「令和4年度物流パートナーシップ優良事業者表彰」において「物流DX・標準化表彰」を受賞しました
株式会社ライナロジクス(本社:千葉県市川市、代表取締役:朴 成浩、以下「ライナロジクス」)がパートナー企業として参画した取り組みが、「令和4年度物流パートナーシップ優良事業者表彰」において「物流DX・標準化表彰」を受賞しました。
- 取り組みについて
江崎グリコ株式会社、株式会社ゼンリンデータコム、鴻池運輸株式会社、株式会社ライナロジクス、株式会社誠和、ダイセーエブリー二十四株式会社
主な概要
納品条件が厳しく効率化が難しいチルド販売物流において、配送ルート最適化のためにこれまで担当者が経験に基づいて行ってきた作成を、AI配車システムを活用した作成に切り替えました。
そして、最適化した配送ルートモデルを運行可能にするため、得意先と納品条件を見直し、物流事業者と車両の変更やドライバーによる作業の軽減について調整を進めた結果、車両台数の削減と積載率向上、および労働時間の削減を実現し、二酸化炭素(CO₂)の排出削減にも貢献しました。
- 取り組み前の課題
江崎グリコ株式会社においても、これらは課題でありましたが、解決を難しくしていたのがリードタイムの短いチルド販売物流ゆえの低積載・非効率な輸配送の存在でした。積載率向上や車両台数削減、ひいてはサステナブルな物流の構築の実現のため、配送計画の最適化を基軸とした抜本的な物流改善への取り組みが進められました。
- 取り組み後の成果
結果、車両台数削減や積載率向上などの効果を得ることに成功しました。販売物流、特にチルド販売物流の領域において、AI配車システムをメーカー自らが活用して物流改善を図ろうとした取り組みは成功事例として貴重であり、他社への展開も期待されます。
【取り組みの効果】
CO₂削減量:379.0t-CO₂/年(18%削減)
車両台数削減:4,745台/年(28%削減)
労働時間削減:25,185時間/年(18%削減)
年間積載率:71%(19%向上)
- 取り組みにおける弊社の役割
この度の取り組みにおいて、ライナロジクスのコア技術であるAI・最適化は欠かすことの出来ない大きな役割を果たしたとともに、一つの成功事例をつくることに寄与いたしました。ライナロジクスは今後もこのような技術を活用して、「全ての働く人たちが無理なく生き生きと活躍できる物流業界」「グリーンでホワイトな持続可能な物流業界」の実現を目指し、より良い社会づくりに貢献していきたいと考えております。
- 物流パートナーシップ優良事業者表彰について
<取り組み内容の詳細>
出典:経済産業省「令和4年度物流パートナーシップ優良事業概要」
https://www.meti.go.jp/press/2022/12/20221208003/20221208003-2.pdf
- ライナロジクスについて
会社名 :株式会社ライナロジクス(https://lynalogics.com/)
本社 :千葉県市川市八幡3-4-8 田中ビル4F
代表者 :代表取締役 朴 成浩
設立 :2000年5月9日
事業内容:コンピューター上で動作するスケジューリング・システムの研究・開発
効率的なロジスティクスを実現するコンサルティング
各種情報システムの導入支援
- 「LYNA 自動配車クラウド」について
企業ごとに異なる複雑な制約・条件を網羅し、配車計画に不可欠な距離や時間、人件費といった配車コストを最重要視して計算。何万〜何十万通りの計画を瞬時に比較検討しながら、トータルコストに最も優れた配車計画を高速で提案します。
https://thelogistics.jp/dispatch_shipper
- 本件に関するお問い合わせ先
営業部 マーケティングチーム
広報担当:平野、須藤
電話:047-701-5526
FAX:047-701-5527
E-mail:kouhou@lynalogics.com
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