HCLTech、計算知能(CI)分野で世界最大の国際会議「IEEE WCCI 2024」と共同開催の「国際ニューラルネットワーク共同会議」に登壇

- 日本初開催となる同会議に当社AI分野の専門家が来日し、論文を発表 -

インドの大手グローバルテクノロジー企業、HCLテクノロジーズ(以下、HCLTech)の日本法人である株式会社エイチシーエル・ジャパン(本社:東京都港区、代表取締役:中山 雅之)は、2024年6月30日(日)~7月5日(金)にパシフィコ横浜にて開催される、「国際ニューラルネットワーク共同会議 2024 – International Joint Conference on Neural Networks(以下、IJCNN 2024)」(主催:International Neural Network Societyおよび IEEE Computational Intelligence Society)において、当社のエンジニアリング・R&Dサービス(ERS)部門のAIセンターオブエクセレンス(CoE)に所属するAI分野の専門家、Anurag Pandeyが来日、登壇することをお知らせいたします。

「IEEE WCCI 2024」は、隔年で開催され、ニューラルネットワーク、ファジィ理論、進化計算の3領域の国際会議を同時に開催する、計算知能(CI)分野で最大かつ権威ある国際会議です。今回が初の日本開催となり、人口知能を含む、計算知能研究に関わる国内外のトップクラスの研究者が集まり、意見交換と議論を深めます。HCLTechが登壇する会議「IJCNN 2024」は、この「IEEE WCCI 2024」を構成する3つの国際会議のうちのひとつで、International Neural Network SocietyとIEEE Computational Intelligence Societyの共催で開催され、ニューラルネットワークとその関連分野の研究者やその他の専門家にとって重要な国際会議であると位置づけられています。


本会議に登壇するAnurag Pandeyは、HCLTechにおいて、さまざまな業界向けの応用AIソリューションの開発を統括しており、これまでに専用/汎用DSP上でのディープラーニング・モデルや画像処理アルゴリズムの開発と最適化に幅広く取り組んできました。またPandeyは、日本国内のクライアントを含む複数の企業のAI導入プロジェクトも牽引した経験を有しています。今回、「OSRNet(Online Signature Recognition Network - オンライン署名認識ネットワーク): 署名ビデオから抽出した時間的/空間的特徴の活用」と題した論文が採択され、会期最終日の7月5日(金)に、本論文について発表する運びとなりました。今回の論文でご紹介する検証方法は、これまでに実施された前例の無い、最先端の内容となります。


HCLTech登壇概要

■登壇日時:2024年7月5日(金)14:20~16:20の間の20分間

■登壇者:Anurag Pandey (HCLTech ERS AI & 生成AIプラクティス アソシエイトゼネラルマネージャー)

■会場:パシフィコ横浜 会議センター Room 311+312

■題目:OSRNet(Online Signature Recognition Network - オンライン署名認識ネットワーク): 署名ビデオから抽出した時間的/空間的特徴の活用


■題目論文の概要:

署名は最も頻繁に使用され、広く受け入れられている認証方法ですが、その検証と分析には複雑なタスクが伴うため、常に研究者の関心を集めてきました。署名の分類は、その取得プロセスに応じて、オフラインとオンラインに分けられます。  オンライン技術では、行動情報を収集することもできます。署名には時間的、空間的な固有の関係が付随しますが、ばらつきや変動が大きいという問題があります。オンライン署名の検証技術は、変動と偽造の両方に優れたパフォーマンスを発揮することが確認されています。


本論文では、次のようなオンライン署名の検証方法を提案します。

・構造的・時間的情報を維持した、オンライン署名データからビデオフレームへの新たな変換手法

・署名の偽造を検出するために生成されたビデオフレームを時間的/空間的に分析する新たなフレームワーク


このアプローチでは、長時間の時間依存性を抽出する方法を採用し、時間的関連性を活用することにより署名検証を改善しています。(今回ご紹介する検証方法は、これまでに実施された前例の無い、最先端の内容となります。)


■登壇者プロフィール:

Anurag Pandeyは、HCLTech ERS Central Engineeringチームのソリューションアーキテクトとして、カスタム/標準DSP上でのディープラーニング・モデルや画像処理アルゴリズムの開発と最適化に幅広く取り組み、さまざまな業界向けの応用AIソリューションの開発を統括しています。専門はコンピュータービジョン、画像処理、ディープラーニングです。インド工科大学でコンピュータービジョン分野の博士号を取得しています。また、AIとコンピュータービジョンの分野で学術誌に論文を発表し、特許を取得しています。


「IEEE WCCI 2024」 開催概要

名称:IEEE 計算知能に関する国際会議2024

2024 IEEE World Congress on Computational Intelligence

会期:2024年6月30日(日)〜7月5日(金)

会場:パシフィコ横浜 会議センター

主催:IEEE Computational Intelligence Society(CIS)

公式サイト:https://2024.ieeewcci.org/


*参加登録/費用などの詳細は公式サイトをご参照ください。

**「IEEE WCCI 2024」では、以下の3つの国際会議が同時開催されます。

1)International Joint Conference on Neural Networks(IJCNN 2024)

2)IEEE Congress on Evolutionary Computation(IEEE CEC 2024)

3)IEEE International Conference on Fuzzy Systems(FUZZ-IEEE 2024)


HCLTechのAIソリューションについて

HCLTechは、AIに関する専門知識と最先端のサービスを通じて、お客様が新しい機会を活用し、素晴らしい成果を達成できるようにご支援します。当社のAIに関する専門知識は、コンピュータービジョンと自然言語処理(NLP)を網羅しており、顔認識や感情・アクティビティ検出、音声テキスト変換、単語埋め込み生成などのディープラーニング機能を提供します。HCLTechは米国、ヨーロッパ、アジア太平洋をはじめ、グローバルに事業を展開しており、インドのチェンナイとノイダにある専用のAIラボでは、NVIDIA DGXスーパーコンピューターを導入し、イノベーションを推進するとともに、お客様へのプロジェクトデリバリーを加速しています。


HCLテクノロジーズ(HCLTech)について

インドに本社を置くHCLTechは、世界60カ国に227,000⼈以上の従業員を擁するグローバル・テクノロジー・カンパニーであり、デジタル、エンジニアリング、クラウド、AIを中⼼に、幅広いテクノロジーソリューションおよび製品のポートフォリオによって業界をリードするサービスを提供しています。⾦融サービス、製造業、ライフサイエンス・ヘルスケア、テクノロジー・サービス、通信・メディア、⼩売・コンシューマー製品、公共サービスなど、あらゆる主要業種のお客様に向けて、業界に特化したソリューションを提供しています。2024年3⽉までの12ヶ⽉間の連結売上⾼は133億ドルでした。

詳細は、https://www.hcljapan.co.jp/ またはhttps://www.hcltech.com/ をご覧ください。

HCLTech JapanのSNS(LinkedIn https://www.linkedin.com/showcase/hcl-japan/)でも情報を更新しています。

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会社概要

URL
https://www.hcljapan.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区赤坂1-12-32 アーク森ビル32階EAST
電話番号
03-6832-6000
代表者名
中山 雅之
上場
未上場
資本金
2億2000万円
設立
1998年02月