「メンタルを強くするメカニズム」スポーツチームにおいてメンタルトレーニングに重要なコミュニケーションの捉え方とは?!
〜のべ2万人ものアスリートに研修を行ってきた坂井伸一郎と橋本英郎×若山聖祐を招待!Spoducationオンラインセミナレポートsupported by BAND〜
最近多くのスポーツチームでは、指導者同士ではもちろん、子どもや生徒、保護者とのコミュニケーションについて教育や環境にて課題を感じるリーダーが増えています。そこで、BANDは全国スポーツチームの指導者が現場でより効率的なチーム運営ができるように、多様な教育方法やリーダーの教育に関わるさまざまなお役に立てる情報やコンテンツ、サポートを提供していきます。
<BANDがさまざまな形で全国のスポーツチームを応援します!>
・BANDスポンサーキャンペーン
スポーツチームの活動には、あらゆる場面において様々なサポートが欠かせませんが、BANDがスポンサーとなり、全100チームに豪華パッケージや施設の利用を提供しました。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000110660.html
・【大好評につき第2弾決定】BANDスポンサーキャンペーン
夏のスポールチームの大会を応援、2万円相当分をサポートと参加者全員分のオリジナルうちわを提供しました。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000024.000110660.html
・BAND×Sportivoスポーツチーム応援キャンペーン
史上最大級のレンタルコート利用料5,000円OFFクーポンプレゼントしました。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000110660.html
・オンラインセミナー
「SPODUCATION(スポデュケーション)」をサポートし、スポーツ界を支える関係者、監督、指導者、コーチや教育の関係者などからお話を伺い、様々な角度から方法を各テーマを以てオンラインセミナーを行っています。
・第1回目
FC東京の森重真人選手と、大阪体育大学客員教授でサッカー指導者の池上正氏を招待、二人が思う「コミュニケーションの作り方」とは?
https://jpblogband.wpcomstaging.com/2023/03/20/spoducation01/
・第2回目
約1000日間の高校生活のサッカー部、「部署制度」でコミュニケーション力を育む!新年度連絡方法でトライすることとは?
https://spoducation.jp/interview/40586/
第3回目オンラインセミナー内容
トップアスリートは「メンタルが強い」とよく言われる。アスリートが、いかに勝負の世界で戦えるメンタルを身につけたかを知ることで、強い心を育むヒントとなるメカニズムについて、のべ2万人ものアスリートに研修を行ってきた坂井伸一郎さん、国内最高峰の舞台Jリーグで戦ってきた橋本英郎さん、育成現場で活躍する若山聖祐さんの経験談を交え、メンタルを強くするメカニズムについて話を伺いました。
*オンラインセミナーの一部を抜粋しています。
■ コミュニケーション力向上がメンタルを強くする
-「分からない」がメンタルを弱くする
坂井「一つは、メンタルは人間の身体でいう眼球みたいに、鍛えるのが難しいことです。鍛えるよりも上手く付き合う、上手くコントロールする、そういうものだと思います。もう一つは、「分からない」がメンタルを弱くすることです。その二つでおおよそ説明がつきます」
若山「私の場合はジュニアなので、まず「分かっていなくて当然」というラインからスタートしますが、ティーチングとコーチングの比重を調整するのは難しいですね」
-他競技の良い部分を積極的に取り入れる
橋本 「今は大学で非常勤講師もやっていて、ピッチではなく授業の中で生徒と向き合うことがあります。生徒に合った言葉のかけ方ができますし、ネガティブな気持ちにさせずに済みます」
─指導者も親御さんも、日々知識や経験のアップデートが必要ですよね。
坂井「すごく重要ですね。要は、我々は先入観の色眼鏡をかけていて、それに気付かないと選択肢や引き出しが増えません。現代の指導者や親、私のような研修講師には、自分の守備範囲を広げることが求められていると思います」
─サッカー選手であっても、ほかのスポーツから学べることはありますよね。
坂井「先入観を取っ払うことで新しいプレーや戦術が生まれることもあります。自分達がいる枠を常に意識しながら、そこから少し出る。スポーツに限らず、そんなことが求められる時代だと思いますね」
-各選手のレベルに合わせたコミュニケーションを
若山「指導者が見られない時でも成長を見守れる、保護者とのコミュニケーションは大事だと考えています。ただ、育成年代は個々の成長速度に差があるので、子どもによって教えられる量にも差が生じます」
橋本「親御さんには説明しやすいので、まだ良いですよね。子ども自身が同じような不満を感じていたらどうしますか?サッカーが苦手な子には丁寧に教えますが、細かく言わなくても分かる得意な子にはラフになりがちです。他人に嫉妬したり、自分に失望したりしないかは心配ですね」
若山「すごく敏感になる部分ですね。その時には「君はコーチに言われなくても、できると思っているから」のように、ちょっとしたフォローを入れますね。ただ、これを皆の前で言ってしまうと、ほかの子は良く思いません。だから、その子が一人になるタイミングを見計らって言ってあげます。そういう努力はしていますね」
-皆で作っていく意識を持ち、自己開示していく
坂井「簡単に言えば、自分がしたい話をするのではなく、相手に知ってほしい話をする、といったことです。先ほど、分からないことがメンタルを弱くするとお話しました。「分からない」の代表格は「他人」です。相手の「分からない」を減らそうと思ったら、自分のことをちゃんと伝えてあげる必要があります。要するに自分の考えを共有する「自己開示」が大事です」
橋本「こういう機会に自分とまた向き合って、それをしっかり伝えていく。不安を解消できるように、自分から動いていくことが大事だなと思いました。あとは、一つの物事に対して色んな見方ができることも伝えていきたいですね」
■ 指導者・選手双方のコミュニケーション力向上のための補助ツール
今回のセミナー出演されているトリアネーロ町田の若山監督も実際にご活用いただいているBANDアプリであれば、まとめて実現が可能です。
-アンケートで選手たちの「分からない」を効率よく把握
「分からない」がメンタルを弱くする要因としてあげられていましたが、そういった声は大勢の前では言いにくいものですし、だからと言って個別で聞き取りをしていくのも時間がかかります。
そこで、匿名性の高いアンケートを活用し定期的に選手に聞き取りを行なうことで、選手も安心して答えられ、ひとりひとりの状況や意見も効率よく収集することができます。
-多様なグループからノウハウを学ぶことが可能
既に話を聞ける環境にいるのであれば問題ありませんが、他競技や全く別のコミュニティの方との関係性を1から作ろうとするのは敷居が高いですよね。
BANDでは定期的に様々なグループの方へインタビューを行っており、活用の事例から運営のノウハウを記事としてみなさまに公開しています。
普段はなかなか関わることが難しいコミュニティでの考え方なども学べるため、教育における引き出しを広げることにも十分に役立てることができます。
-自己開示の場として一括で情報配信
「BAND」では、選手や保護者を交えたチーム全体へのお知らせを1回の投稿だけで済ませられるだけでなく、既読確認により閲覧者をいつでもチェックすることができます。
その為、リマインドが必要な方を随時把握する事ができるので運営効率もあがるだけでなく、作業の手間を大きく減らすことが出来ます。
また、お知らせ登録をすることで投稿を上位表示させることもできるので、必要な情報が下に埋もれてしまう心配もありません。
<第3回のオンラインセミナー詳細はこちら>
https://spoducation.jp/interview/40958/
ゲスト紹介
坂井伸一郎(株式会社ホープス 代表取締役/アスリート研修講師)
1970年5月21日、東京都世田谷区。株式会社ホープス 代表取締役社長。プロフェッショナルコーチ(ACC、CPCC)。成蹊大学卒業後、株式会社高島屋に入社して13年間在職。在職中は老舗百貨店ならではの社会人基礎力・礼儀マナー・顧客や店舗スタッフとのコミュニケーションを現場で学び、後には販売スタッフ教育や販売スタッフ教育制度の設計も担当した。その後、ベンチャー企業役員を経て、2011年に独立起業。現在はプロスポーツ選手やトップアスリートに向けた座学研修を行う会社を経営し、顧客には東京ヤクルトスワローズ・読売ジャイアンツ・阪神タイガース・埼玉西武ライオンズ・千葉ジェッツ・サントリーサンバーズ他、様々な競技のトップチームを持つ。自らも講師として年間1,000名を超えるアスリートに座学指導を行っており、講師としての専門領域は、マインドセット・アスリートリテラシー・チームビルディングなど。アスリート向け研修のメソッドに関心を寄せる企業や学校からも講師登壇の依頼が絶えず、導入企業の人事担当者や受講生からは「理解度が高い」「学びの定着度が高い」「即実践できる指導だった」といった評価が多く寄せられている。
橋本英郎(サッカー元日本代表/関西大学非常勤講師)
1979年、大阪府出身。ガンバ大阪ジュニアユースからガンバ大阪ユース(同期に稲本潤一と新井場徹)を経て、1998年にガンバ大阪トップチームに昇格。ガンバアカデミーの過酷な生存競争の中、府内有数の進学校である大阪府立天王寺高等学校から大阪市立大学経済学部に進み、卒業している。2005年にクラブ初のリーグ優勝に貢献し、チームの主軸として活躍。2,007年に日本代表に選出される。その後、ヴィッセル神戸、セレッソ大阪、東京ヴェルディなどでプレーし、メンターとしてチームをけん引。2019年よりFC今治にてプレー。今年1月、現役引退を発表。2014年にプエンテFCスクールを開講し代表に就任。現在はメディアでの執筆など多方面で活躍しながら関西大学非常勤講師と務める。
若山聖祐(FCトリアネーロ町田監督)
1985年5月22日生まれ 東京都大田区出身。アルバイトをしながら川崎市にある少年団・菅FCのコーチで指導キャリアをスタートし、南菅中学校、日体荏原高校、YASUサッカースクールなど幅広い年代の指導を駆け持つ。4年目で菅FCをバーモントカップ全日少年フットサル大会全国大会出場に導き、2016年にFCトリアネーロ町田を立ち上げ。クラブ設立5年目にして、2020年度JFA第44回全日本U-12サッカー選手権大会優勝を成し遂げた。
■BANDアプリ ダウンロード
(App Store/Google Play)
https://band.onelink.me/SXNx/iqvbfivv
■BAND公式サイト
https://about.band.us/jp
BANDについて
「BAND(バンド)」はグループのための無料コミュニケーションサービスです。2012年8月にリリース後、現在全世界で1億ダウンロードを突破していて、アジア圏やアメリカなど世界中で利用者を増やしています。グループ活動に必要な掲示板やカレンダー、出席確認、投票、トーク、音声・ビデオ通話、ライブ配信など、さまざまな機能を無料で提供しています。グループ運営や管理において手間を省くことができ、グループコミュニケーションがより効率良くすることができます。
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