IWI が「健康経営優良法人2022(大規模法人部門)」に認定されました。
健康経営とは、従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践することであり、企業価値の向上と事業の継続性に資することが期待されています。健康経営を推進している企業を顕彰する制度として、経済産業省指定の「健康経営優良法人認定制度」があり、IWI は当認定制度において大企業を対象とした「大規模法人部門」に認定されました。
社会にとって必要不可欠な機能を担うIT 基盤を提供するIWI の事業において、健康増進をはじめとする人的資本の向上は、IT 基盤の安定的な稼働や製品、サービスの品質向上のために最も重要な取組みのひとつです。IWI は、2021 年5 月に「健康経営宣言」を策定し、社員の健康増進の取組みを強化してきました。
■IWI の健康経営の施策例
<社員の健康づくりのための施策>
IWI は、社員の健康づくりのため、フィジカルヘルス対策とメンタルヘルス対策に係る施策を実施しています。
フィジカル面では、社員の健康管理体制の強化や、社員および家族の健康リテラシーの向上を目的とした様々な取組みを進めています。メンタル面では、全社員を対象としたストレスチェックを実施し、その結果に基づいた指導、研修等を充実させ、社員のメンタルヘルス向上に必要な対策を強化しています。
フィジカルヘルス対策例)
・35 歳以上社員および扶養家族の生活習慣病健診および人間ドック費用の全額会社負担
・35 歳未満女性社員の婦人科健診費用の全額会社負担
・産業医、保健師への健康相談窓口の設置
・外部サービスを利用した健康相談窓口の設置
・社員とその家族を対象とした健康に関するウェビナーの実施
・⾧期障害所得補償制度
メンタルヘルス対策例)
・管理職向け個別相談会の実施
・メンタルヘルスのセルフケア研修及びラインケア研修の実施
・産業医、保健師への相談窓口の設置
・外部サービスを利用したメンタルヘルス相談窓口の設置
<労働時間や休暇等働き方改革に係る施策>
IWI は、全社員の労働時間を現場任せにせず、一元的に管理しています。一定の残業時間を超えた社員およびその上⾧に対して、注意喚起を行っており、残業時間が多い部署の管理職に対しては直接指導を行っています。全社の労働時間は確実に減少しており、2021 年は対2017 年比で月平均の労働時間を約6%削減しました。さらに、残業時間の削減実績に応じて「時間外創出手当」として金銭を社員に還元しています。
2018 年に時間単位の年次有給休暇の取得制度を新設するとともに、2019 年4 月から有給休暇の計画的な取得を推進しています。働き方改革関連法が定める年5 日の取得に、当社独自の制度として3 日を追加し、全社員が最低年8 日の有給休暇を取得するよう促しています。
<各種定量的な指標を用いた社員の健康状況の把握>
健康づくりのための施策や働き方改革の効果を、定量的な指標を用いてモニタリングしています。今後も以下のような指標を継続的に測定することで、より効果を可視化していきます。
指標例)
・特定保健指導実施率
・ストレスチェック受験率
<社員満足度の向上>
2017 年から年1 回、社員向けに満足度調査を実施しており、この調査をきっかけに有給休暇の取得促進や、管理職向けの研修制度の強化が行われました。社員の「働きやすさ」と「働きがい」を高めるための様々な取組みを続けてきた結果、社員のエンゲージメントは年々改善しており、2021 年の調査では社員の8 割以上が働きがい、働きやすさが以前と比べて良くなったと回答しています。
■今後の展望
今後も引き続き、生活習慣病といったフィジカル面での不調やストレスからくるメンタル不全を解消する対策を進めていくほか、⾧時間労働の削減といった労働環境の改善に努め、社員の「働きやすさ」と「働きがい」を追求していきます。そして、IWI が認定された「大規模法人」のうち、上位500 社を顕彰する「ホワイト500」の認定を目指し、活動を進めていきます。
IWI は、これらの健康経営の取組みを通じて、社員が自ら「挑戦・成⾧・自律」ができる環境を作り、IT 基盤の安定的な稼働および製品、サービスの品質向上、ひいては「次代の情報化社会の安全性と利便性を創出する」という経営理念の実現を目指していきます。
【健康経営優良法人認定制度について】
健康経営優良法人認定制度とは、地域の健康課題に即した取組や日本健康会議が進める健康増進の取組をもとに、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を顕彰する制度です。健康経営に取り組む優良な法人を「見える化」することで、従業員や求職者、関係企業や金融機関などから「従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいる法人」として社会的に評価を受けることができる環境を整備することを目標としています。
(経済産業省ウェブサイトより引用:
https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/healthcare/kenkoukeiei_yuryouhouzin.html)
【IWIについて】
IWIは、決済、金融、セキュリティ分野を含む、企業のビジネスリライアビリティ(※) を支えるITサービス会社です。
ペイメント決済システムにおけるオンラインネットワーク基盤のシステム構築を中心に、証券市場向け超高速株価情報システムなど、金融業界向けの大量データをリアルタイムかつ正確に処理するシステムの開発・構築・保守を手がけ、国内における高いシェアを獲得しています。また自社開発の内部情報漏洩対策製品をはじめ、海外の先進的なソリューションを国内に紹介普及させていく情報セキュリティ対策事業も、その領域を大幅に拡大させています。
「次代の情報化社会の安全性と利便性を創出する」を経営理念に、高速、安全、高品質で利便性の高いIT基盤を提供して、企業のデジタルトランスフォーメーションを支援しています。IWIは2019年3月から、東京証券取引所市場第一部に上場しています。(記載の商品名、会社名は各社の商標または登録商標です。)
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※ビジネスリライアビリティ:顧客事業の信頼性および当社事業の信頼性を高め続けること (当社の造語)
【本件に関するお問合せ先】
株式会社インテリジェント ウェイブ 経営企画室
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