Smart Craft、製造実績収集における柔軟な項目カスタマイズ・及び入力UIに関する技術で特許を出願
製造現場に応じた入力画面をノーコードで構築、工程実績の一元管理を実現
株式会社Smart Craft(本社:東京都渋谷区、代表取締役:浮部史也、以下「当社」)は、製造実績収集において工程ごとに柔軟な項目設定が可能となる入力UI設計技術(以下「本技術」)について、特許を出願したことをお知らせいたします。本技術は、これまでシステム化が困難とされていた多様な製造現場の工程管理に対応し、各工程に最適な入力項目を容易に設定・管理できる仕組みを提供するものです。

■特許出願の背景
製造現場では、施設や作業内容によって工程が異なり、それぞれの工程に応じて作業者端末に表示すべき項目も変化します。従来のシステムでは、工程ごとに画面表示項目を個別に設定する必要があり、設定作業が煩雑で、現場運用の柔軟性や効率性を損なう要因となっていました。
また、工程ごとに分散していた情報を一元的に管理することが難しく、工程管理のデジタル化が進みにくいという課題もありました。
本技術は、こうした課題を解決し、工程実績の一元管理を可能にすることで、これまで困難だった工程管理のデジタル化を容易に実現することを目的としています。

■本技術により実現できることとその効果
本技術の活用により、製造現場の課題解決と生産性向上に直結する以下のような効果が期待されます。
1. 自社に最適化された工程管理システムを容易に構築
工程ごとに必要な項目を柔軟に設定できるため、自社の業務フローにフィットした作業画面を短期間かつ低コストで構築可能。工程変更や改善活動にも柔軟に対応できます。
2. ノーコードで設定可能、専門知識不要で現場導入がスムーズ
システムの専門知識がなくても、管理画面から直感的に設定できるため、現場主導でのデジタル化が加速。導入・運用のハードルが大幅に低減されます。
3. 入力品質の向上と作業効率の改善
必要な項目だけを表示し、プルダウンや数値入力などの形式により、誤入力を防止。作業者の迷いを減らし、入力時間の短縮にもつながります。
4. コンプライアンスとトレーサビリティの強化
工程ごとに必要な情報を確実に取得・記録できるため、業務の透明性が向上。不良や担当者などの情報も一元管理でき、監査対応や品質保証にも貢献します。
5. リアルタイム集計とデータ分析による業務改善の加速
工程実績の一元管理により、集計作業が不要に。リアルタイムでのデータ分析が可能となり、迅速な意思決定や継続的な改善活動を支援します。
■今後の展開
当社は本技術をベースに、クラウド工程管理・実績収集「Smart Craft」と外部システムとの連携強化を図り、製造現場における標準化と柔軟性の両立を支援するソリューションの提供を目指してまいります。
■クラウド工程管理・実績収集「Smart Craft」について
Smart Craftは、製造現場の作業指示、進捗管理、実績記録、データ集計・分析といった一連の工程管理業務をタブレットやスマートフォンなどのモバイル端末を用いてデジタル化できるクラウドサービスです。これまで紙やExcelで行われていた作業指示、生産記録、不良実績の管理などアナログ業務のデジタル化により、現場の状況をリアルタイムに見える化し、そのデータを活用することで工場全体のQCD向上に貢献します。
サービスサイト:https://smartcraft.jp/
■株式会社Smart Craft 会社概要
株式会社Smart Craftは「モノづくり産業のニュースタンダードを創る」をミッションに、テクノロジーを駆使したスマートなモノづくり・働き方を推進するソリューションを提供しています。経済産業省「2024年版ものづくり白書」掲載。
会社名:株式会社Smart Craft
所在地:東京都渋谷区初台1-51-1 初台センタービル
代表者:代表取締役 浮部 史也
設 立:2021年6月15日
事業内容: クラウド工程管理・実績収集「Smart Craft」の開発・提供
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像