新規不妊症・不育症検査「β2GPIネオセルフ抗体検査」のマレーシアでの事業展開を開始
AOI Biosciences株式会社(本社:大阪府茨木市、代表取締役:末田伸一、以下「アオイバイオ」)は、住友商事株式会社(本社:東京都千代⽥区、代表取締役 社⻑執⾏役員 CEO:上野真吾、以下「住友商事」)を代理店として、不育症・不妊症の新規検査「β2GPIネオセルフ抗体検査」のマレーシアでの事業展開を開始いたしました。マレーシア国内の複数の医療機関でβ2GPIネオセルフ抗体検査を受検することが可能となります。また、アオイバイオと住友商事は、2025年7月10日から13日にマレーシアのペナンにて開催される”32nd International Congress of the Obstetrical and Gynaecological Society of Malaysia”にてβ2GPIネオセルフ抗体検査を紹介するブースを出展いたします。アオイバイオはβ2GPIネオセルフ抗体検査を通じて、マレーシアの生殖医療に貢献します。
β2GPIネオセルフ抗体検査を受検可能なマレーシア国内の医療機関(順不同)*
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Alpha IVF & Women’s Specialists (Petaling Jaya)
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Alhaya Fertility Centre (Kuala Lumpur)
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Thomson Fertility Centre (Petaling Jaya)
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Victory IVF Fertility Centre (Johor Bahru)
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Ever Link Fertility Centre (Shah Alam)
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Sunfert Fertility Centre (Kuala Lumpur)
*検査提供準備中の病院を含む。
β2GPIネオセルフ抗体検査について
不育症の原因の約 2 割を占める流産や⾎栓症などを引き起こすβ2GPIネオセルフ抗体を⾎液検査で調べることができる新たな検査で、近年では不妊症にも関連することも報告されています。臨床研究では、検査結果が陽性の場合、対応する治療が実施された群において、不育症では⽣児獲得率が約 1.7 倍以上、不妊症では妊娠率が 2 倍以上⾼い結果であったことが確認されています。β2GPIネオセルフ抗体検査は日本国内において先進医療(注1)として認定されています。アオイバイオでは、大阪大学より本検査の独占的な実施権を受け、唯一の検査機関として検査測定を受託しています。
(注1)先進医療とは、まだ保険診療とは認められていない治療及び技術の中で、特に国(厚生労働省)の認めたものについて、一定の実施施設の基準や実施方法を定めた上で保険診療を混合する形で患者さんに利用していただくことのできる医療をいいます。
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アオイバイオについて
会社名:AOI Biosciences株式会社(https://www.aoibio.com)
事業概要:感染症領域・⾃⼰免疫疾患領域を中⼼に、情報解析技術と独⾃のバイオ技術を融合することにより検査事業・創薬事業・創薬⽀援事業を展開
会社設⽴:2019年11⽉
本ニュースリリースに関するお問い合わせ先
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e-mail:information@aoibio.com
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