立正大学×一般社団法人フィンテックガーデン 課題解決型「シン・インターンシップ2025」を開催

学生チームが5日間で起業支援サイトのコンテンツを共創――DX・起業支援をテーマに“リアル”な業務を体験

Nキャリア株式会社

一般社団法人フィンテックガーデン(本社:東京都中央区、理事長:義永洋士)は、「モラリスト×エキスパート」を育む立正大学〈9学部16学科7研究科を有する総合大学(品川・熊谷にキャンパス)〉からの強い要望により、2023年度、2024年度の実施に続き、2025年度も実在企業の経営課題に挑む課題解決型「シン・インターンシップ」を開催しました。

一般社団法人フィンテックガーデン

国内のフィンテックデータを統合する共通プラットフォームを構築するFintech-Garden

【名称の由来】
フィンテックガーデンの「ガーデン」の由来は個々の業種業態ごとのプラットフォーム、つまり「庭」を作るという所から派生しています。

コンピュータシステムの研究・専門的な人材の育成を目指し2019年に設立いたしました。高い技術力、高度な知識を持った人材を輩出することにより、国内産業の活性化に寄与することを目的とし、税務システムや、金融機関システム、DXの推進機関の研究、開発を行っております。さらに、電子インボイス、IT管理者の育成機関として「DX診断士協会」、IT技術者の育成を目指したコンテストとして「フィンテックアワード」、金融の専門家を輩出すべく「融資アナリスト協会」などを運営し、業界全体のDXと人材育成に貢献しています

シン・インターンシップとは

本プログラムは、文部科学省・厚生労働省・経済産業省の3省による合意「インターンシップの推進に関する基本的な考え方」および産学協議会基準に準拠した「タイプ3(汎用型能力・専門活用型)」相当の要件を満たす高度な学修設計で、学生が実在企業の経営課題にチームで向き合い、提案まで行う“超実践型”です。

この「産学協議会準拠マーク」は「タイプ3」のプログラムにのみ使用できます。

※タイプ3 汎用型能力・専門活用型インターンシップ 

受入れ先の企業にて、企画提案や課題解決の実務経験等、学生がその仕事に就く能力が自らに備わっているかどうかを見極めることを目的に自らの専攻を含む関心分野や将来のキャリアに関連した就業体験を行うものです。

課題解決のテーマは、『国内最大・起業家支援サイトのコンテンツ作成』

一般社団法人フィンテックガーデンにおける、5日間にわたる課題解決型インターンシップでは

参加した大学生達が「どこかに就職することだけではなく、起業という選択肢を持ちたい!」と感じさせる講義をしていただいた株式会社フリーウェイジャパン(東京都新宿区)の代表取締役社長、井上達也氏。井上氏の起業・フリーランスを志す方々へ向けて、実践的な知識とリアルな教訓をまとめた動画シリーズ、「起業を考えたら必ず読む本」動画版の収録なども行ないました。

井上達也氏について

1961 年生まれ。株式会社フリーウェイジャパン代表取締役。

株式会社日本デジタル研究所(JDL) を経て1991年に株式会社セイショウ(現、株式会社フリーウェイジャパン)を設立。当時としては珍しく大学在学中にマイコン(現在のパソコン)を使いこなしていた経験と、圧倒的なマーケティング戦略により、業務系クラウドシステムでは国内最大級のメーカーに急成長させる。中小企業のITコストを「ゼロ」にするフリーウェイプロジェクトは国内の中小企業から注目を集め60万ユーザー(2025年06月30日現在)を獲得。多くの若手経営者の支持を集めている。著書に『起業を考えたら必ず読む本』『伸びる税理士事務所のつくり方』(以上、明日香出版社)などがある。

今回の実習のテーマは、「デジタルと起業支援の融合」

DX支援コンテンツの開発:フィンテックガーデンが持つ金融・会計の知見を活かし、DXに悩む中小企業やフリーランス向けの解説記事・動画を制作。2024年度の実習では動画撮影や脚本作成が貴重な体験になったという声があり、今年はより高度な編集やデータ分析にも挑戦。

起業支援サイトの機能設計:学生自身が起業家視点で新機能を提案し、プロトタイプ制作やユーザー調査を行います。学生と討議した経験を踏まえ、実用性と革新性を両立させる指導。

ビジネスのルール理解:知的財産やコンプライアンスなど、ビジネスで必須となる視点を専門家から学ぶ。

サイト内における動画を作成するという課題にたいして、自分たちで脚本を作成し、動画を撮影。積極的に発言し、学生自らで行う作業も多かったことで、協調性も育まれた。また、自分の中でフリーランスという選択肢が増えたことも大きい

「成功者のアドバイスは聞くべきだが、成功してない人のアドバイスはむしろ危険」という考えに基づき、この動画では起業家やフリーランスが直面する現実と、成功への道を切り拓くためのヒントを具体的なエピソードと共に解説

企業担当者からの声 (一般社団法人フィンテックガーデン 義永洋士さん)

【シン・インターンシップで目指したもの】

一般社団法人フィンテックガーデンの義永洋士理事長は、今年のプログラムでは 起業家と学生が学び合うYouTube対談動画の制作を目指したと説明します。学生は自ら企画した質問をもとに起業家へのインタビュー動画を撮影し、視聴者を意識した話し方や質問の組み立て方を学びました。初めての撮影で緊張しながらもカメラの前に立つことで「初めてやることに怖がらないこと」「積極的に挑戦すること」の重要性を理解し、回を重ねるごとにより自然な表情で話せるようになったという声もありました。

義永理事長は「学生には動画というツールを使って、多様な働き方や起業のリアルを広く伝えてほしい」と語っています。対談動画は起業を考えている人やフリーランスを目指す人に向けた内容で、学生と起業家が互いの視点を共有しながら議論したことで、従来のサイト作りでは得られない発見があったと振り返ります。学生たちは動画制作に加え、動画を通じた情報発信や広告方法の工夫も学び、起業家やフリーランスを支援する新しいコンテンツづくりに挑戦しました

そして、今回も、起業の第一人者である井上達也氏(株式会社フリーウェイジャパン代表、起業を考えたら必ず読む本等著書多数)をお招きしました。学生たちは井上達也氏の起業時の話やビジネスの作り方などを聞き多くの知識を得たようです。

弊社として、3カ年に渡って取り組ませていただくことができた⽴正⼤学における課題解決型「シン・インターンシップ」は、学生が企業が作った課題に対して取り組むビジネス体験、育成プログラムとして反響が大きく、他大学からもご連絡をいただく機会が増えました。今後、さらに多くの大学に普及していくのではないかと強く感じています。

一般社団法人フィンテックガーデンにて、インターンシップに参加した立正大学⽣の声

会社に就職するという進路が、あくまで1つの手段であることを深く学んだ。それはただ起業を志す、という事とも違い、自分のキャリアは複雑に計画を立てることも出来るという新たな視点の獲得である。自分の興味がある業界へ就職し、そこで得られる学びが自分に合わないと感じた時、起業や他への転職という道も数多く存在し、選択することが出来ると学んだ。この気づきを通して、就職活動の中でもある企業に固執して進めるのではなく、視野を広く持ってキャリア形成をしていきたい

実習前はその会社がどれくらい続いているか、など全く興味がなかったが、実習後は、実習の際に会社を10年続けることが出来るのは3パーセントなどと聞き、この会社はどのくらい続いているのかだったり、資本金はどのくらいなのかだったり、いままで気にしてなかったことに興味が湧いてきたりした。

実習前にたてた目標が自分の意見を積極的に言う、という目標を立てた。それを達成することができ、今回の実習を通して身につけることができたため、その部分で成長することが出来た。普通に生活しているだけでは、聞くことの出来ない話や、知ることの出来ないことを、今回のインターンで聞くことが出来、貴重な経験をすることが出来たのでよかった。

今回のインターンシップでは、主に起業について学ばせていただきました。これまで起業に関して学ぶ機会がほとんどなかったのですが、実際に数多くの企業を立ち上げられている井上社長から直接お話を伺いながら5日間活動する中で、さまざまな視点から起業を考えることができました。当初、起業というと非常に難しく特別な人だけが行うものだという印象を持っていましたが、今回の経験を通じて、起業は意外と身近なものであり、自分にも可能性があると感じるようになりました。フィンテックガーデン様での実習では、主に起業家やフリーランスとしての働き方について学ぶことができました。これまで私は会社に就職することを主に考えていましたが、今回のインターンを通じて自分のキャリアにおける新たな可能性や働き方の多様性について理解を深めることができました。また、最終日に行った動画撮影では、会話の中で自分から積極的に質問をすることで、より内容の深い動画制作につなげられたのではないかと思います。撮影を通して、視聴者に良い印象を与える話し方や振る舞いを意識することの大切さを学びました。これらの学びは、今後の面接や社会人としてのコミュニケーションの場でも大いに役立つと感じています。今回のインターンシップを通じて、起業という新しい分野に触れることができただけでなく、将来の働き方について深く考えるきっかけを得ることができ、大変有意義な経験となりました。

ディレクションアドバイザー   (Nキャリア株式会社   代表取締役)

立正大学シン・インターンシップを通じて、

一昨年、昨年に続き、2025年度も三省合意と産学協議会基準に準拠した「政府公認のインターンシップ」として、立正大学の学生を対象とした課題解決型「シン・インターンシップ」を企画・運営いたしました。

本プログラムは、弊社Nキャリアが外部のディレクションアドバイザーとして一から企画設計し、複数の賛同企業を募って実現したものです。学生たちが実際の企業課題を捉え、アイデアを練り、社員とともに提案まで行うというコンセプトは、企業のリアルを体感するプログラムとして好評を得ています。


今年も一般社団法人フィンテックガーデン様をはじめ、優良企業の皆様と連携することで、学生に“圧倒的なレベルアップ”を実感してもらえる機会を提供できたことをうれしく思います。

通信技術の普及やIT技術の発展が目覚ましい現代では、フィンテック業界は独自のアイデアや技術を基に新しいビジネスを展開する企業が多く、政府の支援もあって、今後さらに成長が期待される分野です。成長産業であるフィンテックは、金融・保険・会計など幅広い分野の課題をテクノロジーで解決するため、多様な人材の参画が求められており、学生の皆さんにとって大きなチャンスがあります

ディレクションアドバイザーである弊社としても、成長産業に興味を持ち、若いうちから挑戦したい学生たちが、フィンテック業界で必要なスピード感や失敗を恐れずに行動する姿勢を学ぶ良い機会となったと感じています。


ディレクションアドバイザーとして、一般社団法人フィンテックガーデン様には立正大学の学生を受け入れていただき感謝申し上げます。

また、本プログラムの効果を実感する中で、他大学のキャリアセンターの皆さまから「同様のインターンシップを導入できないか」「共同で開催できないか」といったお問い合わせも増えております。

超売り手市場の今こそ、学生が早期から自らのキャリア形成を考え、職業観を深めることが重要です。

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会社概要

Nキャリア株式会社

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業種
教育・学習支援業
本社所在地
埼玉県富士見市ふじみ野西4-1-1 エスペラントビル5階
電話番号
049-256-7398
代表者名
並木秀陸
上場
未上場
資本金
100万円
設立
2021年03月