シーネット、海外WMSセミナー開催レポートを公開。
参加者アンケートからわかるASEAN進出企業の倉庫管理における悩み調査
【セミナー概要】
セミナーでは、『海外拠点における最適な倉庫管理』をテーマに、ローカルシステムと日本製WMSを海外展開する場合のメリット、デメリットを比較、また、商習慣や文化の違いなどの海外ならではの課題に、シーネットがどう取り組んできたか事例をまじえて説明をしました。
■内容
・海外拠点で倉庫管理を最適化するには?
・海外ならではの課題
・海外で倉庫管理をする際の3つの選択肢
・ローカルシステム vs 日本製WMS
・多言語版ci.Himalayas/GLOBALの紹介と強み
・ローカルシステムからリプレイスしたお客様の成功事例
事前案内でもっとも関心度が高かった、ローカルシステムと日本製WMSのシステム比較では、大きく差が出る機能面とサポート面を中心にご紹介しました。
一見同じように見える機能でも、どこまでできるかの違いはあります。
ひとくちに在庫管理といっても、数量管理のみ・ロット管理のみしかできないものもあり、機能面での比較は重要であることを解説しました。
導入事例は、ローカルシステムからのリプレイス成功事例を2件、海外の商習慣に合わせたカスタマイズ事例を4件ご紹介しました。いずれも、業務に合ったシステムの基盤を作り上げ、現地で複数拠点の展開を実現されています。
チャットによるQ&Aのコーナーでは、対応エリアや、実績、標準機能や障害時のサポート体制へのご質問をはじめ、各社の課題に応えられるかどうかといった具体的なご相談を頂戴しました。
【参加者の属性】
■拠点エリア
セミナー参加者のお持ちの拠点エリアは、タイ・インドネシア・ベトナムが多く、次いで中国が続きました。複数エリアに拠点を持つ企業も多く、シーネットの対応エリアやローカルサポート体制への情報収集をされていました。
■システム導入状況
参加者の現在のWMS導入状況は、「すでに導入している」が40%で、「導入検討中」と「導入していない」がそれぞれ20%でした。すでに導入している企業の中には、現在何らかの課題がありリプレイスを検討している企業も多くありました。
■現在の課題
現在課題として感じている事で最も多かったものは、「在庫の見える化」でした。新型コロナウイルスの影響により移動制限や出社制限がある中において、海外拠点における管理体制が急務であることが浮き彫りになった結果となりました。
■WMS導入の際に重視すること
現在WMSの導入やリプレイスを検討中の企業に、導入の際に重視するポイントをたずねたところ、「コスト」と「機能」面への言及が目立ちました。
海外に日本で使っているWMSを展開しようとすれば、高額になりやすく、コストの安い海外製のローカルシステムを導入すれば、機能が限られ業務とシステムのミスマッチが起きるといった、海外ならではの悩みが見られました。
■今後の予定
今後聞いてみたいテーマで、最も希望の多かったものは「導入事例紹介」でした。
また、システム導入を直近に考えている企業では「製品紹介」や「オンラインデモ」のご要望が多くありました。
今後も、シーネットではそれぞれの検討段階にあったセミナーやイベントを企画していく予定です。
【多言語版WMS 『ci.Himalayas/GLOBAL』のご案内】
ci.Himalayas/GLOBALは、日本で数々の評価を得ているWMSを海外向けに最適化したパッケージです。現在6か国語(日本語・英語・タイ語・中国語・インドネシア語・ベトナム語・ミャンマー語)に対応し、海外拠点においても適正管理と物流品質の向上を実現いたします。
商品詳細ページ :https://www.cross-docking.com/service/wms-asia/
■このような課題を持ちの方へ
・海外拠点において在庫の一元管理をしたい
・出荷ミスを減らし、作業精度の向上と効率化を目指したい
・荷主からWMSの導入を求められている
・海外ならではの商習慣にあったシステムを探したい
・現地スタッフの使いやすいシステムを探している
・ローコストかつ機能が充実したWMSを探している
・スモールスタートで始めたい
■特徴
・充実の標準機能と柔軟なカスタマイズ性
・現在6か国語対応。その他の言語にも対応可
・クラウドでもオンプレでも導入可
・タイと中国に現地法人あり。現地語でのサポート対応可
【株式会社シーネットについて】
シーネットは、1992年の創業以来、物流一筋にシステム化による業務効率化と品質向上に取り組んできた、倉庫管理システムのパイオニアです。「現場をITで気持ち良くする」を企業理念に掲げ、営業・開発・サポートまで、プロジェクトに携わる関係者全員がそれぞれの視点で物流の現場を熟知し、物流現場が抱える課題に最適解を提示しています。2011年から10年連続でWMSパッケージ出荷金額No. 1*を達成。現在は、物流システムサービスインテグレーションを通じ、多様な企業の物流戦略をサポートしています。
*デロイト トーマツ ミック経済研究所株式会社『ワークスタイル多様化で拡大する基幹業務パッケージソフト(ERP)の市場展望2021年度版 https://mic-r.co.jp/mr/02090/
所在地 : 千葉県船橋市本町4丁目41番地19号
設立 : 1992年1月10日 URL : https://www.cross-docking.com/
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