【Herman Miller】デザインアイコン「Eames Shell Chair」誕生75周年を記念し、2025年秋 アニバーサリーイベントを開催

10月22日(水)ハーマンミラーストア 丸の内にてEames Demetriosを迎えトークイベントを開催、10月15日(水)より、順次ハーマンミラーストア全店舗にて特別展示とキャンペーンを展開。

ハーマンミラージャパン

Photograph by Timothy Street-Porter © 2025 Eames Office, LLC. All rights reserved.

Herman Miller(ハーマンミラー)のデザインアイコンであるEames Shell Chair(イームズ シェルチェア)が誕生して今年75周年を迎えます。

 Eames Shell Chairの75周年を祝し、全国のハーマンミラーストアにて特別展示とキャンペーンを展開し、10月22日(水)には、ハーマンミラーストア 丸の内にて、Eames Officeの代表であり、Charles Eames(チャールズ・イームズ)の孫であるEames Demetrios(イームズ・デメトリオス)を迎えたトークイベントを開催します。プロダクトデザインから建築、映像作品までジャンルを超えたクリエイションを続けたEames夫妻。彼らのデザインを改めて学ぶスペシャルプログラムとなります。

▶︎ A million in one 
    Eames Shell Chair, since 1950

キャンペーン期間 2025年10月15日(水)~11月3日(月・祝)*各店順次展開

実施店舗     ハーマンミラーストア各店店頭にて特別展示と数量限定セット商品を販売

ご来店の方へ、Eames Shell Chairs75周年を祝したポストカードセット、また期間中税込19万円以上ご購入のお客様へ、A3サイズのポスターセットをプレゼントいたします。(数に限りがあり、なくなり次第終了となります)

▶ Product Information

<製品名>

Eames Shell special set(日本限定75セット)

<価格>

190,000円~210,000円(税込) ※下記の組み合わせ内容により、価格が異なります

・イームズ テーブル - コントラクトベース

<サイズ>

高さ:700  幅 & 奥行き:φ905 (mm)

高さ:700  幅 & 奥行き:φ1065(mm)   

<天板カラー>

ホワイト、ブラック

・イームズ プラスチックシェルサイドチェア x2脚

<サイズ>

高さ:高さ:800  幅:457  奥行き:546  座面高さ:445(mm)   

<ベース>

ワイヤーベース(ホワイト、ブラック、トリバレントクローム)

<シェル>

リサイクルプラスチック(全12色)

<デザイナー>

Charles and Ray Eames(チャールズ&レイ・イームズ)

<ハーマンミラー オンラインストアリンク>

https://hermanmiller.co.jp/collections/eames-shell-special-set

オンラインストアのリンクは、10/15(水)よりご覧いただくことができます。

イームズ テーブル - コントラクトベース
イームズ プラスチックシェルサイドチェア


▶︎ Special Talk Program

1964 Herman Miller catalog, art direction by Tomoko Miho of the George Nelson & Co. Courtesy of Herman Miller Archives

1964年のハーマンミラーのカタログ。 今回、Charles and Ray Eamesの全てのアーカイブを管理するEames Demetriosがトークに登壇します。

日時 10月22日(水) 18:00 - 20:30

   (17:30 受付開始/18:00-19:00 トークイベント/19:00-20:30 カクテル)

会場 ハーマンミラーストア 丸の内 東京都千代田区丸の内2-1-1

ご参加登録フォーム https://forms.gle/Hnnst4ycB9Kd33mi8

※ご参加いただける場合には、お手数ですが、登録フォームよりお申し込みください。 誠に勝手ながら、会場の都合上、定員になり次第、受付を終了させていただきます。

  • スピーカー:Eames Office代表・Eames Demetrios

    デザイン、映像作家、デザインの分野で活動し、パブリックアートの制作やデザインに関する書籍の出版、映像制作などに精力的に取り組んでいる。30年以上にわたり、Charles and Ray Eamesのレガシーを継承し、現在はEames Officeのディレクターとして、多数の展覧会の企画・キュレーションなどを行なっている。また、Eames Houseを守り継ぐイームズ財団の理事長も務める。

  • モデレーター:編集者・ 山田泰臣

    1980年北海道生まれ。『商店建築』『Pen』編集部を経て、2017年からフリーランスで活動。建築、デザイン、アートなどの特集を中心に、雑誌『Pen』『Casa BRUTUS』『ELLE DÉCOR JAPON』『Harper’s BAZAAR』『madame FIGARO japon』などで編集・執筆。展覧会の企画協力やカタログなどにも携わる。


▶︎ About Eames Shell Chair

1950年、Herman Miller(ハーマンミラー)は独自のフォルムを持つ成型プラスチックチェア「Shell Chair(シェルチェア)」を発表しました。Charles and Ray Eames(チャールズ&レイ・イームズ)によるこのデザインは、美術館のコレクションからリビングやダイニング、ロビー、カフェ、保育室にまで、あらゆる空間になじみ、誕生から今日に至るまで世界中で愛され続けています。

Eames夫妻は一体型のシェルを実現するため、成形合板での試作を重ねたのち、1948年のニューヨーク近代美術館(MoMA)主催の「低コスト家具デザイン国際コンペティション」 には金属製モデルを出品します。しかしコスト面などの課題から、最終的にガラス繊維強化プラスチックに切り替え、世界初の量産可能なプラスチックチェアを完成させました。これを機に、Eames Office(イームズオフィス)とHerman Millerによる素材探求が本格的に始まりました。

Shell Chairは素材の進化とともに新しい姿を生み出します。1950年当初のガラス繊維から翌年にはワイヤーベース、環境負荷を考慮したポリプロピレン、安全性を高めた再生FRPや木材、リサイクルプラスチックなどを取り入れ、2022年には産業廃棄物由来のリサイクルプラスチック100%を使用した最新モデルも登場します。さらに張地やシートパッドの追加など、多様な選択肢が加わり、現在では100万通りを超える組み合わせが可能です。

用途に合わせたベースのバリエーションも豊富で、ダイニングからラウンジ、ワークチェア、さらにはロッキングチェア まで幅広く対応しています。発売当初から「グレージュ」「レモンイエロー」「シーフォームグリーン」「レッド」といっ た鮮やかなカラーバリエーションが揃い、さまざまなシーンに彩りを添えてきました。そのオリジナリティと存在感 は、ほかに並ぶもののない、唯一無二のチェアです。

発表当時、世界に存在しなかったこの椅子は、瞬く間に美術館や学校、企業、家庭に広がり、1960年代にはカリフォルニアの名所「The Nut Tree(ナット・ツリー)」のダイニングやラウンジを飾り、シカゴ・オヘア国際空港のタンデムシートとして採用されました。さらにスタッキング可能なベースにより、学校の講堂や教室でも広く使われるようになりました。

そして2025年、誕生75周年を記念し、日本のハーマンミラーストア各店では10月15日から11月3日まで特別展示を開催し、数量限定のセット商品を販売します。

<写真素材> 

その他のお写真もご用意しております。ご使用ご希望の際はプレス窓口までご連絡ください。

Educational seating at Pitzer College, c. 1970. Courtesy of Herman Miller Archives
DSS-TA chairs in education setting, c. 1965. Courtesy of Herman Miller Archives
Olympic Sports Center Rochester, NY, 1965. Courtesy of Herman Miller Archives
Specifications for Eames DKR fiberglass shell chair, 1955. Courtesy of Herman Miller Archives
Eames Educational System (EES) seating installation at University of New York, Stonybrook, 1967. Courtesy of Herman Miller Archives
DSS-TA (Dining Height Stacking Side Chair with Tablet Arm), 1961. Courtesy of Herman Miller Archives

▶︎ Eames Officeについて

1941年、Charles and Ray Eamesはロサンゼルスを拠点にデザインスタジオ「Eames Office」を設立しました。建築、家具デザイン、映画、テキスタイル、玩具、展覧会など、多岐にわたる分野で重要な功績を残し、Eames Officeは哲学、仕事への姿勢、そしてそのプロセスにおいて「デザインスタジオ」という概念に新たな定義をもたらしました。 1978年に Charles、1988年に Ray が逝去した後、Eames Officeは多角的なデザインスタジオから、文化的かつ商業的な組織へと発展を遂げました。現在は次世代の Eamesファミリーのメンバーがその運営を担い、デザインレガシーの発信、保存、継承に尽力しています。Eames Officeは信頼ある製造パートナーと協働し、オリジナルのEamesデザインを市場に届けるほか、教育プログラムや展覧会、ブランドコラボレーションなどを通じて、その作品を次世代に伝える活 動を続けています。さらに、Charles and Ray Eames財団の支援を受けながら、彼らの遺産を未来へと受け継いでいます。

eamesoffice.com

Herman Millerは、ヨーロッパおよび中東地域を除き、Charles and Ray Eamesのデザイン家具を製造することを唯一認定された製造会社です。


▶ Herman Millerについて

Herman Millerはこの100年にわたり、人々の力を最大限に引き出す問題解決型のデザインへのコミットメントを指針とし、デザイン、イノベーション、社会的利益における不変のレガシーを築きながら、時代を超越して影響を与え続けるインテリアブランドの先駆者として発展してきました。これまで George Nelson、 Eames Office、Isamu Noguchiのようなミッドセンチュリーの巨匠、Robert PropstやBill Stumpfのような研究志向で先見性を持ったデザイナー、そしてIndustrial FacilityやStudio 7.5などの画期的なデザインスタジオとともに数多くのプロダクトを世に送り出してきました。多くの著名なデザイナーたちと強固な関係性を構築し、人間工学に基づいた家具から、デザイン家具を代表するアイコニックな作品に至るまで、住宅や公共施設、オフィスなどあらゆる空間を彩るインテリアアイテムを発表しつづけています。

Herman Millerは、私たちが住む世界をデザインするために集結したダイナミックなブランドグループ「MillerKnoll」のメンバーです。

詳細はこちらからご覧ください。

Herman Miller Official Website

https://hermanmiller.co.jp/pages/about-us

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会社概要

URL
https://hermanmiller.co.jp
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都千代田区丸の内3-4-1   新国際ビル 2F
電話番号
03-3201-1830
代表者名
カルティク・セティア
上場
未上場
資本金
-
設立
1988年07月