オブザーバビリティ(可観測性)プラットフォーム「New Relic」がアスクル新Webサイトに採用

~開発時の不具合や負荷課題時の調査から再テストにかかる期間を約80%短縮、B2B最強ECサイトの実現に向けて「高速な仮説検証能力」を強化~

New Relic株式会社

デジタルビジネスに可観測性プラットフォームを提供するNew Relic株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:小西 真一朗、以下「New Relic」)は、提供するオブザーバビリティ(可観測性)プラットフォーム「New Relic」が、アスクル株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:吉岡 晃、以下「アスクル」)が開発を進める企業向け通販サービス「ASKUL」「SOLOEL ARENA」を統合した新アスクルWebサイトに導入されたことを発表します。


導入の背景と経緯

オブザーバビリティプラットフォーム「New Relic」は、アスクルによる中小事業所向け通販サービス「ASKUL」と中堅大企業向け通販サービス「SOLOEL ARENA」の統合プロジェクトにて導入いただきました。最新のテクノロジーを全面的に採用した新アスクルWebサイトでは新機能のリリースサイクルや機能改修のスピードアップ、および全社レベルでSRE(Site Reliability Engineering)の考えを浸透させることを目指しており、それらの実現に向けて、New Relicが活用されています。


New Relicの導入と想定効果

New Relicは、新アスクルWebサイトの開発において、エンジニアと非エンジニアが協力してユーザー体験やサービス品質を継続的に改善・向上させ、顧客とともに進化するアスクルを実践するために活用されています。

New Relicの導入により、CI/CDを実践するモダンなアプリケーション開発に「高速な仮説検証能力」が組み込まれ、不具合等を出さない開発プロセスへとさらなる進化を遂げました。不具合や負荷課題があった際の調査、修正および再テストまでの期間が約80%短縮されるといった効果も出ています。

また、運用フェーズでは、多数の機能コンポーネントが連携するマイクロサービス環境で、複雑なサービス連携の全体像を誰の目にもわかるよう可視化し、トラブルシューティングを迅速化しています。

さらに、New Relicの観測データは、エンジニアと非エンジニア(経営層やビジネス部門)を結ぶ「共通指標」「共通言語」としての役割も果たしています。アスクルが全社で取組む「品質KPI」では、商品の破損率、誤出荷率、納期遅延率などを評価しながら改善活動を進められておりましたが、New Relicの観測データのひとつである「ECサイトの可用性と応答速度」が、新たに加えられました。


アスクル株式会社 テクノロジー本部 プロダクトマネジメント 統括部長 内山陽介氏 コメント

「ECサイトでのお客様体験やサービス品質の向上は、部門や業務を問わず全社員が意識すべき指標であると考えています。新アスクルWebサイトを通じてビジネスを成長させるために、CI/CDを実践するモダンな開発チームと、顧客視点を持ったモダンなインフラチームを整えました。両者をより強く結びつけて高速な仮説検証のサイクルを生み出すために、そしてB2B最強ECサイトの実現のために、SREの考え方とNew Relicを活用していきます。」


New Relic 代表取締役社長 小西真一朗 コメント

「新アスクルWebサイトとB2B最強ECサイトの実現に向けたチャレンジに、New Relicが貢献できることを大変光栄に思います。高速な仮説検証能力を備えたテックカンパニーへの変革にも、New Relicのエンドツーエンドオブザーバビリティ(可観測性)をお役立ていただけるものと確信しています。」



■ 「アスクル」New Relicご採用事例の詳細は以下をご参照ください。

https://newrelic.com/jp/customers/askul

■ その他のお客様によるNew Reilc採用事例は以下からご覧いただけます。

https://newrelic.com/jp/customers

■ 本プレスリリースのURLはこちらです。

https://newrelic.com/jp/press-release/20230907

■ New Relicのファクトシートやロゴ等は、以下からご確認いただけます。 

https://newrelic.com/jp/about/media-assets


■コーポレートイベント「FutureStack Tokyo 2023」(9/13開催)のご案内

New Relicは、9月13日に4年ぶりのコーポレートイベント「FutureStack Tokyo 2023」を東京・汐留にて開催いたします。当イベントは、日本発のデジタルサービス、ITシステムに関わるすべての皆様を対象に、オブザーバビリティに関する市場・技術トレンド、お客様のご活用事例、弊社プロダクトの進化とその市場インパクトなどの発表・共有を行う場と位置付けております。アスクル様他多数のお客様にご活用事例をご講演いただく予定です。


会期: 2023年9月13日(水)13:00〜17:45

会場: 東京都中央区銀座8-21-1住友不動産汐留浜離宮ビル ベルサール汐留

参加登録ページ: https://www.event-info.com/futurestack_tokyo/business



■New Relicについて

2008年に創業したNew Relic は、デジタルビジネスのあらゆる重要指標を観測可能にする「オブザーバビリティ(可観測性)プラットフォーム」を提供しています。デジタルビジネスを構成するアプリケーションやインフラストラクチャだけでなく、ユーザー側の顧客体験状況までをも観測可能にするため、企業はデジタルサービスの障害検知、顧客体験の低下検知、潜在的な問題やボトルネックを早期特定し解決するDevOps チームを生み出します。これにより、企業は取り組むべきデジタル変革を、計測可能な戦略へと変化させることができます。New Relicの全世界顧客数は16,000以上、Fortune 100企業の過半数で採用されており、日本でも数百社を超えるお客様のデジタル変革を支援しています。New Relicが支持されている理由は、newrelic.com/jpをご覧ください。


■オブザーバビリティ(可観測性)プラットフォーム「New Relic」について

New Relic はお客様がより完璧なソフトウェアを作成するために構築された、最も強力なクラウドベースの観測プラットフォームです。世界中のエンジニアリングチームがNew Relic を利用して、アップタイムとパフォーマンスの向上、規模と効率の向上、市場投入までの時間の短縮を実現しています。New Relic には、組織がオブザーバビリティを実現するために必要なすべての機能が含まれています。


  • Telemetry Data Platform:

    ペタバイト規模であらゆるタイプのアプリケーションやインフラストラクチャのデータを収集、可視化することができます。これは、すべての運用データの単一で正しいソースとなるように設計されています。


  • Full Stack Observability:

    APM、インフラストラクチャ、ログ、デジタルカスタマーエクスペリエンスにまたがるソフトウェアスタック全体を1つのコネクテッドエクスペリエンスで簡単に分析し、トラブルシューティングを行います。


※New Relic は、New Relic, Inc.の登録商標です。

※本文書内の製品名および会社名は全て、それらの登録名義人の商標である場合があります。


将来予想に関する記述

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会社概要

New Relic株式会社

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URL
https://newrelic.com/jp
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー18階
電話番号
03-4577-9065
代表者名
小西 真一朗
上場
未上場
資本金
-
設立
2018年08月