法：https://forms.office.com/r/hNLCTYzK6n
■事前申し込み締め切り：シンポジウム直前まで申込可
■主催：
学校法人河合塾
河合塾グループ株式会社KEIアドバンス
一般社団法人大学スポーツ協会
■問い合わせ：株式会社KEIアドバンス　高等教育事業企画開発部　酒井
sports_support[at]keiadvanced.jp

（※１）一般社団法人大学スポーツ協会：文部科学大臣の下に設置された「大学スポーツの振興に関する検討会議」の検討を経て2019年3月に発足した団体です。大学スポーツを総合的に振興し、学生の誰もが学業を充実させながら安全に競技スポーツを実践するための基盤的環境を整備するとともに、地域に根差す大学スポーツの多様な価値を高め、我が国の力強い発展と卓越性を追求する人材の輩出に寄与することを目的に、様々な取り組みを実施しています。
（※２）デュアルキャリア：スポーツに取り組む高校生や大学生等が、競技引退後の人生も豊かにすべく、競技と学業の両面から自身のキャリアを考え、行動を起こしていくこと。