累計オーダー数10,000件突破!AI医療機器「SmartRobin AI シリーズ」が急成長中
– 高まる不整脈診断ニーズと医療現場のDXを追い風に社会実装が加速 –
2025年4月24日
株式会社カルディオインテリジェンス
ヘルステックスタートアップの株式会社カルディオインテリジェンス(本社:東京都港区、代表取締役:田村雄一 以下、当社)が開発・提供するSaaS型AI医療機器『長時間心電図解析ソフトウェア SmartRobin AI シリーズ』(以下、SmartRobin)における心電図解析の累計オーダー数が10,000件を突破いたしました。
これは、2022年12月の製品リリースから約2年という短期間での達成であり、今後も心房細動の早期発見と医療現場の業務効率化を両立する“現場で本当に使われるAI医療機器”として、医療従事者の皆さま、患者さまの診療に貢献して参ります。

■SmartRobinについて
SmartRobinは最も患者数が多い不整脈である心房細動の検出に特化し、膨大なデータ量になる長時間心電図データを、デイープラーニング技術を活用したAIにより素早くかつ高精度に解析することを実現したプログラム医療機器(SaMD:Software as a Medical Device)※1です。クラウドベースで運用され、心電図データをアップロードするだけで24時間分の心電図データを約3分で、7日間分でも約20分で解析可能です※2。臨床検査技師をはじめとする医療従事者の皆さまの読影の負担を軽減し、診断スピードの向上と患者さんの早期発見に貢献して参りました。
2022年12月の正式リリースより、2025年4月時点で140を超える施設に導入いただき、SmartRobinによる有償の累計解析件数は10,000件を突破いたしました。
※1 医療機器認証番号:302AHBZX00026Z00 販売名:長時間心電図解析ソフトウェア SmartRobin AIシリーズ 一般的名称:ホルタ解析装置用プログラム 類別:疾患診断用プログラム(管理医療機器)
※2 自社測定環境による目安であり、使用環境により異なる場合があります
■臨床現場での活用と反響
現在、心房細動のアブレーション治療を行っている大学病院・地域中核病院、循環器専門クリニックなど、多様な医療機関で導入が進んでいます。導入医療機関からは、
「人手不足でも検査件数を維持できる」
「結果返却までの時間が大幅に短縮された」
「検査技師による再読影の負担が減った」
といった声が寄せられており、また心房細動検出の感度は100%で病気を見逃すリスクが低いことが導入施設からの論文でも報告されています※3。さらに心房細動の早期発見・治療が重要な脳卒中科や脳神経内科・外科といった医療機関への導入も増えてきています。
※3 心電図 2024; 44(4): 252-259
■代表取締役CEO 田村雄一(たむら・ゆういち)コメント
AI医療機器の社会実装を進めていく上で最も重要なのは、医療現場で“使い続けられること”にあると思っています。『本当に現場で役立つAI医療機器』をプロダクトテーマに掲げ、SmartRobinは医療機関と伴走しながら、プロダクトを進化させてきました。今回の10,000件突破は、オーダー件数の伸長ということよりも、SmartRobinを活用して早期発見できた患者さんが数多くいらっしゃることこそ、何よりも嬉しく思っています。ひとえにユーザーである医療機関の皆さまの製品と会社に対する信頼の積み重ねによる成果だと考えております。この場を借りて感謝申し上げます。
私たちは、これからも革新的な医療機器を現場に届けることで、医療DXの未来を切り拓いていきます。
株式会社カルディオインテリジェンスについて
株式会社カルディオインテリジェンスは、医療分野におけるAI技術を活用した製品開発に特化した企業です。主に心血管疾患の診断・治療支援を目的とした革新的なAI医療機器の開発を行っております。医療現場のニーズに即した実用的な製品を提供することで、心血管疾患の早期発見や治療をはじめとした医療の質の向上を目指しています。
・会社名:株式会社カルディオインテリジェンス
・所在地:東京都港区東麻布1-25-5 VORT麻布イースト 2階
・代表者:代表取締役CEO 田村 雄一
・設立:2019年10月
・会社HP:https://www.cardio-i.com/
本件に関する連絡先
株式会社カルディオインテリジェンス 担当:山根
E-MAIL:contact-ci-info@cardio-i.com
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