緊急事態宣言、再発令ーーいま振りかえる2020年4月の日々/「ライフハッカーの書評家が選ぶ、2020年の名著10選」第1位
コロナ禍で働く全60職種77人による日記アンソロジー『仕事本 わたしたちの緊急事態日記』
最初に緊急事態宣言が発令された2020年4月、日常が一変したあの日々をほかの人はどう乗り越えてきたのか。
左右社では2020年6月17日『仕事本 わたしたちの緊急事態日記』を刊行いたしました。本書は最初の緊急事態宣言が発令された2020年4月、コロナ禍で働く全60職種77人が綴った日記アンソロジーです。
誰もが立ち向かわざるを得なかった未曾有の事態を、ほかの人はどのように過ごし、悩み、前に進んだのか。
本書は刊行されるやいなや話題を呼び、昨年12月25日に発表された「ライフハッカーの書評家が選ぶ、2020年の名著10選」では第1位に選ばれるなど、コロナ禍を代表する一冊として多数のメディアで紹介されました。
本書にはニュースでは伝わらなかった、その職種、その⼈ならではのさまざまな思いや出来事が率直に綴られています。
介護士……「人と会って濃厚接触をするのがおれの仕事だしさ」
4月9日(木) そうでないと、COVID-19を利用者にうつす可能性を常に抱えつつ仕事してんのはつらいよ。おれには同居してる高齢の母親もいるしね。といって仕事に行かないわけにはいかないし。人と会って濃厚接触をするのがおれの仕事だしさ。
ごみ清掃員……リモートワーク不可能なごみ回収の現場で、目に見えぬウイルス感染の恐怖と闘う
4月13日(月) 落ちた箸を拾うのも怖い。ばらまかれたティッシュを集めるのも怖い。見えないものというのはこんなに怖いのかと初めて知った。しかし怖いからと言ってごみの回収を止める訳にはいかないので、責任感の一点で回収を続ける。
内科医……不安にかられる患者さんたちを支え、診察を行う
4月14日(火) いつも冗談ばかり言っている患者さんに先生、怖くて嫌にならないの?と聞かれて、う〜ん、自分で選んだ職業だからね、と答えると、そうか……と妙に真面目に考えこんでいる。コロナなんか怖がらなくて大丈夫だよ、と笑い飛ばして安心させてあげられたらいいのに。
本書の試し読みを左右社公式noteで無料公開しています。
https://note.com/sayusha/n/nfbb33a5d933b
ふたたび緊急事態宣言が発令されたいまこそ、不安と闘っているのは一人ではないと感じられる一冊です。
この未曾有のコロナ禍に際して、この本がみなさまの支えになることをお祈りしております。
左右社一同
◼️芥川賞ノミネートで話題の尾崎世界観さんや、町田康さん、立川談四楼さんなど人気作家も寄稿!
ほかにも瀧波ユカリさん(漫画家)、ヤマシタトモコさん(漫画家)、川本三郎さん(評論家)、星野概念さん(精神科医)、山下敦弘さん(映画監督)、温又柔さん(小説家)、マシンガンズ滝沢さん(ゴミ清掃員・お笑い芸人)、鏡リュウジさん(占星術家)など、話題の人気作家、文化人の方々にも、書き下ろし原稿をご寄稿いただいています。
◼️大橋裕之作・描き下ろし漫画も収録!
◼️巻末には、2020年4月1日〜30日までの出来事を追ったコロナ年表付き!
◼️永久保存版!未曾有の状況下を生き抜くわたしたちの記録。
【書誌情報】
左右社編『仕事本 わたしたちの緊急事態日記』
定価:2,000+税
ISBN:978-4-86528-283-2 C0095
仕様:448ページ/四六判変型並製
内容紹介:“普通の毎日”が一変した2020年4月、ほかの人はどう過ごしていたんだろう。
パン屋、ミニスーパー店員、専業主婦、タクシー運転手、介護士、留学生、馬の調教師、葬儀社スタッフ……コロナ禍で働く77人の日記アンソロジー!
誰もが立ち向かわざるを得なかった未曾有の事態を、ほかの人はどのように過ごし、悩み、前に進んだのか。
本書は刊行されるやいなや話題を呼び、昨年12月25日に発表された「ライフハッカーの書評家が選ぶ、2020年の名著10選」では第1位に選ばれるなど、コロナ禍を代表する一冊として多数のメディアで紹介されました。
本書にはニュースでは伝わらなかった、その職種、その⼈ならではのさまざまな思いや出来事が率直に綴られています。
介護士……「人と会って濃厚接触をするのがおれの仕事だしさ」
4月9日(木) そうでないと、COVID-19を利用者にうつす可能性を常に抱えつつ仕事してんのはつらいよ。おれには同居してる高齢の母親もいるしね。といって仕事に行かないわけにはいかないし。人と会って濃厚接触をするのがおれの仕事だしさ。
ごみ清掃員……リモートワーク不可能なごみ回収の現場で、目に見えぬウイルス感染の恐怖と闘う
4月13日(月) 落ちた箸を拾うのも怖い。ばらまかれたティッシュを集めるのも怖い。見えないものというのはこんなに怖いのかと初めて知った。しかし怖いからと言ってごみの回収を止める訳にはいかないので、責任感の一点で回収を続ける。
内科医……不安にかられる患者さんたちを支え、診察を行う
4月14日(火) いつも冗談ばかり言っている患者さんに先生、怖くて嫌にならないの?と聞かれて、う〜ん、自分で選んだ職業だからね、と答えると、そうか……と妙に真面目に考えこんでいる。コロナなんか怖がらなくて大丈夫だよ、と笑い飛ばして安心させてあげられたらいいのに。
本書の試し読みを左右社公式noteで無料公開しています。
https://note.com/sayusha/n/nfbb33a5d933b
ふたたび緊急事態宣言が発令されたいまこそ、不安と闘っているのは一人ではないと感じられる一冊です。
この未曾有のコロナ禍に際して、この本がみなさまの支えになることをお祈りしております。
左右社一同
- 本書に寄稿していただいた方々
◼️芥川賞ノミネートで話題の尾崎世界観さんや、町田康さん、立川談四楼さんなど人気作家も寄稿!
ほかにも瀧波ユカリさん(漫画家)、ヤマシタトモコさん(漫画家)、川本三郎さん(評論家)、星野概念さん(精神科医)、山下敦弘さん(映画監督)、温又柔さん(小説家)、マシンガンズ滝沢さん(ゴミ清掃員・お笑い芸人)、鏡リュウジさん(占星術家)など、話題の人気作家、文化人の方々にも、書き下ろし原稿をご寄稿いただいています。
◼️大橋裕之作・描き下ろし漫画も収録!
◼️巻末には、2020年4月1日〜30日までの出来事を追ったコロナ年表付き!
◼️永久保存版!未曾有の状況下を生き抜くわたしたちの記録。
【書誌情報】
左右社編『仕事本 わたしたちの緊急事態日記』
定価:2,000+税
ISBN:978-4-86528-283-2 C0095
仕様:448ページ/四六判変型並製
内容紹介:“普通の毎日”が一変した2020年4月、ほかの人はどう過ごしていたんだろう。
パン屋、ミニスーパー店員、専業主婦、タクシー運転手、介護士、留学生、馬の調教師、葬儀社スタッフ……コロナ禍で働く77人の日記アンソロジー!
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