2024年度入試医学部受験生の8割以上が“受験宿泊”をすると回答! 2024年度 医学部受験に関する実態調査
一方、医学部以外を第一志望とする2024年度入試受験生の宿泊予定は3割台にとどまる 慣れない受験会場を不安に感じる受験生は約7割
偏差値40からの医学部専門予備校、京都医塾株式会社(本社:京都市中京区 代表取締役 伊藤 章)は、医学部を第一志望とする2024年度入試受験生や過去に医学部を第一志望として受験したことのある人などを含む男女300人を対象に、大学受験に関する実態調査を実施いたしました。
調査サマリー ・2024年度入試医学部受験生の8割以上が「受験のために試験会場付近に宿泊する」と回答 ・約7割の受験生が「慣れない受験会場に不安を感じる」と回答 ・2024年度入試医学部受験生の6割が「浪人を視野に入れている」と回答 ・大学入試共通テストの結果によって出願校を変更する割合は約3割と意外にも低い ・医学部を第一志望とする受験生は、他学部を第一志望とする受験生と比較して、 受験勉強を開始した時期が早い ・医学部を第一志望とする受験生は、他学部を第一志望とする受験生と比較して、 1日あたり平均2.7時間も長く勉強している |
調査概要
調査期間 :2023年12月9日(土)~12月13日(水)
調査方法 :Webアンケート
調査人数 :2024年度入試受験生および大学受験経験者 計300人(男女)
調査対象者内訳 :・医学部を第一志望とする2024年度入試受験生
・医学部以外を第一志望とする2024年度入試受験生
・過去に医学部を第一志望として受験した経験がある人
・過去に医学部以外を第一志望として受験した経験がある人
パネル提供元 :GMOリサーチ株式会社
2024年度入試医学部受験生の8割以上が「受験のために試験会場付近に宿泊する」と回答
医学部を第一志望とする2024年度入試受験生の8割が、受験のために試験会場付近に宿泊する予定であることが分かりました。一方で、医学部以外を第一志望とする2024年度入試受験生が受験のために宿泊する予定は、3割台という結果となりました。
例えば、私立医学部前期試験については、1月中旬から2月初旬までほとんど連日のように1次試験日が設けられています。全国を移動しながら複数校を受験する人も多く、医学部受験生は他学部受験生に比べて、さらに入念に宿泊手配も含めた受験スケジュールを立てておく必要があると言えるでしょう。
【設問】あなたは、受験のために試験会場付近などに宿泊をする予定はありますか。【SA(単一回答)】
▶医学部を第一志望とする2024年度入試受験生
・宿泊する予定がある:82%
・宿泊する予定がない:18%
▶医学部以外を第一志望とする2024年度入試受験生
・宿泊する予定がある:36%
・宿泊する予定がない:64%
慣れない受験会場に不安を感じたことがある2024年度入試受験生・受験経験者は68.4%
「慣れない受験会場を不安に感じる」と回答した人は、今回の調査を行った対象者(医学部を第一志望とする2024年度入試受験生と過去に医学部を第一志望として受験した経験がある人、医学部以外を第一志望とする2024年度入試受験生と過去に医学部以外を第一志望として受験した経験がある人)のうち68.4%でした。医学部を第一志望とする2024年度入試受験生に限定しても68.3%と同様に高く、約7割の2024年度入試医学部受験生が慣れない受験会場に不安を感じていることが分かりました。
2024年度入試医学部受験生の6割が浪人を視野に入れている
医学部を第一志望とする2024年度入試受験生の6割が浪人を視野に入れており、そのうち96.7%が「浪人したら、再度、医学部を受験したい」と回答。一方で、医学部以外を第一志望とする2024年度入試受験生のうち、浪人を視野に入れているのは3割ほどであることが分かりました。また、医学部以外を第一志望とする2024年度入試受験生のうち、最多の回答は「浪人は視野に入れておらず、志望大学・学部以外でも合格した大学に進学する」の39%。
【設問】「今年(2024年度入試)の大学受験が終わり、もしも志望の大学・学部に不合格だった際の浪人に対する意識を教えてください。」【SA(単一回答)】
▶医学部を第一志望とする2024年度入試受験生
・浪人は視野に入れており、親の合意もある :26%
・浪人は視野に入れているが、親の合意はまだない :34%
・浪人は視野には入れていないが、検討の余地はある :18%
・浪人は視野に入れておらず、志望大学・学部以外でも合格した大学に進学する:18%
・浪人は視野に入れておらず、就職する :4%
▶医学部以外を第一志望とする2024年度入試受験生
・浪人は視野に入れており、親の合意もある :13%
・浪人は視野に入れているが、親の合意はまだない :16%
・浪人は視野には入れていないが、検討の余地はある :15%
・浪人は視野に入れておらず、志望大学・学部以外でも合格した大学に進学する:39%
・浪人は視野に入れておらず、就職する :17%
Q6・Q7の設問より、医学部を第一志望とする受験生の58%※1が「次年度もう一年浪人してでも医学部の受験を続けたい」と考えていることが分かりました。一方、医学部以外を第一志望とする受験生で「次年度もう一年浪人してでも同じ学部を受験したい」と考えている割合は24.9%※2。
※1 58%=(医学部を第一志望とする2024年度入試受験生のうち浪人を視野に入れている割合60%)
× (現役で受験した学部を再び受験したいと回答した割合96.7%)
※2 24.9%=(医学部以外を第一志望とする2024年度入試受験生のうち浪人を視野に入れている割合29%)
× (現役で受験した学部を再び受験したいと回答した割合86%)
【設問】「浪人を視野に入れていると回答した方のうち、浪人後も現役で受験した「学部」を再び受験したいと思いますか。」【SA(単一回答)】
▶医学部を第一志望とする2024年度入試受験生
・現役で受験した学部を再び受験したいと思う/思った :66.7%
・現役で受験した学部を再び受験したいとややそう思う/思った :30%
・現役で受験した学部を再び受験したいとあまり思わない/思わなかった:3.3%
・現役で受験した学部を再び受験したいと思わない/思わなかった :0%
▶医学部以外を第一志望とする2024年度入試受験生
・現役で受験した学部を再び受験したいと思う/思った :55.2%
・現役で受験した学部を再び受験したいとややそう思う/思った :31%
・現役で受験した学部を再び受験したいとあまり思わない/思わなかった:10.3%
・現役で受験した学部を再び受験したいと思わない/思わなかった :3.4%
▶2024年度入試受験生 全体
・現役で受験した学部を再び受験したいと思う/思った :61%
・現役で受験した学部を再び受験したいとややそう思う/思った :30.5%
・現役で受験した学部を再び受験したいとあまり思わない/思わなかった :6.8%
・現役で受験した学部を再び受験したいと思わない/思わなかった :1.7%
模試判定による第一志望大学からの出願変更は「C判定」が基準に
全体として、C判定だった場合に第一志望の大学から出願の変更を検討することが分かりました。
【設問】「受験直近の模試の結果の判定についてA~Eでの判定とした場合、どの判定以下だったら第一志望の大学から出願を変更しようと思いますか。」【SA(単一回答)】
▶医学部を第一志望とする2024年度入試受験生
・B判定 :38%
・C判定 :40%
・D判定 :10%
・E判定以下:12%
▶医学部以外を第一志望とする2024年度入試受験生
・B判定 :32%
・C判定 :21%
・D判定 :18%
・E判定以下:29%
▶2024年度入試受験生、大学受験経験者 全体 ※大学受験経験者は受験直前の12月模試を基準に回答
・B判定 :31.7%
・C判定 :33%
・D判定 :19.3%
・E判定以下:16%
大学入試共通テストの結果によって出願校を変更する割合は約3割と意外にも低い
2024年度入試受験生、大学受験経験者ともに、大学入試共通テストの結果で出願校を変更する割合は全体の約3割と意外にも低いことが分かりました。
【設問】「大学入試共通テストの結果によって出願校を変更する予定ですか。」【SA(単一回答)】
▶医学部を第一志望とする2024年度入試受験生
・結果が良かったら、元々出願予定だった大学から、高いレベルの大学に変更して出願する:26%
・結果が良くても、元々出願予定だった大学から、変更せず、出願予定の大学に出願する :40%
・結果が悪くても、元々出願予定だった大学から、変更せず、出願予定の大学に出願する :22%
・結果が悪かったら、「学部」はそのままに、偏差値の低い大学に変更して出願する :10%
・結果が悪かったら、「学部」も変更して、偏差値も低い大学に変更して出願する :2%
・大学入試共通テストは受けない :0%
▶医学部以外を第一志望とする2024年度入試受験生
・結果が良かったら、元々出願予定だった大学から、高いレベルの大学に変更して出願する:20%
・結果が良くても、元々出願予定だった大学から、変更せず、出願予定の大学に出願する :26%
・結果が悪くても、元々出願予定だった大学から、変更せず、出願予定の大学に出願する :24%
・結果が悪かったら、「学部」はそのままに、偏差値の低い大学に変更して出願する :5%
・結果が悪かったら、「学部」も変更して、偏差値も低い大学に変更して出願する :3%
・大学入試共通テストは受けない :22%
▶過去に医学部を第一志望で受験した経験のある方
・結果が良かったら、元々出願予定だった大学から、高いレベルの大学に変更して出願する:18%
・結果が良くても、元々出願予定だった大学から、変更せず、出願予定の大学に出願する :32%
・結果が悪くても、元々出願予定だった大学から、変更せず、出願予定の大学に出願する :20%
・結果が悪かったら、「学部」はそのままに、偏差値の低い大学に変更して出願する :14%
・結果が悪かったら、「学部」も変更して、偏差値も低い大学に変更して出願する :6%
・大学入試共通テストは受けない :10%
▶過去に医学部以外を第一志望で受験した経験のある方
・結果が良かったら、元々出願予定だった大学から、高いレベルの大学に変更して出願する:12%
・結果が良くても、元々出願予定だった大学から、変更せず、出願予定の大学に出願する :30%
・結果が悪くても、元々出願予定だった大学から、変更せず、出願予定の大学に出願する :21%
・結果が悪かったら、「学部」はそのままに、偏差値の低い大学に変更して出願する :12%
・結果が悪かったら、「学部」も変更して、偏差値も低い大学に変更して出願する :6%
・大学入試共通テストは受けない :19%
※上図は、共通テストを受験予定もしくは受験した受験生の中での回答の割合
なお、今回の調査対象である2024年度入試受験生および大学受験経験者 全体での割合は、「国公立大学、私立大学どちらも受験」33%「国公立大学のみ受験」28%「私立大学のみ受験」39%。
医学部を第一志望とする受験生が受験勉強を始めた時期は、他学部を第一志望とする受験生よりも早い
医学部を第一志望とする受験生※3の半数47%が、中学1年生~高校1年生の間に受験勉強を始めていたことが分かりました。一方で、他学部を第一志望とする受験生※4は、高校2年生・高校3年生の間に受験勉強を始める人が74%という結果に。
医学部合格を目指す受験生が受験勉強を始めた時期は、他学部を目指す受験生よりも早いことが分かりました。
※3 第一志望が医学部の現役受験生と過去に第一志望で医学部を受験した経験がある人
※4 第一志望が医学部以外の現役受験生、過去に第一志望で医学部以外を受験した経験がある人
医学部を第一志望とする受験生は他学部を第一志望とする受験生と比較して、1日あたり平均2.7時間も長く勉強している
医学部を第一志望とする2024年度入試受験生の平均勉強時間は8.3時間である一方、他学部を第一志望とする2024年度入試受験生の平均勉強時間は5.6時間であることから、医学部受験生は他学部志願者と比較して1日あたり平均2.7時間長く勉強していることが分かりました。また、医学部を第一志望とする2024年度入試受験生の66%が6時間以上勉強しています。うち28%は10時間以上勉強していると回答。
【設問】あなたの休日の1日あたりの平均勉強時間について教えてください。【NUM(数値回答)】
▶医学部を第一志望とする受験生
・2時間未満 :7%
・2時間以上4時間未満 :9%
・4時間以上6時間未満 :28%
・6時間以上8時間未満 :14%
・8時間以上10時間未満 :17%
・10時間以上12時間未満:12%
・12時間以上 :13%
▶医学部以外を第一志望とする受験生
・2時間未満 :9.5%
・2時間以上4時間未満 :26%
・4時間以上6時間未満 :26%
・6時間以上8時間未満 :12%
・8時間以上10時間未満 :10%
・10時間以上12時間未満 :11.5%
・12時間以上 :5%
受験期に親からしてもらって嬉しかったこと【FA(自由回答)】
▶してもらって嬉しかったこと
・気分転換にドライブに連れて行ってくれたこと(10代女性)
・駅までの送迎や毎日の弁当作り(10代男性)
・夜食を作ってくれた(10代女性)
・毎日、自分のルーティーンに合わせて全てをサポートしてもらった(30代女性)
・「浪人してもいい」と言われたのは、気持ちに余裕ができて嬉しかった(20代男性)
・第一志望を変えることを許してくれた(10代男性)
・参考書や問題集を買うお金をくれた(10代男性)
中にはこんな意見も…
・「絶対にこの学部に行かなければならない」、「こんな学部に行かせるために学費を払ったわけじゃない」
などと、自分の人生を否定して追い詰めるようなことは言わないで欲しかった(30代女性・医学部受験経験者)
■本調査は、医学部受験生応援特設サイト内でも公開しております。
URL:https://www.kyotoijuku.com/activity2024/
京都医塾 概要
京都医塾は「教育は、国を支える。」を企業理念とし、偏差値40からの医学部合格を目指す、京都府中京区に展開している医学部専門予備校です。京都医塾の最大の強みは、生徒一人に対して京都大学出身を中心とした13名の講師陣がチームで指導し、合格まで徹底的に寄り添うこと。「完全1対1個人授業」と「レベル別少人数集団授業」を併用し、生徒一人ひとり異なるオーダーメイドカリキュラムで、ひとりひとりの生徒に真正面から向き合う教育で生徒にとって最適な受験指導を行います。
社名 :京都医塾 株式会社
代表 :代表取締役 伊藤 章
本社所在地 :京都府京都市中京区山伏山町539京都医塾本社ビル
URL :https://www.kyotoijuku.com/
設立年 :2021年6月
資本金 :9,900,000円
従業員数 :350人
事業内容 :【高卒生科】医学部専門予備校 京都医塾の運営
【現役生科】現役合格専門塾 京都医塾の運営
【公式Twitter】 https://twitter.com/kyotoijuku
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