中高生の約7割が「夏休み明けブルー」 相談相手に“AI”を選ぶ生徒も5人に1人

約8割が効果を実感した「ジャーナリング」 中高生による中高生のための手帳『TO BE手帳 for teens』、予約受付開始

feppiness株式会社

約1万人が愛用のスケジュール管理を目的にしない「TO BEリストでウェルビーイングな習慣をつくる」手帳『pure life diary』を展開するfeppiness株式会社(所在地:福岡県糸島市、代表取締役:本橋へいすけ)は、中高生の夏休み明けに対するストレス感度や、自己肯定感と普段のストレス対処の実態を調査しました。

本調査により、約7割の中高生が「学校に行きたくない・気が重い」夏休み明けブルーの経験あると回答。また約7割が「普段モヤモヤやストレスを感じる」と感じており、相談先として友人や家族に加え、AIを活用して気持ちを整理する子どもが5人に1人存在することが明らかになりました。さらに、ストレス対処の1つである”ジャーナリング”※1 を実践した約8割が、心の整理や自己理解に役立つと効果を実感していることがわかりました。

今回の調査で明らかになった“気持ちの整理”をサポートする取り組みのひとつとして、『TO BE手帳 for teens』を発売いたします。

調査背景 

夏休み明けは、生活リズムの乱れや登校への不安から、「夏休み明けブルー」と呼ばれる憂うつな気持ちを抱く子どもが少なくありません。

また、夏休みが明ければ普段の生活が始まり、学校生活や部活、友だちとの関係…と忙しい毎日を送る中高生も多く、「やるべきこと」に追われ、情報があふれる日常の中で「自分がわからない」と悩み、自信を失う若者が増えています。

モヤモヤした気持ちを抱える中高生も多い一方で、それに対する根本的な解決策を学ぶ機会は多くありません。

こうした状況を踏まえ、中高生が悩みやストレスを抱え込まず気持ちを整理できるか方法を探るため、今回の調査を実施しました。

※1 ジャーナリングとは 、自分の思考や感情をノートや手帳に書き出すこと。心を整理できたり、自分を理解したり、客観視しやすくなる。

調査結果サマリ 

■ 約7割の中高生が「学校に行きたくない・気が重い」夏休み明けブルーの経験あり
■ 夏休み明けブルーの原因は「朝起きられない」43.3%と最多、次いで「生活リズムの乱れ」35.8%、「友達関係への不安」28.4%
■ 中高生の約7割が「普段モヤモヤやストレスを感じる」経験あり
■ 中高生が感じるストレスの最多は「友人・クラスの人間関係」49.9%、次いで「勉強や成績」47.2%、「将来への不安」40.2%
■ 中高生が普段感じることがある感情「人と比べて落ち込む」52.4%、「自分を責めてしまう」47.4%、「自分の気持ちを我慢することが多い」41.1%

■ ストレス対処法1位は「音楽を聴く」55.3%、続いて「寝る・休む」51.4% 。 5人に1人が「AIに相談」
 ■ ジャーナリングの認知度は4.3%、実践者は1割未満ながら約8割が効果を実感

調査詳細 

■ 約7割の中高生が「学校に行きたくない・気が重い」夏休み明けブルーの経験あり 

「夏休み明けに「学校に行きたくない」「気が重い」と感じたことがありますか?」と聞いたところ、「よくある」35.6%「ときどきある」36.5%と、合わせて72.1%が夏休み明けに『学校に行きたくない』『気が重い』と感じた経験があることが分かりました。夏休み明けに憂うつさを抱える“夏休み明けブルー”が多くの中高生に広がっている実態が明らかになりました。

■ 夏休み明けブルーの原因は「朝起きられない」43.3%と最多、次いで「生活リズムの乱れ」35.8%、「友達関係への不安」28.4%

「夏休み明けの憂うつな気持ちを感じるとしたらどんなことが原因だと思いますか?」と尋ねたところ、最も多かったのは「朝起きるのがつらい」(43.3%)、次いで「生活リズムの乱れ」(35.8%)、「友達関係への不安」(28.4%)と、生活習慣に関する理由が上位となりました。

■ 中高生の約7割が「普段モヤモヤやストレスを感じる」経験あり

普段の生活の中でモヤモヤしたりストレスを感じることがあるかを尋ねたところ、「よくある」26.2%、「ときどきある」44.7%と、あわせて70.9%がストレスを実感していることが分かりました。

■ 中高生が感じるストレスの最多は「友人・クラスの人間関係」49.9%、次いで「勉強や成績」47.2%、「将来への不安」40.2%

ストレスの具体的な要因を尋ねたところ、最も多かったのは「友人・クラスの人間関係」49.9%、次いで「勉強や成績」47.2%でした。さらに「将来への不安」40.2%や「自分に自信がないこと」29.9%も上位に挙がり、人間関係や学業といった日常の課題に加え、自己肯定感や将来への見通しに関する悩みも大きなストレス源となっていることが分かりました。

■中高生が普段感じることがある感情「人と比べて落ち込む」52.4%、「自分を責めてしまう」47.4%、「自分の気持ちを我慢することが多い」41.1%

「普段感じることがある感情」について尋ねた設問では、「人と比べて落ち込む」と答えた生徒が52.4%と最も多く、続いて「うまくいかないと自分を責めてしまう」47.4%、「自分の気持ちを我慢することが多い」41.1%という結果でした。

■ ストレス対処法1位は「音楽を聴く」55.3%、続いて「寝る・休む」51.4% 。 5人に1人が「AIに相談」

ストレスやモヤモヤを感じたときの対処法について尋ねたところ、最も多かったのは「音楽を聴く」55.3%、次いで「寝る・休む」51.4%、「SNSを見る」29.2%で、“気分転換型”の方法が上位を占める結果となりました。

一方で、「友人に相談する」(25.8%)や「家族に相談する」(20.1%)といった身近な人への相談に加え、「AIに相談する」と答えた人も21.0%と、家族への相談とほぼ同水準の結果となりました。

■ ジャーナリングの認知度は4.3%、実践者は1割未満ながら約8割が効果を実感

中高生に「ジャーナリングを知っていますか?」と尋ねたところ、「知っている」と答えたのはわずか4.3%。さらに「実際に行っている」と回答したのも1割未満にとどまりました。

一方で、実践経験のある中高生に効果を尋ねると、「モヤモヤが整理できる」47.0%、「気持ちが落ち着く」39.1%、「自分の考えに気づける」36.5% と、実践者のうち80.9%が心の整理や自己理解に役立つと回答。

認知度や実践率は低いものの、効果は高く、日常的に取り入れる価値のある習慣であることが明らかになりました。

 調査概要 

調査対象:全国の中学1年生~高校3年生の男女 

調査期間:2025年7月23日~7月26日 

調査方法:インターネットによる任意回答 

回答人数:n = 416人

※本リリースの調査結果をご利用いただく際は【pure life diary 調べ】とご明記ください。

 調査に対するコメント 

調査からは、AIが新しい相談先として中高生に受け入れられている実態が浮かび上がりました。

一方で、AIを心のセルフケアや自己理解として有効活用するためには、「自分は何を感じているのか」「どうしたいのか」を言葉にし、AIとやりとりする対話力が不可欠です。

その手段として適しているのが“ジャーナリング”です。モヤモヤを言葉にすることで気持ちが整理され、自己理解を深める基盤にもなります。

AIは「安心してなんでも話せる場」としての可能性を持ちながらも、気持ちを整理し自己理解を深めるには、言葉にする力を養う“ジャーナリング”との組み合わせが効果的です。

自己対話による自己肯定感の回復は科学的にも証明されており、ジャーナリングはその実践的な方法のひとつです。※2

こうした習慣を通じて、中高生が自分の気持ちや価値を認められるようになり、自己肯定感の向上につながることが期待されます。

※2 米国の心理学者ジェームズ・ペンネベーカー博士の研究では、感情や出来事を1日15〜20分、数日間にわたって書き出す「エクスプレッシブ・ライティング」を行った学生が、その後の通院回数が減少し、免疫機能やメンタルヘルスが改善する効果が報告されています。

中高生による中高生のための手帳『TO BE手帳 for teens』予約受付開始 

「勉強や部活、友達関係、SNS…やることが多い。忙しくてこなすことで精一杯」 「自分のことがよくわからない」 「生活習慣を整えて元気に過ごしたい」

『TO BE手帳 for teens』は、そんな学生さんの悩みに寄り添うために生まれました。

スマホから少し距離を取り、「やるべきこと(TO DO)」ではなく「ありたい自分・やりたいこと(TO BE)」を考え、実践できる手帳です。

全国の学生さんや先生方と一緒に考えつくりあげたこの手帳は、日々の気持ちを書き出すことで心を整理し、自分を知るきっかけになります。

本手帳は、考えや気持ちを書き出すジャーナリング初心者や自分と向き合うことに慣れていない中高生でも無理なく取り組めるよう設計しました。

ジャーナリングは「何を書いてもいい」という自由さがある一方で、「何を書けばいいかわからない」と悩む人も少なくありません。

TO BE手帳には、うれしかったことや日々の気持ちを書き出せるページ、大切にしたい価値観や強みを見つけるワーク、モヤモヤした感情を整理するステップなどを収録し、“ガイド付きのジャーナリング手帳”として活用いただけます。

■主な特徴

・日付フリーの3ヶ月分+動画サイト&無料コミュニティつき

・表紙のカラーは4色。気分や好みに合わせて着せ替えできるリバーシブル仕様。 

 心の余白(表紙裏面:ブルー)/  青春(表紙裏面:ピンク) 

 自由のつづき(表紙裏面:ホワイト)/ 眠っていたきもち(表紙裏面:イエロー)

・「TO BEワーク」「デイリーページ」「ふりかえりページ」など、自己理解を深める構成

■サイズ・仕様

 A5判/全80ページ/上質紙/しおり2本つき

 縦約21.5cm×横15.4cm×厚さ約0.5cm 

▼ 購入サイトはこちら

https://shop.purelifediary.com/pages/tobe-diary

TO BE手帳 for teens 開発者からのメッセージ

井上 ゆかり

カウンセラー 

pure life diary 開発者 

feppiness株式会社 執行役員

以前参加した海外インターンシップでの学生さんたちとの出会いが、今回の『TO BE手帳 for teens』開発プロジェクトの原点になりました。

参加している中高生のみなさんと会話し、同じ体験をする中で、彼ら彼女らの持つ可能性の素晴らしさと、可能性に蓋をされてしまっている両面を見て、もどかしい気持ちになりました。

自分と向き合う小さな時間や習慣があれば、その可能性はもっと伸びるのではないか。 そして『pure life diary』という手帳を通じて、1万人以上の方の「自分を知り、深め、変化する」を伴走をしてきた私たちだからこそ、できることがあるのではないか。

そう考えたことが、この手帳を形にするきっかけになりました。

勉強や部活で忙しい毎日の中で、やりたいことを考える時間はなかなか持てないもの。 自分と向き合う時間をつくりたいけれど方法が分からない、そんな中高生のための手帳です。

忙しい日々の中、そっとやさしく寄り添える存在になれたらうれしいです。

 会社概要 

feppiness株式会社(フェピネス)

feppiness=feel(感じる)+happiness(しあわせ)。 「「しあわせを感じられる」がめぐる世界へ」をビジョンに掲げ、日々生きづらさを抱えて生きている「まじめながんばり屋さん」の悩みを解決し、「らしさ」が開花するサポートをしています。 1年間の毎月無料サポートで経済的な事情に関わらず、自分を知り、深め、変化の伴走をしていく手帳『pure life diary』 、感情や他人の言動に振り回されない心理的柔軟性を育む『カウンセリング講座』、手帳の先の飛躍を伴走する『pure life コーチング』 、その他にコミュニティ運営などを行っています。 『pure life diary』は福岡県初の「WELLBEING AWARD2024 FINALIST」に選出。 読売テレビ『す・またん!』、Abemaヒルズ、NHK『あさイチ』、『読売新聞』、雑誌『STORY』『日経WOMAN』 などメディア掲載多数。

 自分の気持ちに向き合うジャーナリング手帳『pure life diary』 

pure life diary は、自己管理しようとつい自分に厳しくなってしまう人が、ありたい自分・なりたい自分を描き、本来の自分の気持ちに気づき大切にするTO BE思考を習慣にしていくための手帳です。そのため、タスクやタイムスケジュールを書くページがないのが大きな特長。また、手帳を使うために必要な「誰も置いてけぼりにしないサポート体制」も好評です。

また幸福度に寄与するウェルビーイングな習慣を作る手帳として「WELLBEING AWARD 2024」にて、多様な幸福と健康に向き合い、認め合える社会づくりに貢献した「モノ・サービス」部門「WELLBEING AWARDS FINALIST」に選出されました。

基本情報

社名    : feppiness株式会社 

本社所在地 : 〒819-1601 福岡県糸島市二丈深江2-5-16 

代表取締役 : 本橋へいすけ 

設立    : 2021年8月2日 

事業内容  : 手帳『pure life diary』の企画・販売事業、コーチング・カウンセリング事業 

        コミュニティ運営、ビジネスプロデュース事業

ホームページ: https://purelifediary.com/company/

YouTube https://www.youtube.com/@purelifediary

Instagram https://www.instagram.com/purelife_diary/ 

X https://x.com/DiaryPurelife

<お問い合わせ>

本調査の内容、取材のご依頼などについては、下記連絡先へお気軽にお問い合わせください。

feppiness株式会社 

広報担当:中(なか)、杉野 

info@feppiness.co.jp

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会社概要

feppiness株式会社

3フォロワー

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URL
https://purelifediary.com/company/
業種
サービス業
本社所在地
福岡県糸島市二丈深江2-5-16
電話番号
-
代表者名
本橋平祐
上場
未上場
資本金
150万円
設立
2021年08月